7月27日は「スイカの日」。
スイカの縦の縞模様を「つな(綱)」に例え、「夏(7)の綱(27)」という語呂合わせから制定されました。
夏と言えばスイカ。
でも、スイカと言っても知っているようで知らないことがたくさん★
今日は、スイカの雑学をご紹介したいと思います。
スイカは昔黒かった
今となっては、スイカは丸く緑に黒い縞模様が入って、果肉は赤や黄色ーなんていうのが常識ですが、あの姿になるまでには改良に改良が重ねられたわけですよ。
スイカが日本に伝わったのは、1579年。本能寺の変の少し前ですね。ポルトガル人が長崎に来て伝えたと言われています。
スイカの赤い色は、あの有名なトマトに含まれるリコピンによるもの。リコピンをスイカに加え果肉が赤いスイカができました。
皮が緑に黒い縞模様になったのは、実は昭和初期以降。
それまでは黒で無地皮だったのだとか。
何ともシンプルだったんですねー。知らなかったなー。
白い種と黒い種の違い
黒い種がいっぱい入ってると美味しいスイカだよーなんて、よく言われていましたが、それは正解。
カットスイカを買うのであれば、種は黒く均一になっているのが美味しいスイカなんだとか。
ちなみに、スイカの種はもともと全部「白」。
もともと黒くなる種と白いままの種があり、全ての白い種がいつか黒になるというわけではないようです。
白い種は受精せず発達しなかったもの。黒い種は受精して発達したもの。そのため、白い種を集めて黒くなるのを待っても白いままですwww
スイカを冷やし過ぎるのはNG
スイカを冷蔵庫に保存なんて、している人いませんか?
それ、NG。
冷蔵庫は、スイカを冷やしすぎてしまいます。温度が低い状態が長くなると、スイカの果肉の劣化が進み水分と共に甘みが失われてしまうのです。
カットされたものも冷蔵庫では冷やしすぎなのでご注意を!野菜室など温度が少し高め設定の場所で保管してくださいね。
冷蔵庫よりも氷を浮かべた水の方がベスト★
ちなみに冷やすの食べる3時間前がいいそうですよー。
ビールとスイカな組み合わせはNG
夏と言えばスイカ★冷たいビールも美味しいですよねー。
食欲もないし、スイカとビールでいいかーなんてことないですかー?
スイカとビールの組み合わせはNG。
想像つくかもしれませんが、ビールには利尿作用があり、スイカにもカリウムが多いため利尿作用が!!
脱水症の原因となり、気づいたら熱中症なんてこともー。
気をつけて下さい。
美味しいスイカの見分け方
美味しいスイカの見分け方をご紹介★
玉で買う時は縞模様が黒くハッキリしたものを!
叩くとカンカン弾む音→水分多く、シャキっとしている状態。
叩くとポンポン澄んだ音→果肉が柔らかくなり食べ頃を示します。
お尻のヘタは小さいものを。ヘタが小さいほど株元に近いもので先に熟していると判断できますよ。
カットしているものを選ぶなら、種は黒く均一なもので、種と果肉の間に隙間がないものを選びましょう。
美味しいスイカ食べたいなー。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
スイカは野菜だからいくら食べてもいいよねー。
とは言え、ほぼ水分。ちゃんと栄養もとって夏バテには気をつけて下さいね。