こんにちは。
12月30日は、あのパンやカレーで有名な老舗「中村屋」が創業した日。
1901(明治34)年に、もともと東京大学正門前にあったパン販売店・中村屋を相馬夫妻が買い取り、名称そのままで個人経営として営業開始。
その後中村屋は、クリームパンや中華まんじゅうなどど、世界でも珍しいパンをつぎつぎと考案。
娘さんがインド人と結婚したのを機に、本格的なカレーの勉強を始め、純インド式カリーの販売も日本で初めて行っています。
近年はパンを始めとした、日本を代表する老舗食品メーカーです。
そんな中村屋創業にちなんで、今日はパンに関する雑学★
中村屋が発祥のクリームパン。
同じく日本の木村屋が発祥となっているあんぱん。
この2つのパンの秘密をご紹介★
クリームパンはなぜグローブ型なの?
中村屋発祥のクリームパン。
シュークリームの美味しさに感動した創業者が、パンの中にクリームを入れることで思いつき誕生したパン★
うちの子も大好きなんですよねー。
シンプルでありながら、クリームの優しい甘さがたまらない★
そんなクリームパンですが、何だかグローブのようなおかしな形をしていると思いませんか?
あの形を生み出したのも中村屋。
クリームパンを売り出した当初は、半月型でグローブ型ではなかったんです。
たまにグローブ型でないクリームを見つけることがありますが、ほら、クリームパンの中って生地とクリームの間に空洞ができるじゃないですかー。
実はあの空洞のせいで、クリームが少ないーと感じちゃう人いませんか?
それを感じさせないために生地に切込みを入れるというもの。
せっかく買ってくれた人がガッカリしないようにというお店の優しさから生まれた形なんですねー。
確かに空洞ができないため、見た目とのギャップがないためガッカリ感が生まれないー。
これからあの形のクリームパンを見たら、優しさ感じちゃいますーwww
あんぱんの秘密
クリームパン同様、日本が発祥のあんぱん。
あんぱんの生みの親は、木村屋さんだと言われています。
こしあんにのってるゴマはゴマではない
あんぱんは、こしあんとつぶあんの違いを区別するように、見た目にちょっとした工夫がされているのはご存知ですかね。
こしあんにはケシを、つぶあんにはゴマがのってます。
これを考案したのも木村屋さん。
これらをのせた理由は、こしあんとつぶあんを区別するためだけでなく、ただ単純に香ばしくなるからという理由もあったそうです。
ここでお気づきでしょうか?
こしあんに乗っているのは、「白いゴマ」かと思いきや、実は「ケシの実」。
あの麻薬の材料となるヒナゲシの実なんですー。
とはいえ、使われているのは完熟・乾燥・加熱をされた無害なケシの実。
麻薬成分となるアヘンは、未熟なケシの果実に含まれる乳液の中に含まれるものなので、問題ありません。
白ごまだと思っていたなー。
私個人的には、「こしあん」であろうと「つぶあん」であろうとどちらでいいかなーとは思うのですが、結構こだわる人は多いですよねー。
分かりやすいようにした、これまたクリームパン同様の店側の配慮が感じられるひと工夫。
店側の優しさを感じます★
あんぱんに保存料は入っていない?!
あんぱんにおける実は知らないこと。
あんぱんは、菓子パンの中で、唯一保存料が使われていない食品なんです。
なぜなら「あんぱん」は、糖分が多く水を吸収しやすい。
そのため保存料がなくても、細菌は繁殖しにくいんでふ。
ただし、念の為にと保存料が入っているものもあるので、悪しからずー。
まとめ(トータルテンボス・イラスト)
12月30日は「中村屋創業の日」★
クリームパンがグローブ型をしているのは、中に空洞ができてクリームが少ないとガッカリさせないようにとの、店側の優しさによるもの。
あんぱんのこしあんに乗っているものは、ヒナゲシの実。
あんぱんは菓子パンの中で唯一、保存料が使わなくても良い食品。
何だか美味しいクリームパンとあんぱんが食べたくなってきましたー。
12月30日生まれの芸能人。
トータルテンボスの藤田憲右さんの誕生日★
アフロの方ですー。
むむー。全然似てないwww
似顔絵って難しいですねー。
最高なクリームパンとあんぱんに出会いたいー。
最後まで読んで下さりありがとうございました★