「苦しい時の神頼み」という言葉がありますが、日本人は特に、すごく信仰深いわけでもないのに困ったことがあると神社で手を合わせる人も多いのでは?
私もそんな日本人の1人。
「神様を信じますか?」と言われたら、「信じているわけではありませんが、いて欲しいと思ってます」と答えますwww
そして、何より神社ってパワースポットと言われるだけあって、非常に不思議な空気を感じるんですよー。
今回はそんな神社に関する雑学をまとめてみました。
神社に行ったら気になってしまうこと、神社の正しい参拝の仕方など、苦しい時だけ頼むとしても知っておいた方がいいことまとめています。
「おみくじ」の正しい受け止め方
お正月の参拝では、その年の運勢など占いたくなるーなんて「おみくじ」をひいている人いませんか?
平安時代には既に吉凶を占うくじはありましたが、庶民に広まったのは江戸時代。
ちなみに「くじ」とは「神の意を占う」という意味。
小吉と中吉ってどっちがいいんだっけ?など、毎回悩む人もいると思うのでオサライ★
ラッキーな順で大吉・中吉・吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・凶となっています。
大吉をひいて、ラッキーとはしゃぐ姿の人を見ますが、実は易の世界では「大吉は今がピーク。これ以上あがらない。」とされ、中吉や吉の方が伸びる可能性があるとし良いとされています。
もちろん、神の意ですから大吉や吉などの診断のみならず、ちゃんと中のお言葉を読んで今後の生活指針として真摯に受け止めて下さいね。
ちなみに、おみくじは結び場に結んで来ても持って帰っても、どちらでも良いとされています。
何故に神社の鳥居は赤いのか
神社の鳥居と言えば、赤。正確に言えば朱色を思い浮かべる人も多いでしょう。
日本では赤は火や太陽・生命を表す色とされ、悪霊や災厄を払う力があると考えられてきました。
また、赤色の顔料となる朱は水銀を原材料としており、昔から木材の防腐剤として使われていたのだそうです。
そんなこともあって、鳥居に朱が使われているわけですが、実は白や黒の鳥居もあるのだそうです。
「鳥」は神の使いや神そのものとして考えられていました。「鳥居」と呼ばれるのもその理由。
神社の成り立ちもして、山や海そのものやそこにある岩が神の拠り所とされていたため、私たちが手を合わせる社殿などよりも古くから鳥居は存在していたのだそうです。
そんな気持ちで鳥居をくぐると、ちょっと気持ちがしゃんとしますねー。
ちなみに狛犬や狐、蛇などの動物たちも「神の使い」とされています。
神社の正しい参拝の仕方
せっかくなので、神社を参拝する時の常識は身につけたいものです。
基本の参拝の仕方をご紹介★
①鳥居の前で軽く一礼
②参道の中央は「正中」と呼ばれ神の通り道。左右のどちらかに寄って歩く
※参道を横切るのは失礼にあたる。やむを得ない時は拝殿に向かって一礼を。
③手洗い場(手水舎)にて、左手→右手→左手に水を受けて口をすすぐ→もう一度左手→柄杓の柄を洗い流す
④拝殿に近づいたら一礼
⑤鈴を鳴らしお賽銭を入れる
⑥深いお辞儀をして拍手を2回
⑦胸の位置で神道で人間の身体を表す右手を神霊を司るという左手よりも少し下げる
⑧手を合わせたまま願いを込めた後、深く一礼
⑨拝殿へ背を向けないように引き下がり、立ち去る時も鳥居へ軽く一礼してから神社を出る
いつもお世話になる神様ですからねー。
マナーを守って参拝すれば、ご利益あるかもです★
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
日本人は特定の宗教を信仰していない人も多く、最近の御朱印ブームもあり、あまりそこの神様のことよく知らないけど、とりあえずお願いしておくといった人も多いかもしれません。
もちろん手を合わせることが大切なのかもしれません。
でも、ちゃんとその神様を知って拝むのとそうでないのとでは、神様に印象は違うかもしれませんよねーwww
なかなか神社はそれぞれ歴史が深く、理解するのも難しいかもしれませんが、せっかくなのでお勉強するのもいいかもしれません。
そんなことを自分に言い聞かせたいと思います。
今日も幸せでありますように。