1923年(大正12年)9月1日。11時58分。関東大震災が起きました。マグニチュード7.9。
死者・行方不明者は約14万2800人以上。家屋全半壊25万戸以上。焼失家屋44万戸。
この大震災を忘れることなく常に災害に備えようということで、9月1日は「防災の日」と制定されています。
今回は「防災の日」にちなんで、知っておきたい防災に関するプチ雑学をまとめています。
同行避難と同伴避難どう違うの?
ペットを飼ってる方は、災害が起きた際避難するのにどうしようーなんて思っちゃいますよね。
ペットも家族★一緒にいたいけど…。
「同行避難」と「同伴避難」てご存知ですか?
ペットと飼い主が避難所まで同行することを「同行避難」と言い、避難した後も一緒の空間で過ごすことのできる避難を「同伴避難」と言うんですって★
ペットの受け入れ態勢は各自治体によって違うので、事前に確認しておくといいですね。
動物アレルギーの方もいるので、なかなかペット同伴は難しいかも。
大切な家族。どうやったら守ってあげられるか考えておきましょう。
寝袋は作れる?
緊急事態。布団を担いで避難することは難しいですよね。
そんな時は寝袋★警視庁警備部災害対策課のTwitterには、寝袋の簡単な作り方までのってました★
用意するのはブルーシートと、毛布とガムテープだけ。
ブルーシートの上に毛布を敷いて、四方をガムテープで貼り、1人分の空間をとって端を曲げれば完成★
保湿性にも優れているのだとか。
いざと言う時のために、ブルーシートは必須ですね。
水はどれくらい必要?
災害に備えていつも頭を悩ませるのが、備蓄の水。
わかっているのですが、家族がいるとそれなりの量の水が必要。
飲料水は最低限3日分必要だと言われています。
それとは別に、物を洗ったりトイレで流したりする生活用水。1日3リットル×家族分は必要だとかー。
そんなに備蓄できるスペース、家にないよー(涙)。
災害に備えるって大変ですねー。
トイレは必要
東日本大震災のアンケート調査にて、調査対象の29自治体の約7割の避難所において、仮設トイレが行き渡るまで4日以上かかったのだとか。
凝固剤入りの簡易トイレや携帯トイレがあるといいですよね。
粉末タイプのものであれば、携帯しやすく燃えるゴミとして処理できるので、準備しておくといいですよ。
ちなみにダンボールに紙おむつをひくと、簡易トイレになります★
ツナ缶でランプ
非常食として缶詰を備蓄しているご家庭も多いのではないでしょうか?
食べるためにももちろんですが、ツナ缶であればツナ缶の油がランプになるなんてことも★
ドライバーでツナ缶に穴を開け、こより状のティッシュなど芯となる綿の紐を差し込み火をつけます。
また、油性のペン先に火をつけると懐中電灯の代わりになりますよ。
あかりが欲しい時、何が火になるか考えると意外と短なものが使えるかもしれませんね。
雪崩に巻き込まれたらすること
雪崩に巻き込まれた時は、両手を使い口の辺りに空間を作る努力をしてみてください★
呼吸のできる空間を作ることで呼吸が確保され生存率がぐっとあがるのだそうです。
地震の時、逃げ込むならお風呂場
家の中で地震にあったら、どこのスペースに逃げ込むのが1番安全だと思いますか?
家で安全なところ…。それは「お風呂場」。
湯船に入れば、柱が倒れてきても身を守れる。水を確保することもできるし、いざとなった時はようもたせる★
あって欲しくないことですが、いざと言う時のために頭の隅に置いておいてくださいね。
まとめ(イラスト)
災害に関する雑学はまだまだ色々ありましたー。
今回ご紹介したものはごく一部★
今一度、自分の家の災害グッズ確認してみませんか?
最後に一つだけ★
咄嗟の時に声をかける際、「逃げろ!」と叫んでも相手は「何から?」と一瞬考えてしまい、遅れをとることがあるのだとか。
本当に危険な時は「走れ!」と叫ぶのがベスト★
たしかにー。
頭の隅に置いておいてください。