1月10日は「明太子の日」★
1949年(昭和24年)1月10日に前年のふくやの創業以来研究を重ねていた「明太子」が初めて店頭に並んだことで、福岡名産「辛子明太子」が誕生★
これにちなんで制定された記念日。
そんな今日は1日1つ賢くなるプチ雑学★
明太子に関する雑学をご紹介しましょう。
今更聞けない「たらこと明太子の違い」、明太子の栄養素、明太子の保存方法をまとめてみましたー。
たらこと明太子の違いは何?
スーパーに行くと迷うのが、この「たらこ」と「明太子」の違い。
見た目、ちょっと色が濃いのが明太子だよねーというのはわかるけど、ちゃんと説明できますか?
味付け工程の違い
「たらこ」は、主にスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもの。マダラの卵巣を漬けたものも「たらこ」と呼びます。
一方「明太子」は、スケトウダラを塩漬けにしたものを唐辛子などの調味液で味付けしたもの。
すなわち「明太子」はスケトウダラのみ。唐辛子などで味がついているかいないかで「明太子」か「たらこ」に区別されているというわけ★
歴史の違い
「たらこ」の産地は北海道。江戸時代には、すでに塩漬けのたらこが食べられていたのだそう。
「たらこ」は明治時代には全国的に食べられるようになったと言われています。
一方「明太子」は、朝鮮の「明太(ミョンテ)」=スケトウダラに由来。
朝鮮発祥のミョンテが福岡・博多に伝わり、日本人の味に改良されたものが「明太子」★
ちなみに福岡では、昔から「たらこ」を「明太子」と読んでいたため、区別するために改良した「明太子」を「辛子明太子」と呼ぶようになったそうです。
実は英語において「明太子」は「karashimentaiko」と言うんですよ★
明太子の栄養素
明太子の栄養価は「たらこ」とほぼ変わりません。
身体に嬉しい栄養素
明太子は高タンパクで高脂肪。
老化防止に良いとされるビタミンEや、風邪予防の効果があるとされるビタミンC、糖質の分解を助けるビタミンB1、脂質の代謝をスムーズにするビタミンB2が豊富と言われています。
食べ方注意で体喜ぶ
とはいえ、高脂肪。カロリー高いーなんて言われていますが、実は食べ方しだいではそうでもない。
カロリーは、明太子一食分(20g)であれば25kcal★
納豆1パック90kcal、木綿豆腐½丁で108kcal。
と考えると…そうでもないですよねー。
脂質も一食分20gあたり0.66g。
これも納豆4.5g、木綿豆腐½丁6.3gに比べてしまえば…。
でも、塩分高いよねーと思いますよね?
これすら一食分20gあたり約1.1g。
味噌味のカップ麺1食あたり9.2g。レトルトカレー1食あたり9.0g。生味噌タイプの味噌汁1食2.4g…。
いかがですか?
食べ過ぎは確かに良くないですが、一食分の分量を気をつければ、健康の手助けになってくれること間違いなしですよ★
ただ、やっぱり食べ過ぎないでねー。
保存方法
たくさん明太子買ってきちゃったー。
とはいえ、食べ過ぎると身体に良くない。
なんてことで一食分の分量気にすると、食べきれないですよねー。
市販の明太子は冷蔵保存で1週間ほどもつと言われています。
でも、せっかくの高級品。
ゆっくり味わいたいなーという人は、是非冷凍を。
冷凍すると3ヶ月もちます。
ひと房ずつラップに包んで冷凍し、解凍は自然解凍。
食べたい日の前の夜に冷蔵庫に移して、次の日から1週間はもつので、ゆっくり堪能できますよね。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
「たらこ」も「明太子」も美味しいですよねー。
高いけどwww
安い時に買って冷凍しておこうかなー。
一度解凍したものは、再冷凍すると風味が損なわれるので、そのまま食べきって下さいね。
たらこ料理、明太子料理どちらも好きです。
やっぱり今夜は明太子スパゲティでしょうかwww
ちなみに12月12日も「明太子の日」★
日本で初めて「明太子」という名称が新聞で使われた日だそうです。
そんな「明太子の日」★
是非、食卓に「明太子」を。