8月27日は「寅さんの日」★
1969年8月27日、「男はつらいよ」シリーズの映画第1作が公開されました。
それにちなんで制定された日。
全50作にもなった映画「男はつらいよ」シリーズでしたが、作品の中には様々なトリビアが★
今回は、「寅さんの日」にちなんで、映画を全部は無理だけど、もう1回見て確認してみたいなーなんて思うプチ雑学をご紹介★
「男はつらいよ」簡単ストーリー説明
「男はつらいよ」は、山田洋次原作・監督の作品。
テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が何かの拍子に故郷の柴又に戻ってきては、何かと騒動を引き起こす人情喜劇★
毎回、旅先で出会った「マドンナ」に恋をして失恋。
日本各地の美しい風景とともに描かれている。
寅さんとさくらは異母兄弟
「お兄ちゃん…」
「おーい。さくら」などと仲睦まじい兄弟愛も描かれていますが、実はさくらと寅さんは異母兄弟★
寅さんは、団子屋5代目主人平造と柴又の芸者・お菊(ミヤコ蝶々)との間にできた子供。
さくらと同じ母を持つ長男の竜一郎は釣りの事故で亡くなってます(涙)。苦労もあっての人情物語★
ちなみに寅さんのお母さんであるお菊は、2作目「続・男はつらいよ」(1969年)、7作目「男はつらいよ~奮闘篇」に出ているそうですよー。
ちなみにお母さんお菊は、寅さんを産んだ後、関西へ。その後京都にてラブホテルを経営しています。
血は争えない感じで寅さんのようなお母さんのようです。
寅さんは実は一度死んでいる
寅さんは、実は一度死んでるんですー。
1968年全26話で連続テレビドラマであった「男はつらいよ」★
最終回では、当時高額で売れたハブをとりに奄美大島へ行きました。
そこで、ハブに左腕を噛まれてしまうという悲劇ー。
弟、雄二郎(佐藤蛾次郎)は、すぐに腕を切る事ができず、寅さんは即死ー。
びっくり仰天な最終回★
かなりのクレームwww
なぜ、寅さんを殺したんだとかwww
ドラマの反響を受けて映画化されたんだそうです。
お茶の間で愛され続けた寅さん★
いつまでも、どこかでふらふら~っと生きてるんじゃないかなーなんて思わせるのが寅さんの魅力ですよね。
寅さんのトランクの中身
そんな寅さんが持ち歩いているトランクの中身★
あそこには何が入っているのだろーなんて思ったことありませんか?
まー。なんてことは無いw
トランクの中身は、着替え用のダボシャツ上下、ステテコ、胃腸薬、目覚まし時計、花札などが入っているそうです。
Theシンプルーwww
ちなみに第7作(1971年)、第25作(1980年)、第29作(1982年)には、鉢巻や下駄の鼻緒にもなる手ぬぐいをトランクから出すシーンがあるそうです。
その時、ちらりとトランク覗けたりするのかしら?w
ふらりと実家に帰ってくる寅さんですが、これだけシンプルな荷物と考えると、実家に帰ってお世話になろーという気満々なのがわかりますねwww
まー。寅さんもなんくるないさーの精神の持ち主なのかなー。
まとめ(イラスト)
「男はつらいよ」シリーズは、再放送もよくやっていた訳で、子供でありながらも自然に寅さんの世界にハマって観ていたものでした。
渥美清さんが亡くなり、「寅さんロス」状態の時もありましたが、時代の流れに身を任せる今日この頃。
改めて「男はつらいよ」シリーズについて調べ考えてみましたが、あんなに平和で気づくと寅さんの世界がすぐそこにあるという空間は、なかなか今の時代の映画では難しくなってきましたよね。
とても親近感がわく作品だったと改めて思います。
寅さんも他の偉大な人たち同様、名言を残してきました。
一つだけご紹介★
思ってるだけで何もしないんじゃ、愛してないのと同じなんだよ。
お前の気持ちを相手に通じさせなきゃ。愛してんなら態度で示せよ。
寅さん名ゼリフ
本当にそうですよね。自分の気持ちは相手に伝えて、伝わらないと意味が無い。言葉で言うだけでも伝わりん。人情の塊、寅さん★
行動あるのみ。態度が全て。
愛を伝えましょう。それが彼女や彼氏であっても。家族であっても。友達であっても…。
思っているだけでは、何も伝わりませんよ。
「男はつらいよ」観たくなりました★