こんにちは。
先日、職場でトカゲらしき動物を見かけたんですよ。
一瞬、あれは何?
トカゲ?それともヤモリ?
なんて…。
何度みても、あれ系の動物の違いがわからない…。
そんなんで、ちゃんと次回こそは区別をつけることができるようにお勉強しましたー。
今回は、トカゲ・カナヘビ・ヤモリ・イモリについてご紹介★
見分けるポイントまとめています。
大きさで見分ける★
トカゲは体長15~27cm。
カナヘビは、16~27cm。
ヤモリは10~14cmで、イモリは8~13cm★
よって、トカゲとカナヘビが同等の大きさ。
ヤモリとイモリが同等の大きさと言えるでしょう。
となると、トカゲかカナヘビ、ヤモリかイモリで見分けることができますねー。
20cm以上あればトカゲかカナヘビということになります。
小さいとイモリかヤモリですが、トカゲやカナヘビの赤ちゃんって場合もあるので、大きかったらトカゲかカナヘビと思った方がいいですねー。
トカゲとカナヘビの違い
大きさで、トカゲかカナヘビかに絞られた場合、どう判断すればいいのか?
1番わかりやすいようのは尻尾★
カナヘビの尻尾は全長の3分の2もあるー。
例え子供で小さめだったとしても、トカゲはもちろんイモリもヤモリも全長の2分の1ほどしか尻尾の長さはないので、見分けはつきますねー。
また、トカゲは大人も子供も皮膚に光沢がありテカテカしています。
カナヘビは、テカテカしていません。
テカリがあったら、それはトカゲです★
ヤモリとイモリの違い
ちょっと小さいしねー。
尻尾は長くないし、テカリもない。
そしたら、ヤモリかイモリです。
ヤモリとイモリの違いについて話しましょー★
ヤモリの特徴
ヤモリは「家守」。イモリは「井守」と書きます。
その名の通り、ヤモリは昔から家を守る「神の使い」と言われていて、ハエや蚊、ゴキブリなどの害虫を食べてくれる凄く良い奴★
人家の壁などにへばりついていたら、それはほぼほぼヤモリ★
垂直な壁を容易に歩けるのがヤモリの特徴。
吸盤のように見える指先ですが、実はヤモリには吸盤も粘液もありません。
毛の柔軟性と角度を調節して壁面を歩いているんですって★
イモリの特徴
一方イモリは、その名の通り「井戸を守る」というこれまた「神の使い」とされてきました。
水田にいる害虫を食べてくれるー。
また、昔は「惚れ薬(媚薬)」に使われていたそうです★
そしてイモリは、他のヤモリ・トカゲ・カナヘビと大きく違うところが!
イモリは「両生類」★
他の動物は「爬虫類」なんですー。
そのため、両生類の特徴である「湿った皮膚」と「水かき」を持っています。
ずんぐり体型も特徴の1つ★
皮膚呼吸のため乾燥などには弱く、水田や川など淡水域に生息。
基本水の中で暮らしています。
護岸された場所などでは生きていけません。
そのため他の動物たちよりも圧倒的に数が少なく、準絶滅危惧種とされています。
イモリとヤモリの違いは前足
そうは言っても生息地の違いだけではわからない。
イモリが歩けるのはもちろん壁だけではないしー。
そこで、大きな違いを1つ★
それは前足!
ヤモリは前後ともに5本ずつ指があります。
一方イモリは前足が4本しかないー。
前足を見て、4本しかなければそれは貴重なイモリですー。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
トカゲ・カナヘビ・イモリ・ヤモリの違い分かりましたか?
簡単な見分け方のまとめ★
・トカゲはテカテカしている
・カナヘビの尻尾は長い
・ヤモリは垂直なところに張りつくことができる
・イモリの前足は4本しかない
いかがですか?結構ポイントつかめましたよねー。
そして、見つけたらレアは「イモリ」★
家の壁にいるのは、間違いなく「ヤモリ」です★
これで私も次は迷わず何か言い当てることができますw
最後まで読んで下さりありがとうございました。