7月26日は「幽霊の日」★
今の時代にも受け継がれる人気の歌舞伎演目「東海道四谷怪談」が1825年、江戸の中村座にて初演を迎えた日です。
「東海道四谷怪談」てご存知ですか?
ストーリーを簡単に説明すると、
江戸の四谷。四宮家の娘「お岩」が浪人「伊右衛門」と結婚。
その後、伊右衛門は近くのお金持ちの住人・伊藤喜兵衛の孫娘に恋心を抱かれます。
伊藤喜兵衛は、伊右衛門にお金をちらつかせお岩に毒を飲ませるよう指示をするのです。
伊右衛門は指示に従い、毒を飲まされたお岩はの髪は抜け落ち、顔はひどくただれ、お岩は自ら命を絶つのです。
その後、お岩は幽霊となり伊右衛門を恨み続けるというお話★
これは実際起こった事件をモデルにしているそうですよ。
「お岩さん」の愛称で怪談の定番となり映画化もされています。
そんな「幽霊の日」にちなんで、1日1つ賢くなるプチ雑学★
ややこしいことおさらいしましょー。
・幽霊と亡霊の違い
・おばけと幽霊の違い
・ゾンビと幽霊の違い
・肝試しをやる時は配慮と手加減を
についてご紹介★
最近、ニュースで女優・篠原涼子さんが話題になっていたので、最後に篠原涼子さんとオバケたちをイラストにしてみました。
幽霊と亡霊の違い
日本のオバケと言えば、幽霊や亡霊。
でも、2つの違いってイマイチ分かりにくいですよねー。
幽霊は、死者が成仏できずにこの世に姿を表す現象。
亡霊は、死者の魂が人の姿になって現れる現象。
ただし、亡霊を辞典でひくと、「死者の魂」と表現されており、幽霊は人の形をしているが、亡霊は人の形というより人魂みたいなものでないかという解釈もあるようです。
正直、類義語として使われておりどちらを使っても間違いではありません。
まー。上記の説明からすると「幽霊」の方がこの世に未練がありそうですけどねー。
ちなみに霊に関しては他にも、
死者の怨念が人や場所に憑く現象である「死霊」。
生きているものの怨念や情念が人に憑く現象「生霊」。恨みを持って死んだものの魂が土地や社会に憑く現象「怨霊」という言葉があります。
似たような言葉が連なり、余計にややこしやーwww
「生霊」だけは、生きている人の霊ってことだけハッキリしてますねw
「霊」を「れい」と読むと「見えるもの」。
「りょう」と読むと「見えないもの」と解釈する人もいるようです。
おばけと幽霊の違い
「おばけ」と「幽霊」の違いはわかりますか?
「おばけ」とは、本来ある姿から大きく変化したもの。人以外のものが変化し、危害を加えたり恐怖感を与えるものとされています。
そのため、正確にいうと「幽霊」は人間なので「おばけ」ではないのですが、幽霊や妖怪を含めて「おばけ」ということも多いようです。
意外とこの辺の概念はハッキリしないことが多いー。
まー。
まずもって幽霊やおばけなどの怪奇現象は、不明点が多いですもんねー。
ゾンビと幽霊の違い
日本のおばけと言えば「幽霊」ですが、アメリカなどでは「ゾンビ」などが有名ですよね。
米国での幽霊「ゾンビ」は、お墓からそのまま出てきた容姿で、まるで生きているかのようにハッキリしています。そして、人を襲う★
日本の幽霊は、薄ぼんやり。
こっそり背後から出てきて、こっそり恨んでいることが多い★
米国のゾンビは男性が多いのに対し、日本の幽霊は女性が多いですねー。
国の文化や考え方の違いが現れるオバケに反映されているんでしょうねー。
なかなか日本の幽霊は恐ろしい…。
意外と海外でも評価されているそうですよー。
海外では陽気なオバケたちも多いですもんね★
日本人の国民性が幽霊に出ちゃってますwww
うらめしや〜〜。
肝試しをやる時は配慮と手加減を
そんな幽霊たちに会いたくて?
肝試しって夏の風物詩の1つと言っても過言ではないですよねー。
実は肝試しって平安時代末期には存在していたという記録があるんですって★
大人になると何のためにやっているのか分かりませんが、子供の頃は地域の夏祭りなどでやる肝試しが楽しくて仕方ありませんでしたw
大人になっても、面白おかしく心霊スポット行ったりする若者たちも必ずいますよねー。
でも、肝試しには注意が必要。
これは霊に取り憑かれる以前に、現実的な問題w
肝試しは、配慮や手加減を怠ると犯罪になります★
廃墟に無断で立ち入ることは、「建造物侵入」。
誤って迷い込んだ場合は除きますが、管理者からの退去に従わない場合は、「不退去罪」が成立します。
3年以下の懲役または10万円以下の罰則。
また、参加者を無理やり連れていくことも「脅迫罪」や「強要罪」に問われます。
無理強いした結果、心的外傷を負わせた場合は「傷害罪」となることも。
お祭りなどで、企画されたイベントはもちろん楽しんでOKですが、むやみやたらに心霊スポットを訪れるのは止めましょうねー。
そこには霊よりももっと怖い現実が待ってるかもしれませんwww
まとめ(篠原涼子とおばけイラスト)
いかがでしたか?
やっぱり調べてみても、幽霊やおばけたちはモヤモヤしてたーwww
自分の前に霊が現れるということは、「見える」というより霊側が「見せている」という解釈があります。
何らかのメッセージを見ているものに与えているもので、見た側はそれを受け止めなければならない。
安易に死者からのメッセージを受け止めるなんてー。
荷が重すぎるわー。
ちなみに私は見たことないですwww
見たいとも思いませんが、なぜか幽霊でも亡くなった身近な人たちであれば会いたいなーと思ってしまうのは私だけでしょうか。
そう思うと、幽霊も怖くないですね。
知らない人の幽霊ならば、「私はあなたを知らないので、知っている人のところに行ってね」とでも言おうかしらーw
くれぐれも肝試しにはご注意を。
7月26日「幽霊の日」については、こちらも合わせて読んで見てください。→https://nakayoshimarket.com/ghost/
最後まで読んで下さりありがとうございました★