8月も半ば。暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ夏の思い出作ってなーい。
キャンプ好きの私は、冬のキャンプも好きだけど、やっぱり夏も行きたい★
そんな私のようなアウトドア好きな人たちは、この時期になると必ずと言って良いほど「アブやブヨに気をつけて」と言われませんか?
夏のアウトドアと言えば「虫」★
中でも、蚊はもちろん河原など水辺に近いところでは、刺されると厄介な昆虫がいっぱい。
中でも、アブやブヨはよく耳にしますが、実際皆さん遭遇したことありますか?
刺されてから、「ブヨにやられたー」とか「アブに刺されたー」とか聞きますが、実際どんな昆虫なのか。
また、名前が何となく似ているだけにややこしい★
今回は、そんなアブとブヨの違いと予防•対策についてご紹介。
皮膚を噛みちぎるブヨ
ハエ目カ亜科ブユ科に分類する昆虫の総称「ブヨ」★
関東ではブヨ呼ばれていますが、関西ではブトなんて呼ばれているらしいー。
正式名は「ブユ」★
水の綺麗な川や渓流沿いに生息し、3月〜9月が活動期。
成虫はイエバエの4分の1ほどで、透明な羽を持ち体は黒っぽく丸まったような形をしています。
カやアブ同様に、産卵期になるとメスだけがタンパク質を求めて吸血します。
蚊のように針を刺すのではなく、皮膚を咬みちぎって吸血するのが特徴★
噛まれた時痛みを伴いますが噛んだ時にはブヨの唾液腺から毒素が注入されるため、吸血直後は痛みがそれほどありません。
赤い出血点や流血することもあり、水ぶくれが現れることも…。噛まれた翌日以降に患部が通常の2〜3倍に腫れ上がり、激しい痛みと発熱の症状が1〜2週間続くことも!
体質や噛まれた部位のよっては腫れが1ヶ月以上ひかないことも。慢性的になってしまうと完治するまでに数年かかることもあるんですって。
ブヨは集団行動することが多く一度に複数噛まれることも。
たくさん噛まれると、リンパ管炎やリンパ節炎を併発し、呼吸困難になることもあるそうで、複数噛まれた際は病院へ★
皮膚を切り裂いて流れてくる血を吸うアブ
ハエ目ハエ亜目の一群の総称「アブ」★
蚊やブヨは2〜3mm何に対し、アブは2〜3cm程度これまたでかい!
7月から9月頃まで活動し、早朝や夕方に活発になるのだそうです。
自然が多い川や田んぼなどに生息しているのだそう★
豚や牛に血を好んで吸うのですが、これらがいないと人間を襲うー。
これまた針を刺して血を吸うのではなく、皮膚を切り裂いて流れてくる血を吸うのだそう★
噛まれた時にはチクッとした痛み★
痛みと同時に出血し、時間と共に荒れて痒みが増していくー。
ブヨには毒がありますが、アブには毒がありません。
1週間程度で完治する人もいれば、刺された後に発熱。固く腫れ上がり3週間ほどかかることもあるー。
まー。アブも噛まれたらやっぱり辛いー。
刺されたらどうする?
ブヨに刺されても傷口は決して引っ掻かないこと★
毒素が広がるだけでなく、傷口周囲のみならずリンパ節などにも腫れが拡大してしまうことがあります。
また、バイ菌も入りやすくなりますよねー。
数カ所刺されてしまったら、病院へ行きましょう。
刺されたのがわかったら、ポイズンリムーバーで患部の血を1〜2分しっかり吸い上げ、虫刺されの軟膏を塗布。
痒みを感じてからであれば、同様の処置を行った後、保冷剤などで冷やすと痒みは軽減されますよ。
アブに刺されたら、患部を洗い流し、とにかく冷やす!
痒みが軽減されると共に腫れも酷くならない★
そして抗ヒスタミン薬かステロイド入りの市販薬を塗布してあげてくださいね。
予防はできるのか?
ブヨもアブも暗い色に近寄ってきます。
長袖長ズボンと素肌の露出はしないこと。
黄色やオレンジなどの明るい色のものを着ていきましょう。
服全体に虫除けスプレーをかけましょう★
アブに効くもの、ブヨに効くもの、効用を必ずチェック★
中には効かないものもあるのでご注意を。ブヨにはハッカ成分の強いものが効果的。
とにかく河原は注意★
ブヨは実は太陽が苦手。
湿度の高い水辺の藪や草木の生い茂ったところ、薄暗い所にいて日中ずっと活動しています。
そう言った所に、足を踏み込む時はそれなりの覚悟を持って準備万端にしていきましょう。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
ブヨは蚊のように小さくて、アブは大きい。
ブヨには毒がありますがアブにはありません。
ブヨは集団行動。アブは単独行動。ブヨに複数刺されたら病院に行きましょう★
刺されたところが血で滲んでいたらアブ。血が垂れていたらブヨ。
ブヨは痛みがアブほどありません。痒みが出てから気づくことも。
どちらにせよ、痒みを伴い、時に発熱。
蚊より遥かに苦しむ時間は長いということ。
夏レジャーを楽しむ際は、十分お気をつけ下さい最後まで読んでくださりありがとうございました★