7月5日は「穴子の日」★
寿司や弁当用の穴子食材を製造・販売する株式会社グリーンフーズが記念日に制定しました。
「あな(7)ご(5)」(穴子)の語呂合わせと、穴子がもっとも美味しい時期になることから、7月5日になったそうですよー。
穴子と言えば穴子丼や穴子寿司。天ぷらにしても美味しいですよねー。
でもついつい比較してしまうのが、何となく違いがごっちゃになる「鰻(うなぎ)」★
鰻の方が高いから、穴子でいいかーなんて言うのは日常茶飯事。
ですが、穴子と鰻の違いって分かります?
実は私、見た目も怪しく…www
ということで1日1つ賢くなるプチ雑学★
今回は穴子と鰻の違いについてお話します。
穴子と鰻★見た目の違い
ウナギ目アナゴ科の穴子とウナギ目ウナギ科の鰻、見た目もそっくりのイメージですが…。
実は見た目の違いは分かりやすい★
鰻の色が薄い黒っぽいのに対し、穴子は薄茶色。薄い斑点があるのが穴子です。
また、鰻が下顎が出ているのに対し、穴子は上顎が出てるー。
尾びれにも違いありますよー。
鰻は尾びれが丸いのに対し、穴子は尖っているんです。
全体的に鰻は脂がのっているので、丸みを帯びています★
正直、イラスト描こうとした時分からなかったー。
これが分かるとイラスト描きやすいですねー。
穴子と鰻★生息地の違い
生息地にも違いがあります。
鰻の生息地は河川や下流域の河口部、淡水域★
産卵になると海に移動し、孵化した稚魚は淡水域に戻り生活をします。
一方、穴子は海水域に生息★
穴子の種類は多く、砂泥底や岩礁付近、浅瀬、深海など様々なところで生息しています。
ってことは、鰻が産卵する時は鰻と穴子が同じところで採れたりするのかなーw
穴子と鰻★歴史の違い
歴史にも大きな違いが。
鰻の歴史は古く、なんと約5000年前の縄文時代から食べられていたということがわかっているんです。
奈良時代からは夏バテに良いとされ、土用の丑の日には鰻を食べようという習慣は江戸時代になってから★
一方、穴子はいつから食べられていたのか実は定かではないwww
江戸前寿司の代表格とも言える穴子★
江戸時代から食べられていたことは確かですが、それ以前のことはあまりわかっていないみたいですよー。
鰻に軍配が上がりましたー。
穴子と鰻★栄養価の違い
そして何よりもの違いは栄養価★
何となく皆さんはご存知でしょうが…。
鰻は脂がのっていて、栄養価が高い!
レチノール(ビタミンA)が物凄く高くて、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンEが他の食材に比べ飛びぬけて多いんです★
レチノールは穴子も豊富なんですが、鰻は穴子の5倍!
他にもカルシウム、EPA、DHAなどが豊富★
夏バテに良いとされる理由も納得です。
一方、穴子は鰻に比べて淡白であっさりしています。
そのため天ぷらにしたりしても美味しいですよねー。
ビタミンに関しては鰻に比べると少ないですが、他の魚に比べて、ナトリウムやカリウムが豊富なんです★
また、鰻よりもカロリーや炭水化物、脂質などが低いためヘルシー★
ダイエット中には穴子がいいかしら?
穴子と鰻★値段の違い
ということでお値段は…。
皆さんもご存知の通り、鰻の方がお高いですよねー。
鰻が国産か養殖かでも変わってきますが、最低でも2倍~3倍鰻の方が高いようです★
むむむー。
安くて美味しい穴子を選ぶか。
高くて栄養価の高い美味しい鰻を選ぶか。
悩むところですが、それぞれ良さはありますよね。
まとめ(イラスト)
栄養価などを比べてしまうと、やっぱり夏は鰻かなーとも思ってしまいますが、ヘルシーな穴子も今が旬ですよー。
今日は穴子丼でもいかがでしょうか。
イラストはやっぱり穴子メインで★
最後まで読んで頂きありがとうございました。