すっかり朝晩涼しくなって、秋を感じる今日この頃。
紅葉はいつ頃かなーなんて、思って木々たちを眺めてしまってる自分がいます。
例年9月30日は気象庁が毎年、全国紅葉の見頃予想を発表。まさにその紅葉時期を教えてくれちゃうのです。
行政機関が紅葉や桜の開花を予想する国がはほとんどないのだとかー。
四季があり、それを感じながら生活する日本ならではの予想ですね。
今回は今更聞けない紅葉のメカニズムや、紅葉の不思議、知らなかったプチ雑学をまとめてみました。
なぜ紅葉(こうよう)するの?
今更聞けない基本的な知識★
なぜ、木々たちは紅葉するのでしょうか?
答えは「葉っぱが必要なくなるから」★
植物が生きていくためには光合成をして、必要となるエネルギーを作らなくてはなりません。
そのためには日光と水、二酸化炭素が必要となるわけですが、秋になるとこの日光の力が弱くなります。
自分たちの体が維持できないと感じた木々たちは、葉を落として消費エネルギーを減らそうとするのです。
葉を落とすためにエネルギーを送られなくなるとクロロフィル(葉緑素)が壊れます。
そこで目立つようになる色素「カロチノイド」。
カロチノイドは黄色い色素。
葉に残った糖分やクロロフィル(葉緑素)から分解されたアミノ酸を材料に「アントシアニン」が生成されると葉を赤くするのです。
ちなみに植物には人間と同じABO型の血液型(すりおろした樹液でみる)を持ってるものがあって、モミジに関してはこの血液型で紅葉する色が決まってるんだそうです。
ちなみにO型は紅★AB型は黄色★
なんだか人間みたいですねー。
なぜ紅葉(もみじ)狩りというのか?
なぜ、紅葉(こうよう)を見に行くことを「狩る」という言葉を使うのですかね。
これにはいくつか説があるようです。
①貴族たちが、狩りの後に紅葉を楽しみながら宴を開いていた。いつしか狩りをしなくなり宴だけか残ったという説。
②「狩り」という言葉には、果物や野菜を採集するという意味がある。古の時代、実際に美しい枝葉をとっていたのではないかという説。
まー。 いちご狩りや、ブドウ狩りなどありますもんねー。
確かに「紅葉を狩る」なんて、ちょっと攻撃的なイメージもしちゃいますが、フルーツ狩りをイメージすると、季節を感じる点と楽しむイメージには合うような気がします。
なぜ紅葉を「こうよう」「もみじ」と読む?
ややこしい問題が1つ。「紅葉」と書いて、「こうよう」もしくは「もみじ」と読みますよねー。
ちょっとややこしくなる問題★
結構複雑なんですが、簡単に説明。
紅葉(こうよう)は、中国から伝わった漢語。葉が紅色に色づくことやその状態を指す言葉。
紅葉(もみじ)は和語。紅花から紅や黄の染料を「揉みだす」様子から、「もみ」が「紅」を指すようになり、動詞の「もみづ」が草木が紅色に色づく「紅葉(こうよう)」を意味するように★
その「もみづ」を語源として、モミジの木そのものを表す名詞にも変化しました。
漢字の「紅葉(こうよう)」が伝わる前から「もみづ」はあったのですが、和語も漢字で表そうと「もみづ」している状態と「紅葉(こうよう)」が同じと考え、「もみづ」は「紅葉づ」に変化。名刺となり「もみじ=紅葉」となりました。
わかったようで、わからないwww
もみじとカエデの違い
「もみじ」と「かえで」の違いも紹介しておきますねー。どちらもカエデ科カエデ属。
すなわちカエデの中に特に赤く色づくものを「もみじ」としているようです。
盆栽の世界では、小さく切り込みが深く、色が真っ赤になるものを「もみじ」、
葉が大きく、切れ込みが浅いものを「カエデ」としているのだそう。
カエデの語源は「カエル手」。
英語では、もみじもかえでも「メープル」ですってよーwww
まとめ(イラスト)
そんな9月29日の有名人は、少年隊の東山紀之さん★1981年に結成(歌手デビューは1985年)したアイドルグループ少年隊は、ジャニーズ活動歴最長記録なんだそうですよー。
1966年生まれの東山さんは54才になるんですねー。
Happybirthday!!!
早く綺麗な紅葉がみたいなー。