5月17日は「お茶漬けの日」★
江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎の子孫である永谷嘉男が創業した株式会社永谷園が記念日として制定しました。
そんな「お茶漬けの日」にちなんで、1日1つおもしろ雑学★
・永谷園の「お茶漬け海苔」の誕生
・あられがお茶漬けに入っている本当の理由
・京都でお茶漬け出されそうになったら…
についてご紹介★
5月17日は、あの伝説の映画俳優石原裕次郎さんの銀幕デビューの日。
ということで、最後に石原裕次郎さんとお茶漬けのイラスト描いてみました★
永谷園の「お茶漬け海苔」の誕生
永谷園の「お茶漬け海苔」が誕生したのは、1952年のこと。
美味しいお茶漬けを、家庭で手軽に楽しめたらという思いから生まれたそうです。
抹茶、塩、砂糖などの調味料とあられと海苔というシンプルな素材は、発売当初から現在までほとんど変わらない味なんだとかー。
発売当初は「江戸風味のお茶漬け海苔」というネーミングでしたが1956年に「永谷園のお茶漬け海苔」とリニューアルしてから、その後はリニューアルなしで今日まで販売され続けています。
パッケージは、歌舞伎の定式幕になぞらえた黄・赤・黒・緑の縞模様★
江戸の情緒をイメージしたものらしいですよー。
あられがお茶漬けに入っている本当の理由
お茶漬けの素って、あられがよく入ってますよねー。
カリカリして歯ごたえあって、美味しいー。
でも実はあれ、美味しいだけが理由で入ってるわけではなかったんです。
お茶漬けの素が開発された時、当時、お茶漬けの素を完全に密封できる袋を開発することができなかったのだとかー。
時間が経過するにつれ、水分によってお茶漬けの素がふやけてしまってのだとかー。
たまたま美味しくなればと入れたあられ★
するとお茶漬けの素がふやけず、乾燥しているのを発見。
それからは、乾燥剤として入れられるようになんだんだそうです。
ちなみに永谷園のお茶漬けの素は、海苔味のみあられが棒状。
他のものは、丸い粒の形をしたあられが入っているんだそうですよ。
理由は、海苔味以外は鮭や梅など海苔以外にも食感がある具材が入っているため。
今は密封できる容器もありそうなものですが、あられにはそんな味だけでない重要な役割があったんですねー。
京都でお茶漬け出されそうになったら…
京都でお宅訪問した際に(なかなかないですがw)、「ぶぶ漬け(お茶漬け)どうですか?」と勧められた際のこと。
素直に「ありがとうございますー。」なんて、お茶漬け頂いたらダメなんですって。
京都人のあるある話で、よく京都人は心で思っていることと反対のことを口にするってありますよね。
この時の「ぶぶ漬けどうですか?」の言葉には、「そろそろ帰ってくれへんのかな?」という意味があるんだそうです。
京都人の相手の気持ちを害することなく、それとなく相手に気づいて欲しいという自己防衛だそうですよー。
だから、京都人は難しいーwww
私だったら、ハッキリ言ってもらいたいですけどねw
まとめ(石原裕次郎とお茶漬けイラスト)
お茶漬けにもなかなか面白いお話がありましたね。
あられに隠されたもう1つの理由が意外でした。
京都に行った際は、ぶぶ漬けいただかないよう気をつけますw
そんな「お茶漬けの日」★
5月17日は、今は亡き石原裕次郎さんが映画デビューした日。
1956年。兄である石原慎太郎さんの原作映画「太陽の季節」が封切りとなった日です。
若かりし頃の裕次郎さんをお茶漬けと共に描いてみました★
古き良き時代を思い出しますね。
今日はお茶漬けでも夜食にいかがですか?
最後までお付き合い頂きありがとうございました★