1945年8月17日。戦後の激しいインフレ対策として、日本で初めて千円紙幣が発行されたました。
今回は、お金に関する雑学をご紹介★
日本初の千円紙幣は現在の価値約180万円
日本で初めて発行された千円札に描かれていたのは、建部神社と日本武尊(ヤマトタケル)。日本武尊は第12代景行天皇皇子で熊襲征討・東国征討を行ったとされる日本古代史上の伝説的英雄です。
しかしこの紙幣、新円切替に伴い1年も経たないうちに失効。回収されましたー。
現存しているものは極端に少ないため、現在の価値
にすると約180万円にもなるのだとかー★
すごーい!!
収集家などの間では、200万円~250万円で取り引きされることもあるのだそうですよー。
誰かー?持ってませんかー?www
破損した貨幣は交換できる
破損した貨幣は、銀行に持っていけば交換して貰えるって知ってましたか?
交換には条件があって、裏と表があるとこと。一定の面積があるとことなどがあるそうです。
3分の2以上あれば全額。5分の2~3分の2未満であると半額分交換してもらえるのだとか。
真っ二つに破いてしまった紙幣でも、合わせて3分の2以上あればOKとなります。
ちなみにお金の交換は手数料なし。
日本銀行本支店。発券課に持っていけば交換してもらえますよー。
ちなみに、故意に破ったり燃やしたりするのは違法になりますので、気をつけて下さいねー。
交換された貨幣はリサイクルへ
交換された貨幣は、リサイクル品になることが多いのだとか。
具体的にはトイレットペーパーや、住宅用外壁料。固形燃料の原料なんかにもリサイクルされるそうですよ★
紙幣には特殊なインクが使われていて、それをまた紙として利用するのは難しいのだそうです。
コスパがいいのは硬貨?紙幣?
紙で作られている紙幣は、もちろんお金の価値より遥かに原価は安い★15円~20円でできちゃうそうです。それに比べて、金属は原価が高いです。
1円硬貨はアルミニウムでできていますが、鋳造するのに1円以上と言われています。
ただ耐用年数から見れば、1万円だと4年~5年。5千円や千円だと1年~2年。硬貨に限っては30年前後。
何度も作り直すことを考えると、紙幣もコスパがいいとは言えませんよねー。
明治時代の1円の価値
今の「円」が使われるようになったのは、明治時代。
1円=1両=1ドルでした★
明治30年頃の物価を考えると、今の物価の3800倍と言われています。
1円は3800円の時代。
教員やお巡りさんの初任給は8~9円とされていた時代。庶民にとっては2万円くらいの価値があったのかもしれませんねー。
歴史を感じます。
まとめ(イラスト)
お金に関する雑学は、掘れば掘るほどいっぱいですねー。身近なものからちょっとお勉強が必要なことまで。今回は、初級中の初級といったところでしょうか。
とはいえ、本当に最近よくお金が出ていってしまうー。
そんなイラスト描いてみました★

千円札は、みんなよく使うから耐用年数が少ないんですねー。
これからも、お金と仲良く暮らして行きたいです。