7月12日は「人間ドックの日」★
1954年(昭和29年)7月12日。国立東京第一病院(現:国立国際医療研究センター病院)にて、日本で初めて「人間ドック」という検査が行われました。これにちなんで、「人間ドックの日」が制定。
今となっては、人間ドックも日帰り、最短だと半日でできてしまうなんてところもあるようですが、当時は6日間に渡って43項目の様々な検査を入院中に行っていたそうですよ。
そもそも、人間ドックって何?人間ドックの由来は?人間ドックと健康診断の違いは?ちょっと気になる雑学まとめてみました★
人間ドックの定義と由来
人間ドックの定義…実はないんです。
検査項目や種類や方法も様々。
ただし、日本人間ドック協会が「人間ドック」と呼ぶものは、生活習慣病検診とがん検診の組み合わせが基本検査となっています。
「人間ドック」の由来は、船の修繕を行う場所という意味「dock」を病院に見立て、治療・検査を行う船を人に見立てて使われるようになったと言われています。
ちょっとオシャレに感じてしまうのは私だけ?www
ちなみに一瞬「人間ドック」?「人間ドッグ」??となる時ありませんか?
英語にすると一目瞭然。「ドッグ」だと犬になってしまうので気をつけましょう★
健康診断と人間ドックの違い
健康診断と人間ドックの違いって説明できますか?
そう言われるとーと言う人のために簡単にご説明★
健康診断は「法律で義務づけられているもの」
人間ドックは「自分の意志で受けるもの」
ここに大きな差があります。
項目数が違う
項目数が違うのは何となくわかりますよね。
健康診断には胸部レントゲン以外のがん検査はありません。
一方、人間ドックは気になる部分を集中的に検査することができます。
お金が違う
健康診断は、法律で義務づけされているものなので、保険制度から補助や助成がつきます。
一方、人間ドックは補助も助成もないため全額自己負担★
そのため数万円かかってしまいますよねー。項目によっては数十万円かかることもー。
出せば出すだけ検査して貰えますが、高額ですー。
財布に厳しいー。職場で割引制度があったり、一部負担してくれるとありがたいですよねー。んー。それにしてももう少し安くできるといいのだけど…。
健診と検診の違い
知ってるようで知らない雑学。
「健診」は「健康診断」。健康であるか、病気の危険因子があるかどうか、病気を未然に防ぐことが目的。
「検診」は病気かどうかの早期発見。特定の部位、疾患の早期発見・治療を目的としたもののことを言います。
言われてみれば、納得なんですが意外と説明しろと言われたらできないことってありますよねwww
バリウムって何?
消化器検診では誰もが不快な思いを経験したことがあるであろうバリウム。なぜ、あんなものを飲んで検査しなくてはならないのか、考えたこと一度はありませんか?
バリウムは、レントゲンを通さない性質を持っており、消化器官の形や壁面を鮮明に撮影できるのだそうです。
しっかし飲みにくい。
だいぶ時代とともに飲みやすく改良されているようですが、決して美味しいものではありません。
実はこれにも理由が★
味を良くすると胃が活性化して胃酸が過剰に出てしまい、正しく撮影できないのだとかー。
というわけでバリウムは美味しくなりませんwww
まとめ(イラスト)
健康診断や人間ドックを調べていると、そうだなー。年に一度くらいは自分の体をチェックしないとなーなんて思います。
でも、正直「人間ドック」までは手を出せないなー。費用がやっぱり高いー。
でも、健康はお金には替えられないですよね。
自分を大切してあげなくちゃなって思います。
そんな今日の一枚★
人間ドックのポスター風に仕上げてみました。
皆さんも、自分の体、大切にしてあげてくださいね。