5月16日は、松尾芭蕉(まつおばしょう)が奥の細道に旅立った日。
ということで、旅の心、旅人とはなんなのか思索を改めて問いかけることを目的とし、1933年に、日本旅のペンクラブが提唱し「旅の日」が誕生しました。
こんな世の中で、今は旅なんて…と思う人も多いかもしれません。
でも、こんな時だからこそ、世の中が落ち着いたら「旅」に出るのも悪くはない。私なんか落ち着かないからこそ、旅に出たい気分www
旅行会社や観光業界においては2020年厳しいスタートとなってしまいましたが、これから心解き放たれた人達がたくさん戻ってくることを信じて、応援の意味をこめて、旅について語りたいと思います★
「奥の細道」ルート
現代の社会では、「旅」をイメージした時の移動手段は、飛行機や電車、車や、自転車といったものを想像しますよね。
時間がないから、時間もお金で買っちゃうなんて人もいますよね。
そんな現代では考えられない「徒歩」というツールで旅をし、旅行記としてまとめた人が「松尾芭蕉」。
一度はやってみたい、奥の細道ルートコース★
江戸の深川を出発し、日光・松島・平泉へ。
山形から新潟を通り金沢へ。
敦賀(つるが:現在の福井県)を抜けて大垣まで。
大垣から伊勢に向けて出発するまでが、「奥の細道」に書かれています。
150日間かけて、そう総移動距離2400km★
1日に50kmの時もあったのだとかー。
俳句によって、その土地土地の美しさを表現し、その表現力が海外でも高く評価されています。 ベネッセ教育情報サイト
旅の魅力
松尾芭蕉のように、歩いてテクテクなんていうのはちょっと無理ですが、やはり旅っていいですよね。
少し長めの休みが入ると、どこか行けるかなーなんてドキドキ・ワクワクしちゃう★
持論になりますが、旅の良さを語ります。
①知らない場所との出逢い
行ったことのある場所よりも、行ったことのない場所である方がドキドキ感は上ですねー★
行ったことのある場所をもっと開拓したいという思いがあれば、同じ土地を訪れることもありますが、知らない場所を発見した時のワクワク感は、旅の醍醐味といった所でしょうか。
現実の生活を離れたい、自分探しの旅に出たい、ゆっくりしたいなど旅に出る目的は様々ですが、知らない場所に行くからこそ現実からより離れたところに身を置くことができるのだと思います。
人との出逢い
旅に出ると、少なからず困った場面にも遭遇するでしょう。
言葉が通じない場所、人気の少ない場所、目的地が分かりにくいなど状況は様々★
今の時代、なんでも携帯アプリで調べられますからねー。人とコミュニケーションとれなくても楽しめる!なんて人もいるでしょう。
でも、やっぱり人間は人間を通して学ぶことが多い。
自分とは違う場所で育ち、違う環境で生活する彼らと、なぜそこで知り合ったのか。友達や、職場の人のように、これから繋がっていくかもしれないし、その場限りの出逢いかもしれません。
でも、意味の無い出逢いなんてない。
すれ違っただけでなく、言葉を交わしたのであれば、そこには何かしらの思いが生まれます★いい思いも、悪い思いも。
でも、旅の中だからこそ、どんな出逢いも意味を見出し綺麗な思い出にできる★そこが旅の魅力なんです。
物や文化の出逢い
その地、その地に行けば、食べたことのないもの、食べたかった大好きなもの、見たことのない文化、見てみたかったお祭りなどのイベント様々なものを目にすることができます。
そこでしか味わえない体験をし、体が旅を満喫★
ご当地○○なんてものは、その地で食べるから美味しいなんてことは
よくあることですwww
旅行に関する名言
共感した旅に関する名言たちをご紹介★
あちこち旅をしても、自分からは逃げることはできない。
(アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ★アメリカ:小説家・詩人)
こじんたび
何かから距離をおきたくて、逃げるかのように旅に出るなんて人少なくありません。私もそうwww
でも、確かにーですよね。
旅とは「自分と向き合う時間」といった方が正しいかもしれません。
希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くより良いことである。(ロバート・ルイス・スティヴンソン★イギリス:小説家)
こじんたび
旅をしながら、ワクワクしたりドキドキしたり…。その感動や感覚が旅の醍醐味★目的地につくかどうかではないんですよねー。わかるー。
すべての旅には、旅人自身も気づいていない秘密の目的地があるものである。(ドロシー・サンダース★アメリカ:女優)
こじんたび
これは納得。旅を終えて、あそこの場所が1番心に残ってるなーなんて所は、意外と目的地とは違うところ。
そこが、人生を変えてしまう程の場面になることすらある。上手いこと言うなーと思います。
旅というものは、時間の中に純粋に身を委ねることだ。(福永武産★日本:小説家)
こじんたび
旅をしている時は、現実を忘れる時間でもあります。
何も考えない時間も必要。そんな気持ちを「無」にして旅をしてみるのも悪くはないですよねー。
「無」でいるからこそ、純粋に旅で出会ったもの全てを感じ取ることができて、吸収できるのかもしれません。
旅は真正な知識の偉大な家である。(ベンジャミン・ディズレーリ★イギリス:政治家・小説家)
こじんたび
本当にそうですよね。百分一見にしかず★
目で見て、聞いて、感じること全てです。
どんなところか勉強しても、実際行ってみないと分からないことが多い。
経験値アップには最大の空間だと思います。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
あー。旅したくなってきたー★
今はのんびり南国にでも行きたいなー。
そんな今日の1枚です。
落ち着いたら、のんびり旅でもしてみませんか?