メンチカツはなぜメンチカツとうのか?ミンチとメンチの歴史【吉祥寺さとうの元祖丸メンチカツレビュー】

こんにちは。

先日、東京都武蔵野市に位置する吉祥寺に行ってきましてー。

吉祥寺と言えば「吉祥寺さとうの元祖丸メンチカツ」

ご存知ですか?

今は吉祥寺名物とうたわれる「さとうの元祖丸メンチカツ」★

これがまた美味しいんですよー。

ということで、今回お土産に買って来ましたー。

そんな今日は、「さとうの元祖丸メンチカツ」レビューと、メンチカツに関するプチ雑学をご紹介★

そもそも「メンチカツ」とはひき肉カツレツにしたお惣菜ですが、ひき肉って「ミンチ」って言いません?

なぜ、「メンチ」なのか。

実はその歴史を辿ると「ミンチ」の誕生も自ずと知れちゃうという結果にー。

日本語ってこうして生まれるのねー。って、ちょっと思わせてくれるので、最後まで読んで頂けるとありがたいです★

さとうのメンチカツ

東京都武蔵野市吉祥寺本町にある「吉祥寺さとう」★

国産黒毛和牛専門店で、吉祥寺名物とされる「元祖丸メンチカツ」は、1日3000個売れるという大人気商品!

行列が絶えないお店です。

JR中央線吉祥寺駅北口から徒歩1分。京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩1分という商店街の中にある立地の良いところにあります。

この日も行列並ばせて頂きましたー★

元祖丸メンチカツは、その名の通り具材をまん丸にして揚げたメンチカツ★

1つ 250円

5個以上だと、1つ230円とちょっとお買い得になりますー。

他にもコロッケや、牛カツ、豚カツ、焼豚などの惣菜と、国産黒毛和牛がズラリと生で並んでいますー。

でもやっぱりここに来たら、元祖丸メンチカツでしょー。

あ。断面写真撮るの忘れたー。

中は大きめの玉ねぎみじん切り入の和牛100%のひき肉。

ジュワーっと肉汁。

余計な味付けはされておらず、玉ねぎの甘みと和牛の旨みがギュッと詰まった逸品です★

ちょっと贅沢なメンチカツ。

お土産にぜひー★

ミンチ(ひき肉)を使っているのになぜメンチカツというのか

メンチカツって不思議だと思いません?

なぜミンチ(ひき肉)を使っているのに、メンチって言うのでしょうか。

実は驚き!

メンチカツ」は「ミンチ」という言葉ができる前にできた呼び名なんです。

メンチカツの発祥は、明治時代の中期。

「煉瓦亭」というお店が生み出し広まったもの★

初代店主は、西洋人向けの料理としてひき肉を使ったカツレツを開発。

料理名に悩んでいた店主は、お客と来ている西洋人から言葉を学んで採用したのだそう。

ひき肉は英語で「Minced meat」(ミンストミート)★

ミンス」を「メンチ」と認識した店主は、ひき肉のカツレツに「メンチカツ」と命名★

だいぶ違うけどwww

メンチカツの後に生まれた言葉「ミンチ」

メンチカツが夜に広まったことで、材料であるひき肉を「メンチ」と呼ぶ習慣が生まれましたー。

当時の「メンチカツ」は牛と豚の合い挽き肉。

関西では牛食文化が根強く、「牛肉=肉」という認識が強かったため、牛肉100%のひき肉でメンチカツをアレンジ★

その際、本来の英語に近い「ミンチ」を採用。

関西では今もメンチカツは「ミンチカツ」と呼ぶそうですよー。

そのため、これまた具材の「ミンチ」が夜に出回り、「メンチ」か「ミンチ」か問題。

定着したひき肉の別名は「ミンチ」★

「ミンチ」が一般的になり、新聞にも載るようになったことで、辞典にも載りましたー。

ということで、ひき肉=ミンチとなったわけですねー。

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

日本語ってこんな風に生まれるんだなーって感慨深くなる「メンチカツ」の発祥のお話w

ひき肉の方が状態分かるのに、なぜメンチカツなのか、ミンチというのかなんて考えたことなかったですよねーwww

ちなみに「カツレツ」とはフランスの「コートレット」という料理が語源の由来となっているそうですが、「カツ」だけ1人歩きしてしまうと、結果何が原型かさえわからなくなってしまうーwww

言葉って枝分かれしながら、色んな言葉に変化していくんですね。

メンチカツもいいけど、カツレツも食べたいなーw

最後で読んで下さりありがとうございました★

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