5月19日は「ボクシングの日」。
1952年に世界フライ級タイトルマッチにおいて、日本初のボクシングのチャンピオンが誕生しました。
チャンピオン白井義男(1923年~2003年)は、4度の防衛にも成功し、日本人にとっては希望の光となっていたとのこと。
2010年に、日本プロボクシング協会がこのチャンピオンが誕生した5月19日を「ボクシングの日」と制定しています。
ボクシングには詳しくありませんが、素人でもわかるプチ雑学★
なぜ、グローブをつけるのか?
なぜ、前日に計量をするのか?
ボクシングの歴史をさかのぼりつつお話します。
ボクシングの原型は超危険なものだった
ボクシングは、現在においても危険を伴う格闘スポーツ★
見ていても、ハラハラドキドキさせられ、殴り合ってる姿を見て興奮する人もいれば、痛々しくて見ているのが辛いと観るのを拒む人もいるでしょう。
でも、現在はきちんとしたルールにのっとって行っているもの。
でも、むかーし昔のその昔はものすごく危険なものだったそうです。
ボクシングの原型と言われているのは、古代ギリシャで行われていた「ピュージリズム」。
拳に革ひもを巻き、現在のフックのような攻撃をたくさん使う格闘技。起源前688年から行われ、古代オリンピック大会の正式種目にもなっていました。
しかし、噛みつき以外は何でもOK。ノールール★
残虐な見せ物ということで、404年に禁止になってしまったそうです。
そもそも論、なぜに殴り会おうなんて思ったんだろう…。そこは不明。
自分は痛い思いをしたくないけど、人が殴り合う姿を見て気持ちをスッキリしたいとか、格闘技として人と人が殴り合い、痛みを伴うことで快感や達成感を味わうといった人もいるからなのかなー。
ちょっと私には理解しにくいことですが、ボクシング事態、好きな人は本当にハマりますもんね★
この格闘技を通して興奮しアドレナリンが出す。やめられない理由はそこにあるーなんていう人、今も昔も変わらないのだろうなー。
話戻って、禁止になってしまったピュージリズム。
復活したのは約1200年後の17世紀イギリス★
しかしグローブ着用、投げ技禁止といったルールが作られたのはさらに200年後★
それまでは、髪の毛をつかまれないように、頭を剃る時期もあったのだとか。
今では考えられませんねー。
確かにグローブなけれぱ、髪の毛を引っ張れますもんねー。
ボクシングなのかプロレスなのかわからなくなっちゃうwww
実は、ボクシングの起源の最古の記録としては紀元前のエジプトだったとも言われています。
エジプトの兵士の格闘術で、それがギリシャに伝わったのだとか。
まー。闘うことは、人間の本能なのかもしれませんねー。
なぜグローブをつけるのか
ボクシングにおいてグローブをつける理由は2つあります。
1つは自分の拳を守るため。素手でやっていた頃は何度も拳に傷を負う選手が後を尽きなかったそうです。確かに素手は痛いよねー。
2つ目の理由は、素手で殴るよりも殴った時の相手へのダメージが強い★
これは、びっくり!素手の方が痛そうー。
いやいや、逆だそうですよー。
グローブには200gから400gの重みがあり、その重みの分だけダメージが強くなるのだとか。
確かに理屈はわかる。でも硬さが拳の方が硬そうだしなー。
でも、安全にかつ強いダメージを与えられるという理由では、グローブ着用の意味はありますよね。
計量が前日に行われる理由
ボクシングは試合の前日になると計量をしてますよねー。
クリアしたとかしないとか、よく話題になるのを目にします。
なぜ、前日なんでしょう。
昔は試合当日に行っていたそうですよ。
世界的には1992年から。日本では1995年から試合前日の計量に変更になっています。
前日にされた理由。それは…「重大な事故を防ぐため」。
え?それだけ?というか、1日変えただけでそんなに違うの?
計量時の選手は、過酷な減量生活を終え、脱水状態にある選手もいます。試合の当日に計量をし、この状態では命の危険が!
いやいや、だったら前日でなくてももっと前でもいいんじゃない?なんて思ってしまうのは私だけでしょうか?
JBCの規定によると、ミニマム級からヘビー級までは、1.36~11.34kg刻みで細かく17の級に分かれています。
軽量級では1.35kgupしただけで階級が1つ上がってしまうのです。
なるべく下の級で闘いたい選手たちはこれまた必死に減量するわけですね。
1日の差がどれだけ大切なのか?
減量後の選手たちのからだは、5ℓの水を飲めば、5kg増える★
5kg~7kgは容易に1日で戻せるのだそうです。
落とすのすっごく大変なのに、増えるのは簡単。
それは、私たちの体と同じですねーwww
あ。ちょっと違うかーwww
いやいや絶対私には無理ー。
人の体ってすごいなーって思います。
まとめ(イラスト)
そんなボクシングの日★
オリジナルのイラスト描いてみました。
殴る側より、殴られているボクサーを主人公にしてしまうのは、何でも受け身である私の悪いところでしょうかwww
攻めた方と殴られた方の★のでかたが違うのわかりますかね?
勝てばスター★
負けたら★が散るwww
あまり痛いの嫌なんですけど、トレーニングを積んでいるボクサーたちの姿は、とても若々しく、輝いている★
何事も必死に頑張ってる姿は格好いいですね。