お笑い芸人キングコングってご存知でしょうか。
テレビでの活動がほとんどなくなり、2人のネタを見ることもほとんどなくなった今、彼らの活動を知らない人は、もう2人は芸人じゃないんじゃないか?解散したんじゃなかったっけ?などと思っている人もいるのではないでしょうか。
知っている人は、信者になるほど知っている★
知らない人は、彼らの存在すら忘れつつある…。
でも、実は…。もしかしたら、凄いこと考えちゃってる2人なのかもしれない。
そんな彼ら「キングコング」の今について調べてみたので、簡単に説明させて頂きます。イラストも描いてみました★
お笑い芸人「キングコング」
キングコングは、吉本興業東京本社所属のお笑い芸人。
メンバーは、西野亮廣(にしの・あきひろ)と梶原雄太(かじわら・ゆうた)。
1999年9月にコンビ結成。2人はNSC22期生。NSC中にコンビを組み、NSC在学中となる2000年にNHK上方漫才コンテストにおいて、最優秀賞受賞。結成5ヶ月19歳の時だった。NSC在学中に関西の賞を受賞したのは、現在(2020年4月)キングコングのみだそうです。
M-1グランプリ2001において、プロとして大会史上最短記録(芸歴2年3ヶ月)で決勝進出★結果は7位に終わったが、2019年までその記録は破られていない。
同期はナイツやピース。オードリーやU字工事、NONSTYLEなどその他多数。
2001年から「はねるのトびら(フジテレビ系列)」が始まり、お笑い芸人として絶頂期を迎えるが、終了とともに別々の活動が増えた。
現在は、西野亮廣は2016年から「絵本作家」として活動。梶原雄太は、2018年からYouTuberとして活動している。
しかし、解散はしておらず、劇場などで漫才をしたり、「毎週キングコング」内で動画をアップしているそうですよー。
西野亮廣の今と夢
西野亮廣さんは、個人事務所「株式会社 NISHINO」を立ち上げ、絵本作家として個展やオンラインサロンを運営しています。
オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の会員数は国内1位。国内最大級のオンラインサロンとなってるのだとかー。出版物の印税や、年に50回ほど行われる講演会の収入を合わせると、彼の手元に入る年収7億になるのだそうですよー。びっくりです。
「オンラインサロン」とは何なのか。
オンラインサロンとは、芸能人や文化人が運営するインターネット上のサークルのことですね。
こんなことやりたいよねー。って西野さんが伝えれば、それいいよねーって人が集まって、実際どんなことできるー?ってなって、私これできますーみたいな感じで、同じ目標を持つことができれば、凄い力になっちゃうような、そんな夢を買ってるような空間なのかなー。
実際、西野さんはそこでビジネスのほぼ全ての業務をメンバーに依頼してるのだそうですよ。
彼が「絵本作家になる宣言」し、芸能界引退説で騒がれた当時は、批判の声も多かったのを覚えています。
当時は、芸人であればテレビに出てなんぼ。先輩芸人の下には後輩芸人がいて、番組をひな壇に座りながら後輩芸人たちが盛り上げるーなんて像が当たり前でしたからね。
結果、キングコングとしては「はなるのトびら」以降、大きな活動はテレビの中で伺うことできず、M-1グランプリなどで優勝歴のない彼らは、漫才師としてもまだまだなのでは?それなのに、違う道?何考えてるの?
そんなこと、私も思いましたよ。
その後、彼が1人で事務所を立ち上げたり、講演したり…。ワイドショーで時々騒がれる中、正直彼がやってることが見えてこなかったなー。
でも、彼のやっていることはある意味一貫していて、それが少しずつ認められ、共感する人たちが大きな力となっていった。そして、彼の今までの活動が世間に認められるようになったんだと思います。
彼がテレビやYouTubeを通してよく「自分はお金に興味はない」と言います。こんなにお金稼いでおいてーって思いますが、実際彼は、得たお金の9割は支援や投資に使っています。ラオスに恵まれない子たちのために小学校を作ったり、パリで絵本の個展を開いたり。
日本では2018年に「はれのひ店舗閉鎖問題」で成人の日に被害にあった人たちのために、「リベンジ成人式」という無料イベントもやったそうです。
自分の絵本を作るため、自分がこれから目標としていることの達成のために今入ってくるお金を使っているのだそうです。
彼を見ていると、お金は何のために稼ぐのかということを凄く考えさせられます。
芸能界においては、ビックマウスのようにもとられがちですが、何もしないで今の地位に満足しているような人たちには、彼の言葉を否定する権利はないような気もしちゃいます。
彼の目標は、「美術館を作ること」。もっと大きな夢は「町」を作ること。そこには、ちゃんと人が住んでいて、夢の国ではなく現実の町を作るのだと言っていました。もう、土地は買ったそうですよー。だから、お金ないーってwww
オンライン、オンラインと叫ばれるこの世の中。彼の考え方や方法は、注目を浴び、メディアで取り上げられるようになってきました。
彼から学ぶこと。まだまだありそうな予感ですね。
梶原雄太★カジサックの夢
そんな西野の相方、梶原雄太さん。西野さんが、1人でどんどこ進む中、彼は1人で苦戦しましたよー。
そんな彼も芸人引退をかけて2018年YouTuberに★
YouTuberと言っても1人ではなく、チームでやってるので1人よりは心強い★でも責任重大ー。
そんなかれもYouTuber「カジサック」とし、今となっては登録者数190万人以上。人気YouTuberになりました。
私生活では、5人のお子さんのお父さん★
まだまだ頑張らなくちゃですもんねー。
でも、これでお父さんとしての面子は保たれてますよね。
そんな彼の夢は、「キングコング」の冠番組を持つこと。
相方西野さんは、梶原さんとだったらやってもいいって話したそうです。何だかんだ、梶原さんといる時が楽しいからだって★何だかホッコリー。涙出るー。
まとめ(キングコング★イラスト)
西野さんは、芸人とは何なのか。かれは自分の中の「芸人」としての定義を「姿勢」「生きざま」といった言葉で表現しています。
自分は、お笑い芸人を目指した時から、今の生き様に至るまで「芸人」であることに変わりはないのだと。
何となくわかりますか?
私は彼らの生き方を見て、凡人にはできない発想や行動力。エンターテイメント性を凄く感じます。
これがいわゆる「芸人」なんだと。
ちなみに絵本作家を西野が目指したのは、タモリさんが「絵本描けば?」と言ったことがきっかけだったとか。
人生どんなことで転機になるかわかりませんね。
夢を追い続ける2人のイラスト描いてみました★
こコンビ名は、西野が「○○コング」が良いと言い、色んな候補から強そうだからとの理由で「キングコング」が選ばれたのだとか。
そんなに拘りはないみたいですwww
でも、確かにキングコングのように強い人間に成長してる2人です。
2人の夢、実現できるかなー。楽しみにしています。