3月26日。1985年のこの日、南極大陸に、3つ目の日本の新たな観測拠点として、「あすか基地」が開設されました。
ということで、今回は南極をイメージしたイラストを描こうと思い、色々お勉強★
南極で何を調査しているのか、ペンギンはなぜ北極にいないのか、気になる人にご紹介。
あすか基地
あすか基地は、先にも述べたように1957年に初めて開設された昭和基地以降、3つ目となる越冬隊のために使用された観測拠点。
「あすか」とは、飛鳥文化が新しい時代を切り開いたから、基地の背後の山地が大和三山(奈良県の奈良盆地、飛鳥周辺にそびえる3体の山々)に似ていたことから、選ばれてつけられたそうです。
1986年~1992年まで使用されたいましたが、現在は無人。気象観測のみされています。
南極で何してるの?
南極では人間活動が行われていません。
そのため、地球環境を正確にモニターできると言われています。
地球の未来を読み解くため、世界が南極観測に取り組んでいるのです。
実際、巨大な氷床には過去の気候変動の記録、その上の岩盤には地殻変動の記録、見つかった多くの隕石からは太陽系の記録が残されてると言われています。
地球上の7割の氷床を占めると言われている南極の氷床は、地球の温暖化を制御する冷蔵庫のようなもので、なくてはならないものですね。
※詳しく知りたい方→国立極地研究所
人類が知らないこと、いっぱい調べているんですねー。
私は研究肌ではないので何だか頭が痛くなりそうですが、極地で研究を重ねてる人たちの苦悩や努力があって、今があるわけで、なかなか知ることが難しいですが、たまには何をやってるのか、どうやって生活してるのか考えてみるのも面白いかもしれません。
南極イメージイラスト
そんな南極をイメージして、イラスト描いてみました★
南極物語とペンギンのコラボですwww
南極は、氷ばかりなので、色がないなー。
もっと明るいポップなものにしたかったのですが、ちょっと暗めになってしまいましたー。
南極物語
南極と言えば…。世代でしょうか。「南極物語」をイメージしてしまうんですよねwww
1983年公開。高倉健さん主演の越冬隊の苦難を描いた映画。
でも、これは昭和基地を舞台にした映画でしたーwww
越冬隊に連れてこられた犬たちが、南極に取り残され、タローとジローだけが生きていたというストーリーに子供ながら涙し、南極の自然の怖さを知った映画と記憶しています。
また、観てみようかな★
ペンギンは北極にいないのか?
南極と言えば「ペンギン」。ということで、ちょっと雑学。
動物園に行ったらペンギンを見なくちゃねーなんて人、多いのでは?
ヨチヨチ歩く姿が可愛いですよねー。
ペンギンは南極だけ?
南半球には生息しているそうですよ。
ただ、北極にはいません。
ペンギンの祖先は、ティラノサウルスがいた白亜紀後期、南極大陸やニュージーランド付近で生息していたそうです。
ペンギンが赤道を越えて北極まで行かなかったのは、赤道付近に流れる暖流のため。
暖流にはエサとなる生物が少ないのだと。また、サメなどの天敵も多く、これらを拒みペンギンは赤道は超えません。今後もそれはないとのこと。
ちなみに、ペンギンと1番始めに呼ばれていたのは北極にいた「オオウミガラス」。南極に行った人がこのオオウミガラスに似ている生物がいるということから、現在のペンギンたちが「ペンギン」と呼ばれるようになったそうですよ。
ちなみに、オオウミガラスは、150年ほど前に姿を消したそうです。
ペンギンを北極に連れて行ったら?
では、ペンギンを北極に連れて行ったら?
答えはやっぱり生きていけないのだそうです。
北極には、ホッキョクグマなどが生息しており、水の中では素早く泳げるペンギンも、あんなにヨチヨチ歩いていたら、やられてしまうのだとかー。ですよねー。
ペンギンは、南極で幸せに生きてもらいましょう★