12月3日は、国際障害者デー★
障害者問題への理解と促進。障害者が人間らしい生活を送る権利とその補助の確保を目的とした記念日です。
1982年(昭和57年)12月3日。第37回国際連合総会において、「障害者に関する世界行動計画」が採択されたことを記念して宣言された、国際デーの1つです。
そんな国際障害者デーにちなんで、よく街中で目にすることがあるけど、ちゃんと理解できていなかった障害者に関するマークについて説明しちゃいます。
車椅子のマークは全ての障害者を対象としている
街中でよく見かける車椅子のマーク★
駐車場でも、よく地面に印字されていますよね。
車椅子の人が乗ってる車が停めるとこなんだろうなーなんて思っていましたが、実はあのマークは全ての障害者を対象としているものです。
障害者が利用できる建物や施設であることを明確にするための世界共通シンボルマーク★
車椅子じゃないじゃんなんて、イチャモンつけないでくださいねー。
このマークを見かけたら、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
車についている障害者のマーク
見かけたことあるでしょうか。
これは、肢体不自由であることを理由に免許に条件を付けられている方が運転する車に、努力義務として表示されているものです。
このマークをつけている車に対して、危険防止のためやむを得ない場合を除き、幅寄せや割り込みをした場合、道路交通法の規定により罰せられるので気をつけて下さいね。
また、このチョウチョのようなマークにおいては、聴覚者標識といって聴覚障害があることを理由に免許に条件を付けられてる方が運転する車★
身体障害者標識と同様、このマークの車に対しても幅寄せや割り込みといったことをすると道路交通法において罰せられますー。
まー。どんな時も節度ある運転をして欲しいものですけどねー。
余裕ある運転を心がけて下さいね。
盲人のための国際シンボルマーク
盲人のための世界共通のシンボルマーク★
これは視覚障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられているマークです。
信号機や国際点字郵便物、書籍などについていますねー。
このマークがついている施設などには、視覚障害者のための点字ブロックなどがありますから、点字ブロックの障害になる行為などは避けましょう。
また、視覚障害者にとってのあの白杖は目と同じ。
白杖を使用している人を見かけたら、白杖の邪魔にならないように道をあけるなど心がけましょう。
また、白杖は視覚障害のみならず、肢体不自由、聴覚障害、平衡機能障害などにおいても使用が可能なんだそうです。
知らなかったなー。
知っているのと知らないのとでは、大きな違い。
安心して安全に暮らせるって、健常者であろうと障害者であろうと大切なことですよね。
外見からはわかなくても補助や配慮を必要としている人がいる
これもまたよく見かけるなーと思ったのがこのヘルプマーク★
このマークは、義足や人工関節、内部障害や難病、または妊娠初期の方など外見では分からなくても、補助や配慮を必要としている方々です。(JIS規格)
電車やバス内で席を譲ったり、声をかけたりするなど思いやりを心がけましょー。
決して他人事ではありません。
明日は我が身ですよー。
配慮を必要としている人がいるのであれば、配慮に気づくことができる人間でありたいと思います。
まとめ(イラスト)
他にもまだまだマークはたくさん★
癌などが原因で人工肛門や人工膀胱を造設し排泄機能に障害を持つ人のための「オストメイト用設備/オストメイト」マーク。
補助犬を必要とする人のための「ほじょ犬マーク」。
他にも耳マークやハートプラスマークなど。
内閣府のホームページでちゃんとしたマークが紹介されているので、一度チェックしておくといいかもしれませんね。
世の中の人がみんなHappyになりますように★