8月22日は「金シャチの日」★
愛知県名古屋市で鍼灸接骨院を経営する川村芳彦氏が記念日に制定しました。
名古屋市の象徴。名古屋城の大天守にのる金のシャチホコを多くの人に知ってもらい、名古屋をもっと元気にすることが目的★
名古屋市の市章がまるはち(八)で、「2」がシャチホコの形に似ており、左右2つあることから8月22日になったそうです。
そんな今日の1日1つ賢くなるプチ雑学★
•シャチホコっていったい何者?
•なぜ城の屋根にシャチホコががいるの?
•シャチハタはシャチホコが由来
についてご紹介★
8月22日生まれの俳優さん。斎藤工さんと金のシャチホコを最後にイラストにしてみました。
シャチホコっていったい何者?
「シャチホコ」ってそもそも何だと思いますか?
シャチといえば、海のギャングと呼ばれるシャチを思い浮かべますが、どうやらそのシャチとは全くの別ものらしいー。
「シャチホコ」の「シャチ」とは、漢字で書くと「鯱」★
頭が虎もしくは竜で胴体は魚の中国の空想の生き物。
「シャチ(鯱)」は海の水を一気に飲み干すとも言われる海魚で、火事の際に水を噴き出して火を消すという伝説があることから、建物を火災から守ると言われてきたそうです。
あの顔は竜だったのかー。
ちなみにお城の屋根の対のシャチホコは夫婦。
雄と雌になってるんですよー。
なぜ城の屋根にシャチホコががいるの?
それにしてもなぜこのシャチホコは、城の屋根につけられるようになったのか。
実は城にシャチホコを初めて乗せたのは、戦国時代の武将。織田信長★
信長は中国文化を心から慕っていて、その中国の宮殿の屋根の端に竜が乗っていたことから、安土城を建設する際その竜を真似して「シャチ(鯱)」を乗せたと考えられているんですって。
鯱の尾鰭は空を向き、中国の武器である矛(鉾:ほこ)に似ていたことから「鯱鉾(シャチホコ)」と名付けられたそうですよ。
天下統一を目指して建てられた安土城でありましたが、完成からわずか3年。
信長がこの世を去ると同年に安土城は天守もシャチホコとともに焼失。
天下統一を果たせなかった信長の意思を継ぎ、豊臣秀吉は城を作る際に信長の安土城を真似て作ったそうで、屋根にはシャチホコ★
全国的にシャチホコが広まるようになったーというお話★
名古屋城だけでなく、姫路城•犬山城•広島城•弘前城などで、屋根のシャチホコを見ることができますよー。
ちなみに名古屋城の金のシャチホコは1937(昭和12)年には盗難に遭い、1945(昭和20)年には名古屋大空襲により焼失した経緯あり。
現在のシャチホコは復元されたものですよー。
しかも遡ると明治時代にもなんと3回も盗難に遭っているのだとかー。
世の中には物好きな人がいるものですね。
盗んだ理由は大阪で売ろうと思ったのだとかー。
あんなところまで登って、あんなに重いものを…。
売ったところで、誰が買うのでしょうかね…www
シャチハタはシャチホコが由来
スタンプ式の便利な判子を販売している名古屋の会社「シャチハタ」★
由来はもちろん「シャチホコ」★
本社が名古屋にあるからシャチハタしたんですって。
シャチハタって商品名かと思ったら、そのまま会社名だったんですね。
そっちの方が驚きwww
まとめ(斎藤工と金シャチイラスト)
いかがでしたか?
そんなシャチホコ8月22日は、俳優•斎藤工さんの誕生日★
いくつになってもセクシーな俳優さんですねー。
ちなみに金のシャチホコ一対に使われた金の重量は88kg。
もう誰も持って帰りませんように★
Happy birthday!!!
最後まで読んでくださりありがとうございました★