何だかとってもやる気が起きなくて…。
休日の朝、布団からなかなか出ることができず、ごろごろーごろごろーとしていたところ、ふとある動物が頭に浮かびました。
皆さん、ナマケモノってご存知ですか?
あの木の上でだらーんとぶら下がっている動物。
ダラダラ~っとしているとナマケモノになった気分になるのですが、よくよく考えてナマケモノって、どうやって生きているの?
意外と知らなかったナマケモノの生態★
調べてみると実は凄いやつだったー。
ということで、1日1つおもしろ雑学★
今回はナマケモノについて。
・木から降りるのは排便の時だけ
・食事は1日8g
・1日の睡眠時間は20時間
・実は泳ぎが得意
・なぜ木につかまっていられるのか
についてご紹介★
木から降りるのは排便の時だけ
ナマケモノは皆さんもご存知のとおり木の上で過ごしていますよね。
それは何故か。
ナマケモノは非常に動きがゆっくりなのです。
1日数メートルしか動かないスローライフを送っている動物★
そのため、木の上が安全。
木から降りたらたちまち肉食動物に襲われ死んでしまうのです。
銀灰色の体は木の色と同じでで保護色★
目の周りが茶色いのも顔をうずめるようにして眠ることで木と同化して見えるという深い理由。
安全な木の上でひっそり身を隠しながらのんびり生きている。それがナマケモノなんです★
木から降りるのは排便の時のみ。
しかもその排便は1週間に1回★
便秘ー?
いやいや、便秘ではありません。
ナマケモノが食べている木の実は堅くて栄養も少なく、消化に時間がかかるため1週間に一度の排便でOKなんですよ★
ナマケモノの毛の中にはガがいて、ナマケモノのうんちに卵を産みつけるのだそう。
そしてうんちで孵化したガがナマケモノの毛の中に入って、毛の中の窒素量を増加させると共に、そこでうんちをする。
それが毛の中で生えるコケや藻の栄養となり、これがまたナマケモノの栄養となっているんだとかー。
効率的なリサイクルが、ナマケモノの排便によって行われているんです★
なんか凄くないですかー。
食事は1日8g
1日数メートル動くだけのナマケモノ。
どうやって栄養をとっているのでしょうか。
ナマケモノは草食性★
エサは、手の届く範囲にある草や木の実を食べてるんです。
そして排便リサイクルでもご紹介したように、自分の体に生えたコケなどを口にすることもあるのだとかー。
とことん怠けながら一生を送る★
ここまでくると尊敬しかありませんwww
でも手の届く範囲のものだけで、ちゃんと栄養とれてるの?
実はナマケモノの食事は1日8g★
キャベツの外側の葉が1枚60gくらいなので…。
少なっwww
でもナマケモノはとことん省エネ動物。
内臓の働きも遅く、栄養をエネルギーに変えるのにも時間がかかります。
そのため、動きすぎても死んでしまい、満腹になっても死んでしまうんだとかー。
どんだけーwww
1日の睡眠時間は20時間
そんな省エネ動物の極みは睡眠。
もうお分かりですよね。
食べる量は最小限。
活動時間も極力減らす。
んじゃ、やることないじゃんねー。
そう。寝るだけ。
エネルギーを抑えるよう進化したナマケモノの睡眠時間は、なんと20時間★
羨ましい限りのスローライフですー。
実は泳ぎが得意
とことん怠けて生きるナマケモノですが、実は得意なことが★
それは「泳ぐこと」。
生息地である熱帯雨林の気候では、時に水の中で泳ぐことも必要なんだそうで…。
実はナマケモノは泳ぎが得意なんです。
特にミツユビナマケモノは、歩くスピードが時速120mであるのに対し、泳ぐスピードは歩きの2~3倍★
とはいえ、時速260m~360mですから…www
泳ぐ姿見てみたいですねー。
なぜ木につかまっていられるのか
ナマケモノの筋肉は、体重比30%程度。
私たちのような瞬発力を持つ筋肉ではなく、長い時間力がかかることに耐えられるタイプの筋肉らしいー。
大きな爪を持っているため、爪を引っ掛け筋肉で捕まると言うよりぶら下がっている状態なんですって★
ナマケモノはああ見えて、実は異常なほど軽いw
とことん想像つかない力を持つナマケモノ。
何だかナマケモノの虜になりそうですwww
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
何もしたくない日もありますよねー。
ナマケモノのようにのんびり過ごすのも悪くない。
ナマケモノの楽しみって何なんだろう。
きっと木にぶら下がっているだけで、風を感じて、小鳥のさえずり聴いて、幸せなんだろうなー。
皆さんも、体も心も疲れた日には、ナマケモノ見習ってとことん怠けてみるのも悪くないですよー。
最後までお付き合い頂きありございました★