8月8日は「タコの日」。
タコの足が8本あることから、広島県の三原観光協会が制定しました。
実は7月2日も「タコ日」。日本記念日協会で認定されています。
今回は、タコに関する知らなかった雑学をいくつかご紹介します。
タコの性別どこで見分ける?
タコの性別の見分け方は、足を見ます。
オスのタコの足の吸盤は大きさもバランスもまちまち。
一方、メスは綺麗に形が整った状態で整列しているのだとかー。
また、オスに限っては、1本交接器(交尾の際に使用)として使用するため、吸盤のついていない足が1本あるのだそうです。
今度ぜひ観察してみてくださいねー。
タコの血液は青い
タコの血って見たことありますか?
実は、タコの血って青なんですって。
人間の血液には、ヘモグロビンという物質が含まれていますが、タコの血液にはヘモシアニンという物質が含まれています。
ヘモシアニンには銅が含まれており、空気中の酸素と結びつくと「青色」になるんですって。
ちなみにイカやエビも青色血液なんですよー★
ちょっと見てみたくなりましたwww
タコの足の秘密
タコの足は8つ。子供の時からそう教わってきましたよねー。
でも、足の概念を移動の時に使うものと限定するとすれば、タコの足は2本であることが近年の研究で明らかになっているそうです。
移動手段として使う足は2本。
物を運んだり、獲物を捕らえたりする足は6本になるそうですー。
ちなみに足の90パーセント以上が筋肉。
また、自らの足や腕を切り離し逃げることができるんですってー。
トカゲみたいwww
ちなみにこれだけ多くの足を動かすために、タコの脳は9つ(体全体を動かす指令を出す脳×1、足を動かすためだけの脳×)あるのだそうですー。凄い脳の数 www
心臓だって、8本の足に1本1本血液を送るのには1つの心臓の負担が大きいためメイン1つ+鰓心臓と呼ばれる心臓が2つあるのだそうですよー。
合計3つー★
凄いですよねー。
タコの一生
涙なしには語れない生物の一生は色々ありますが、タコの一生もものすごく切ないもの。
タコの寿命は明らかでありませんが、1年から数年と言われています。
そして繁殖を行うのは一生のうち最後に一度だけ★
一生の最後にパートナーを探すのですが、それが壮絶。
一匹のメスに対し複数なオスが求愛をするのです。
オスたちは一匹のメスをめぐり命をかけた戦いをします。
足や胴体がちぎれるほどなんだそうですよー。
勝ち抜いたオスは、メスとじっくり惜しむように最後の時を過ごします。
そして、交尾が終わるとオスは力尽きて死んでいくのです。
悲しいー。
メスはメスでこれからが大変。
卵が孵化するまで、メスは巣穴の中で卵を守り続けるんですって★
少しくらい離れてもーなんてことタコにはないのだとか。
そして、卵が無事に孵化した時、メスダコ(母親)は安心したかのように力尽きて死んでいくのだそうですよー。
涙出るー。
ちなみにマダコでは孵化するまで1ヶ月。ミズダコに限っては冷たい水の中に卵を産み付けるので6ヶ月から10ヶ月も守り続けなくてはいけないのだそうですよー。
タコってすごいですねー。
タコスミ料理ってある?
「イカスミ」はよく料理名にも見受けられますが、「タコスミ」って聞かないですよねー。
イカスミが粘り気があって旨み成分が強いのに対し、タコスミはサラサラで他の食材に絡みつらい。生臭く、旨み成分に限っては、イカスミの30分の1らしいですよー。
同じスミでこうも違うのですねー。
まとめ(イラスト)
タコには疲労回復、血圧・コレステロール値を減らすタウリンが豊富、低脂肪で低カロリー、味覚や臭覚を正常に保ち血行促進する亜鉛も多く含んでいます。
毎日並ぶ食材ではないかもしれませんが、たまにはタコ料理もいかがですか?
ぜひ、たこ焼きパーティを行うの際は、今回のプチ雑学を披露してみてくださいねー★