こんにちは。
毎日、ふとしたことが気になって仕方ない「なかマケ」さっぴぃです★
12月5日は「世界土壌デー」★
2015年12月5日から「国際土壌年」が開始されたことにちなんで、国連専門機関のひとつ「国際連合食糧農業機関(FAO)」が制定した記念日です。
土壌には
- 地殻の最上部にある岩石の風化物に動植物の遺体あるいはその分解物が加わったもの。地表から深さ1.2mまでの土
- 作物を育成させる土
- ものを発生・発展させる基盤
という意味があります。
国際土壌年とは、国際土壌の10年と関連活動で
- 人類の生活において土壌が担う基本的な役割を市民社会や意思決定者への周知徹底
- 食糧安全保障、気候変動への適応・緩和、本質的な生態系サービス、貧困撲滅、持続的開発における土壌が担う顕著な役割に対して全面的な承認を得る
- 土壌資源の持続的な管理と保護につながる効果的な政策の推進
- 各地域・生態系に適した持続的な土壌管理への投資の必要性の喚起
- 持続的な成長目標と2015年以降の活動の推進
- 様々なスケール(グローバル、地域、国べつ)における土壌情報とモニタリングシステムの機能向上
を目的としたものでした。(日本土壌肥料学会ホームページより抜粋)
そんな「世界土壌デー」★
ところで土に住む生き物と言えば、何を思い浮かべますか?
今日は、土で生活する生き物。「モグラ」についての雑学をご紹介★
- モグラはなぜ土の中で生活するのか
- 太陽に当たると死ぬって本当?
についてご紹介★
モグラはなぜ土の中で生活するのか
土の中で過ごすモグラ。
実はその昔、モグラは地上で暮らしていたのだそう。
地上では餌の取り合い…。
だんだんモグラは地下に…。
土の中には、モグラの大好物なミミズや昆虫の幼虫たちが!
キツネやフクロウなどの敵もいない!
湿度や温度も一年中あまり変わらず、意外と快適な土の中★
前足はシャベルのように、後ろ足は特別な出っ張りが出て踏ん張りがきくように…。
暗い土の中で目は不要。
土が入らないように薄い膜のようになり明るさのみを感じることができます。
耳たぶも不要にて無くなってしまったー。
餌は匂いとヒゲの感覚のみで探し当てる生活に、進化していったんですってー。
太陽に当たると死ぬって本当?
そんな土の中で生活をしているモグラですが、時々地上に出てくることがあるんです。
その理由は2つ。
- かき出された土を地上に捨てるため
- ナワバリ争いに負けたため
そんなモグラは、太陽に当たると死んでしまうーなんて聞いた事ありませんか?
確かにモグラは地上では生きていけません。
地上に出ると早々に死んでしまう。
これは何故なのか。
モグラの死因は太陽に当たったことではありません。
死因は餓死。
目がほとんど見えないモグラは地上で餌を探すことができません。
その上、モグラは大食漢★
1日あたり自分の体と同じくらいの食事量を必要とするんです。
そのため、半日胃の中に食べ物がないと死んでしまうー。
ナワバリ争いに負け、途方に暮れているうちにまもなく餓死…。
なんとも可哀想な負け組モグラ。
出てきたばかりのモグラであれば、ミミズをいっぱい食べさせてあげて飼ってあげることできるかなー。
とはいえ、モグラってすっごく臭いらしいーwww
まとめ(イラスト)
12月5日は「国際土壌デー」★
人間の土壌管理も必要ですが、モグラの土壌問題も平和でありますように。
モグラは、餌の取り合いから逃れるために土の中に。
土の中での快適な生活のために、前足や後ろ足、目や耳が進化。
時々、ナワバリ争いに負けたモグラは、地上に出てきて…気づけば餓死で死んでしまう…。
モグラにまつわる雑学でしたー。
生きてるモグラを見かけたら、誰か餌をあげてーwww
最後まで読んで下さりありがとうございました。