季節は師走。
今年は何だか世の中が落ち着かなくて、年末って感じがなかなかしませんが。
そうはいっても、スーパーにはクリスマス料理が華やかに並ぶ中、お正月に向けた食材たちが、まだかまだかと自分たちの出番を待っています。
来年は、明るい年にしたいもの。
そんなお正月の食卓を飾るのは、やっぱり…「おせち」ですよねー。
そんな今日は一つ賢くなるプチ雑学★「おせち」に関する雑学をご紹介しましょう。
「おせち」の由来やおせち料理の一つ一つが意味すること。
お正月を目前におさらいしちゃいましょう★
「おせち」の由来
私たちが「おせち」と呼んでいるのは、「御節料理(おせちりょうり)」★
節句に作られる料理のことです。
節句には桃の節句や端午の節句などがありますが、その中でも正月が一番重要だということで、正月に食べる料理の事を指すようになりました。
もともとは季節の変わりである節句の際、神様にお供えしたご馳走のことをおせち料理と呼んでいたことに由来。
次第に年神様に供える料理であるとともに、家族全員の幸せを願い、縁起のいい食材をたくさん作った料理の事を指すようになったと言われています。
料理に願いを込めるなんて素敵ですよね。
いつの時代も、どんな料理も作りての思いが込められている★
ただただ美味しものを頂くーなんていうのは寂しすぎる!
そこに願いを込めて、作りての思いを受け止め、ありがたく頂きたいものです★
「おせち料理」それぞれの意味
おせち料理といえば、皆さん何を思い浮かべますか?
私のすきなおせち料理は、黒豆、栗きんとん、伊達巻…甘いものばかりww
煮物や酢の物、焼き物などいろんな料理が詰まった重箱★
それらには、それぞれ意味があるんです。
代表的なものをいくつか簡単にご紹介しますね★
栗きんとん
子供はもちろん大人も大好き★栗きんとん★
栗がゴロゴロ入っていて、サツマイモの割合がちょっとな感じが個人的には好み★
そんな栗きんとんは、黄金色に輝く財宝を意味しています。
豊かな一年を祈願する料理。
「勝ち栗」という縁起の良いものとして昔から尊ばれていました。
でもシロップ漬けになった栗は、サツマイモのあんと混ざると絶妙な甘さになり、危険な食べ物にー。
好物だからって、調子にのってたくさん作ると…太るwww
数の子
数の子はニシンの卵巣にある卵の塊★
数の子は、卵の粒を穀物に見立てて「五穀豊穣」を願ったり、ニシンに「二親」という漢字をあて、卵の多さをかけ「子孫繁栄」「子宝」といった願いを込めています。
塩蔵にされているものが高級品とされていて、塩抜きをして調理をするそうですが…私はしたことがないw
塩分強めw
でも、結納などでも定番の縁起物★
たまには贅沢品頂いちゃいましょー。
黒豆
私の大好きな黒豆★
黒には邪をよける色とされています。
黒く日焼けをするほどマメに働けるようにという意味合いがあり、更にマメに生きられるよう長寿&無病息災の願いが込められています。
むむむ。そんなにマメに働きたくないけど…。
でも仕事があるってありがたいことですよねー★
来年も頑張りますかー★
伊達巻
卵だけでなく白身魚のすり身など用いてふんわりと作られている「伊達巻」★
みりんや砂糖で甘く味付けをされています。
有名な戦国武将、伊達政宗の好物だった説と、卵焼きより見栄えが良く豪華で洒落ていて凝っている装いを意味する「伊達者」から「伊達巻」となった説があります。
巻物に似ているため、文化や学問、教養を持つことを願う縁起物です。
子供たちに食べさせましょうー★
昆布巻きや海老
昆布巻きや海老には健康や長生きの意味合いがあります。
昆布は「よろこぶ」とかけたりしてお祝い事には欠かせない一品です。
なんともダジャレーww
他にもおせち料理にはそれぞれ意味があります。
気になった人は、自分の好きなものくらいは調べておくといいですねー★
おせちをお重に詰める理由
おせち料理は縁起物★
重箱に詰めることにも意味があります。
「福が重なる」「めでたさが重なる」という願いが込められているんです。
また、三が日は家事を休めるようにという意味もあり、保存をしておく容器として、蓋つきの重箱はとっても便利なんです★
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
これで一つ今日もちょっぴり賢くなることができましたーw
なんとなーく正月だからの慣習で、おせちを食べていた人★
来年のおせちはちょっぴりありがたさが増すのでは?
良い年が迎えられますように…★