12月12日は「漢字の日」★
いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)【良い一字】の語呂合わせから、日本漢字能力検定協会が記念日に制定しました。
その年の世相を象徴する「今年の漢字」を全国から募集し、一番多かった漢字一文字を書いて清水寺で発表するのが毎年恒例ですよね。
今年は何の漢字が発表されますかね。
そんな「漢字の日」にちなんで、今回は漢字に関する雑学をちょっとばかりご紹介★
本当に漢字って深すぎるー。ちょっと調べるだけで、わんさか出てきます。
そんな中から、なかマケチョイス★
虫じゃないのに虫ヘンの漢字が用いられている漢字についてや、青と蒼の違い、「母」の成り立ちについてご紹介したいと思います。
虫じゃないのに何で虫がつくの?
漢字の中には、フムフム納得ーという漢字と、エー何でその漢字?って漢字がありますよねー。
その中の一つ。「虫」じゃないのに「虫」がつく漢字。
「虹」という漢字は、大きく空にかかる虹が、まるで大蛇(虫)が空に貫く(工)のようだという意味から成り立っています。
「虫」という漢字は、もともと頭の大きなヘビからできた漢字。
そのため、昆虫に限らず、爬虫類や両生類も虫の仲間。
虫にうねうねと伸びるという意味を含む「它」という漢字が「蛇」。
鳴き声を表す「圭」という漢字が当てられると「蛙」。
膨れた腹を示す「复」合わさると「蝮(マムシ)」という漢字になるわけです。
また、魚や鳥、獣に分類できないものも虫でまとめられています。
蜆(シジミ)や栄螺(サザエ)、牡蛎(カキ)などの貝類。蟹(カニ)や蝦(エビ)などの水の中にいるにもかかわらず魚でないもの、虫入ってますねー。
また、鶏のようなのに哺乳類である「蝙蝠(コウモリ)」も虫で固められているーwww
まー。なんとも読めないものも多いですねーw
てか、書けないww
「青」と「蒼」の違いは季節
漢字には同じ意味や読み方にも関わらず、書き方がいくつもあるなんて漢字ありますよねー。
例えば「青」と「蒼」。
どちらも「あお」と読むのですが、この色には違いがあるって知ってましたか?
「青」という漢字は、もともと「生」という漢字と「井」という漢字からできています。
「生」は「生える」という意味で土から草などが芽を出すことを意味し、「井」は井戸の中にきれいな水が湧くことを意味します。すなわち「青」は、春になって芽生える若草や、井戸の水をイメージした色ということ。
ブルーというより、「あおみどり」といった感じでしょうか。
一方、「蒼」は草冠に「倉」という漢字が合わさったもの。
倉を農家の納屋と考えると、刈りきって納屋に収められた草の色をイメージしてください。
すなわち秋から冬にかけての生気のない青草の色ってことになるんです。
なんとも「青」は「春」の色。
「蒼」は秋から冬にかけての色ってことになりますねー。
本当に漢字って考えれば考えるほど、奥が深いんです★
「母」の成り立ち
「母」という漢字★
日本人であれば誰もが書くことができて、読むこともできますよねー。
「母」という漢字は、小学校2年生で習う漢字の一つです。
でも、あの上下にある2つの点の意味って説明できますか?
「母」という漢字はきらびやかにしなった腕で膝まづいている女性の象徴に2つ点を追加したもの。
この2つの点は、両手で子を抱きかかえる姿、子供に乳を与える姿と言われ、「子を産み、養い育てる女性 はは」を意味しているのです。
母は子供と一体ですねー。
意味を知ってからこの漢字をじーっと見ていると、何だか温かい気持ちになってきましたーww
漢字の意味を知ると、簡単な漢字でも尊い文字になりますね。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?漢字については奥が深すぎて、ご紹介できたのはごく一部★
実際、漢字検定などを受けることを目標に学習すると、もっと漢字について楽しく学ぶことができるかもしれませんねー。
さて、今年2020年の漢字は何になるのでしょうかねー。
2020年は新型コロナウイルスから始まり、新型コロナウイルスに悩まされ、新型コロナウイルスで終わる年となりましたねー。
「新しい生活様式」なんてことも言われ、私たちの生活は大きく変わりました。
以前の生活に戻りたいと思っても、戻ってこないものもたくさんあるんだろうなー。
そんなこんなで、なかマケによる予想漢字は「新」です★
個人的には、なかマケサイトを始動した年でもあり、様々なことが動き出した年でもあったので「動」を押したいところですがw
皆さんの予想はどうでしたかー?
来年は、コロナも落ち着き、また安心して生活ができるように、安定した生活を取り戻したいなー。物価安くなるかなーw
来年は「安」の年になりますようにー。