11月7日は「鍋の日」★
「いい(11)な(7)べ」という語呂合わせから、鍋には欠かすことのできないつゆなどを作っている食品メーカーヤマキ株式会社が制定しました。
11月7日は、立冬になることも多く冬の到来を感じる頃。
温かい鍋を家族で囲み、団欒を楽しんでもらおうとの願いが込められているんですよー。
そんな今日は、鍋に関する雑学をご紹介★
鍋の始まりや、ちゃんこ鍋の知らなかった雑学、九州の水炊き鍋と関西の水炊き鍋の違いなど簡単に説明しちゃいます。
鍋の始まりは江戸時代
日本人は、太古の昔から大きな土器や鉄の鍋で色々な食材を煮て食べてきました★
しかし、鍋を囲み食材を煮込みながら食べるといった文化が広まったのは江戸時代。
持ち運びのできる七輪の普及がきっかけと言われています。
当時の流行りは、「どじょう鍋」や「湯豆腐」、「ねぎま鍋」など。
次第に「すき焼き」や「キムチ鍋」なども登場し、様々な鍋が食べられるようになりました。
現在では、鍋の種類も豊富になり「カレー鍋」や「トマト鍋」といった洋風鍋も美味しく頂けるようになりましたね。
簡単で美味しく、野菜もたっぷり採れちゃう鍋★
体温まる鍋は、これから大活躍ですね。
ちゃんこ鍋雑学
力士が食べるものは全てちゃんこ
お相撲さんの食べ物と言えば「ちゃんこ鍋」★
実はだしや具などの作法は厳密には決まっていません。
水炊き、寄せ鍋、ちゃんこ鍋でなくても力士が食べるものは全て「ちゃんこ」と呼ぶ習慣があり、言ってしまえばハンバーガーや、ラーメンも力士が食べれば「ちゃんこ」なんですwww
なぜ「ちゃんこ」というのか
ちゃんこ作りは相撲部屋の幕下力士が作ります。
「ちゃんこ」の由来は、その料理番を「ちゃん」と呼ぶため、中国の板金製の鍋を「チャンクオ」と呼ぶことから、親方を「ちゃん(父ちゃん)」と呼び弟子を「こ(子)」と読んでいたことからなどなど様々★
余談ですが、ちゃんこ鍋の元祖スープである「ソップ」。
オランダ語で「スープ」という意味で、鶏ガラからとったダシのスープなんですが、ホッソリした力士のことをこの鶏ガラをイメージして「ソップ」と呼び、逆に体格のいい力士のことを、魚のアンコウに例え「あんこ」と呼ぶそうですよー。
九州の水炊きと関西の水炊きの違い
九州の水炊きと言えば、骨付きの鶏ももを水から煮立たせ、キャベツやネギ、豆腐や椎茸、鶏肉団子などを入れた鍋。
骨付き鶏肉からとったダシのため、スープは白く濁り少しトロミがついているのが特徴です。
一方、関西の水炊きは、骨の付いていない鶏肉や豚肉、白菜、ねぎ、豆腐や春菊、エノキや椎茸を一度に煮立たせ昆布で採った出し汁で煮たもの。
どちらもポン酢醤油で食べるのですが、九州の水炊きは、スープで少し薄め柚子胡椒で食べるのに対し、関西の水炊きは万能ねぎやもみじおろしを薬味にして食べます。
どちらも美味しーい★
水炊きといってもこれだけ違いがあるんですね。
地域によっても家庭によっても、それぞれ鍋の味は異なります。
入れる食材によっても、ぐっと味が変わる。
簡単なのに奥が深い料理ですー。
まとめ(イラスト)
何だかんだ言って、やっぱり鍋は簡単で美味しくて最高です★
寒い時はやっぱり鍋ですねー。
周防大島のご当地グルメとして開発された変わり鍋「みかん鍋」というのがあるそうですよ。
特産品の温州みかんを皮つきのまま焼いて丸ごと入れるのだとかー。
鍋って何でもアリなんですねー。
皆さんの好きな鍋は何ですか?
美味しい鍋を囲んで、心も体も温まっちゃいましょー。