こんにちは。
中学生男子の子育てに奮闘しつつ、フルタイムで働きややお疲れ気味の「なかマケ」さっぴぃです。
うちの子は洋楽が大好きで、家の中でもよく聴きながら歌って練習しているのですが…。
皆さん、ビートルズの「Let It Be(レット・イット・ビー)」ご存知ですか?
あれを最近、歌って練習しているんですよねー。
名曲はいつの時代も歌われ続けるんだなー。
ところで皆さん、「Let It Be」の意味ってご存知ですか?
子供はわかって歌っているのだろうか?
聞いてみたら…今は何でも教えてくれる世の中。
英語の歌詞と共に、日本語訳も出てくるんですねー。
ちゃんと答えられない大人の方が多いのかもなーwww
似た歌詞としてアナと雪の女王の「Let It Go」が頭に思いついてしまったー。
ということで、今日は「Let It Be」と「Let It Go」の意味も合わせて簡単におさらいしたいと思います★
「Let It be」=なすがままに
「Let It be」とは命令文です。
直訳すると
「放っておけ。」「そのままにしろ」「なすがままに」なんて言葉★
「let」は「let+目的語+動詞の原形(…)」という語順で、「[目的語]に…させる、…するままにする」という意味になるんです。(覚えてますかー?)
「it」の直訳は「それ」ですが、ここでの「it」は漠然と「今ある状況」を示すものであり、あえて目的語を曖昧にしたものであり、無理矢理訳さない方がいいかもしれないー。
「be」はbe動詞の原型。
be動詞は「状況を示す動詞」=「…である」★
以上のことから、「Let It be」は
放っておけ、そのままにしておけ、なすがままに…あるがままに、構わなくていい…
なんて意味になるんですね。
ビートルズの歌詞を日本語訳にしているものを見ると、
「自分らしく素直に生きればいい」
「素直に行きなさい」
「自然のなりゆきにまかせなさい」
「そのままでいいんだと」
「身を委ねなさい」
など。
なすがまま、あるがままという意味が上記のような意訳になると、更に深みを帯びた言葉になっていきますねー。
ビートルズの「Let It Be」では、何度もこのフレーズが繰り返されています。
1つ1つの「Let It Be」を自分なりに砕いていくと、何だか本当呟くだけで一つ一つの「Let It Be」が力に変わっていくような気がするのは、私だけでしょうか。
今一度、ビートルズの歌詞を読み返してみてはいかがでしょう★
「Let It Go」はありのままにではない
ではあの、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアニメーション映画「アナと雪の女王」の主題歌である「Let It Go」★
日本では女優・松たか子さんが歌い話題となりましたよね。
映画で歌われた「Let It Go」は、ビートルズの「Let It Be」と同じような「ありのままに」なんて意味で使われていました。
でも実は「Let It Go」の本当の意味は「ありのままに」ではないってご存知でしたか?
ネイティブでは「Let It Go」は、悩みや怒り、トラブルなどに巻き込まれている時の友人や家族に対してアドバイスする時の言葉★
「何もするな」「忘れろ」「放っておけ」
なんて意味で使われているんです。
それをgoさせろという意味。
あれ?ビートルズと「Let It Be」と同じ?
映画の歌詞で使われてる「Let It Go」の「it」は、抑えていた感情や執着。
結果、抑えていた感情を解放させ、執着を手放すことから、和訳では「ありのまま」という言葉が使われているんです。
しかし、ネイティブな会話では「Let It Go」は
「なんとかなるさー。だからそんなこと忘れちゃいな。」
みたいな感じで、具体的なアドバイスが欲しい人にとっては「こいつ適当だな」なんて思われてしまうこともあるので、注意した方がいいこともあるんですって。
ちなみに「ありのままに」を英訳すると
「Be yourself」「Just stay who you are」
「You are who you are 」となるみたいー。
洋楽はニュアンスを楽しむ
むむむー。英語って難しいー。
状況によって、その言葉の持つ意味がだいぶ変わってしまいますよねー。
でも、そのニュアンスを楽しむのが洋楽を楽しむことに繋がるのかもしれません。
1つの洋楽も、和訳をする人の捉え方によってだいぶ意味は変わってきます。
それを見比べるのもおもしろいかもしれません。
その中で、自分だったらどう訳すかと考えるのも面白いかもしれませんね。
まとめ(ビートルズ&アナ雪イラスト)
いかがでしたか?
子供に、「Let It Be」と「Let It Go」の意味の違いを聞かれたら、答えられるかなー。
「Let It Be」は「ありのままでいなさい」★
「Let It Go」は「その気持ちや感情を解き放ちなさい」★
私だったらそう訳すのかなー★
感じ方によって教える訳が変わってきちゃいますね。
改めて英語の難しさ感じちゃいましたー。
今の子たちは、きっと感覚でもっと英語を覚えることができるんだろうなー。
文法や丸暗記で教わった頭の硬い私には、もう少し勉強が必要みたいwww
頭で考えるより、感覚で身につけるのが1番ですね。
ビートルズの「Let It Be」とアナと雪の女王の「Let It Go」をコラボさせてイラストにしてみました。
最後まで読んでくださりありがとうございました★