こんにちは。
最近、深まる秋を感じながら、とてつもない食欲に脅かされる「なかマケ」さっぴぃです。
秋と言えば「サンマ」ですが、皆さんサンマはもう食べましたか?
気づけば10月も終わり…。
さー。サンマでも食べようかーなんて思って秋刀魚をスーパーで探しますが…むむむ。
こんなにサンマって高かったですっけ?
そんな今日は、サンマに関するお話。
・サンマの旬は9月~11月
・なぜサンマは高くなる?
についてご紹介★
サンマの旬は9月~11月
サンマの旬について、漠然と「秋」というのはインプットされているものの、その本来の理由をご存知ですか?
サンマの群れの一部は、成長しながら回遊し、成魚となる秋頃に日本近海に現れます。
日本各地において、例年8月頃から水揚げが行われます。
1番脂が乗っているのは9月の走りから10月末までと言われており、これらが「サンマの旬は秋」と言われる理由★
なぜ秋刀魚は高くなる?
そんな秋といえばのサンマですが、実は近年値段が上がってきてると思いませんか?
実は日本のサンマの漁獲量は、年々減少傾向にあるんです。
考えられる理由は3つ。
日本以外の国でも秋刀魚が人気
30年ほど前までは、日本の漁獲がほとんどを占めていた秋刀魚。
しかし近年、台湾や中国などでも人気は高まり、各国で漁獲を伸ばしてきているそうで、取り合い状態…。
みんなが捕ったら、サンマいなくなっちゃいますよねー。
どの国も美味しいサンマを手に入れたい!
昔のように日本が独占するわけには、いかなくなっちゃったというわけ。
太平洋に住むサンマの減少
そもそものサンマじたいの数が減少していることも、漁獲量低下の原因。
太平洋に住むサンマが減っている。
日本主体となり、サンマの漁獲量を減らし、資源の回復に努めようという動きも出ているそうです。
地球の温暖化
私が子供の頃から問題視されていた、地球の温暖化。
サンマにまで影響がでているとは…。
日本の近くでの海水温度は上がり、冷たい水を好むサンマが近寄りづらくなったと考えられています。
実際、サンマの群れは従来沿岸においてサンマを採っていた小型船が操業できる範囲にサンマが来ない状況。
サンマが来てくれなければ、とれないですよね。
2021年サンマの小売価格は最高値
総務省統計局から発表されている「小売物価統計調査」によると、スーパーで売られている2021年10月のサンマの平均は100g179円。
これは、最安値をたたき出した2015年5月の72円の約2.5倍。
高いですねー。
3年連続の不漁らしいですよー。
このままサンマは高級魚になってしまうのかしら。
美味しいサンマの見分け方
食べたい時にサンマに出会えたら、なるべく美味しいサンマを選びたいですよね。
新鮮なサンマは
- くちばしが黄色
- 目が澄んでいる
- 体全体に光沢がある
脂が乗っているサンマは
- 太っている
- 触ると(触れたら)ペタッとした感じ
という特徴があります。
参考程度にー。
まとめ(サンマイラスト)
年々、手が出づらくなるサンマですが、せっかく旬を迎えた秋くらいは、食べたいですよねー。
漁獲量を毎年チェックしてみるのも、価格の参考になるかもしれません。
資源量の低下や他の国との漁獲競争によって、毎年漁獲量が減っているサンマ。
また、庶民的な食べ物になる日はいつになるやら。
美味しいサンマが食べたいー。
最後まで読んでくださりありがとうございました。