12月17日は、日本のフラワーアーティスト假屋崎省吾さんの誕生日★
1958年(昭和33年)生まれの假屋崎さん。もう還暦過ぎているんですねー。
実は早稲田大学文学部出身の假屋崎さん。頭もいいんだなー。
在学中に自分を表現するための職業を考えた時に好きな花で自己表現できないかを考え、大学在学中に「草月流」に入門。
大学卒業間近に父親を亡くし、就職するもすぐに退職し、アルバイトをしながら生け花に専念したそうです。
好きなことを仕事にできるって素敵ですよね★
そんな假屋崎さんの誕生日のお祝い兼ねて、イラスト描いてみましたー★
最近散歩をしていても、色づいていた木々たちもすっかり葉を落とし、寂しく感じる今日この頃。
でも、そんな冬にも可愛く咲かす花もあるんです。
クリスマスローズや、シクラメン。クレマチスやシャコバサボテン。
サザンカやツバキも冬の樹木として元気に花を咲かせてくれますね。
そんな今日は、ちょっと面白い冬の花、クリスマスローズとシクラメン、ツバキとサザンカに関する雑学をご紹介します。
クリスマスローズはクリスマスに咲かない!?
12月と言えばクリスマスローズ★
冬の花としても人気の高い花の一つです。
「ローズ」とつきますが、実はバラではありませんww
花の形がバラに似ていることからローズと名付けられたのだそう。
それよりなにより、日本のクリスマスローズはクリスマスとつくのにクリスマスには咲かないんですー。
なぜだー!!
実は、日本とクリスマスローズの原産地であるヨーロッパでは、「クリスマスローズ」と呼んでいる植物が違うんです。
ヨーロッパでは、ヘレボルス属の一つである「ニゲル」という植物を呼んでいます。ニゲルの開花時期は12月下旬から1月★ちょうど、クリスマスの頃に咲くかなーといった感じですかねー。
一方、日本ではニゲルだけでなくヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいて、その中で品種改良が進み品種が増えた「H.オリエンクリス」という植物をクリスマスローズだと認識している人が多いのです。
このH.オリエンクリスの開花は2月から4月。
まったくクリスマスにかぶらないwww
ということで、日本ではクリスマスローズはクリスマスでもなけれな、ローズでもないということになりますwww
シクラメンの和名が面白い
10月から3月に開花し、最近よく鉢植えにて店頭で見かけるようになったシクラメン★色鮮やかなシクラメン。
何とも鉢植えなのに上品な女性をイメージできちゃうシクラメン。私、好きー★
「シクラメン」は英語で「Cyclamen(サイクロメン)」★
英語の「cycle」とギリシャ語の「kikros(キクロス=円)」が語源。
花が終わった後の茎が、クルクルと円のように巻かれていくためつけられたそうです。
そんなシクラメンの和名はなんと「豚の饅頭」www
これ本気www
豚が好んでシクラメンの球根を食べ荒らすため、ヨーロッパでつけられた別名「snow bread」(雌豚のパン)をそのまま翻訳したものw
シクラメンが日本に来たのは明治時代初期。
命名者は植物学者の大久保三郎氏でしたが、パンも外来語ですし、和訳の際、球根の形状からあえて饅頭にしたのかもしれませんねー。
でも、皆さんもご存じの通り、この和名は全く普及せずwww
知ってる人も使ってるの見たことありませんw
残念しかないw
ツバキ(椿)とサザンカ(山茶花)の見分け方
冬に花をつける樹木と言えば、ツバキとサザンカ★
ツバキは古くから美しい花が鑑賞され、特に茶花として好まれました。種から採れる油も有名で様々なものに加工され利用されていますね。
サザンカも生け花などに使われます。
そんなツバキとサザンカ。見た目がよく似ていて、違いがわからないなんて人いませんか?
私、よくわからないwww どちらもツバキ科ツバキ属★
そんなあなたに、簡単に見分けられる方法を3点教えちゃいます★
開花時期が違う
サザンカが晩秋(10月頃)から2月にかけて咲くのに対し、ツバキは12月から4月に花を咲かせます。
晩秋に涼しくなって、あれ?あれはサザンカ?ツバキ?と花に目がいくようになったそれは、きっと「サザンカ」www
サザンカが少し早くから咲くんですねー。
ツバキには種類があり、4月頃まで花を咲かせるものがあります。
春に咲くどちらかわからない花に遭遇したら、それはツバキですw
葉の特徴が違う
サザンカの葉の方が、ツバキよりも一回り小ぶり★
サザンカの葉の付け根部分にあたる葉柄には細かい毛がありますが、ツバキにはありません。
まー。通り過ぎただけではここまで細かくは見ることができないかなー。
花の咲き方・散り方が違う
一番わかりやすいのは、花の特徴でしょうか。
サザンカは完全に平開して咲くのに対し、ツバキは平たく開いて咲くことはありません。ほとんどカップ状になっていることが多いのも特徴です。
また、ツバキが丸ごとポトリと散るのに対し、サザンカは花弁がバラバラになって散ります。
これは有名な話ですかねー。
まとめ(假屋崎省吾イラスト)
いかがでしたか?
色鮮やかな花が私は大好き★
なかマケのイラストにおいても花は欠かすことのできない素材になっています。
春になると、花が咲き始めワクワクするのですが、色寂しい冬だからこそひっそり咲いている花たちに目を向けてみるのもいいかもしれませんね★
假屋崎省吾さん。HappyBirthDay★