こんにちは。
思春期男子と日々格闘中「なかマケ」さっぴぃです。
先日、子供にやられましたー。
私との会話中イライラしだした彼は、トイレに引きこもり。
私の声かけに反応すると共に鈍い音…。
トイレの壁に穴を開けましたよー。
ひえー。賃貸なのにー。
頭の中がパニックになってしまいましたー。
そんなこんなで、色々調べてみましてね。
同じような経験をしている人のために、ちょっとでも覚え書き程度ではありますが、困った時のプチ知識をご紹介しておきます。
実は、割と壁に穴を開けた経験(開けられた経験)ある人多いみたいー。
是非、参考にしてみて下さい。
退去時は現状回復が原則
マンションやアパートの賃貸借契約の際には必ず「原状回復」について、賃貸借契約書に明記されています。
「原状回復」とは、賃貸借契約終了後に、賃借人が物件を「原状に回復して」明け渡さならければならない、というものです。
原状回復の定義に基づいて、賃借人の故意・過失に基づく建物の劣化等があった場合に、退去費用を請求される可能性があります。
修繕可能なものであれば、退去の前に修繕しておいた方が退去時も高額な請求をされなくて済む可能性があるのです。
画びょうやピンは修繕費は賃貸人(大家さん)
賃貸物件の場合、穴の大きさによって修繕費がかかるかかからないか変わってきます。
国土交通省住宅局では「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものを公開しています。
これは法的な規制はないため、一般的な目安ということになりますね。
このガイドラインによると、画びょうやピンで開いた穴は、通常の生活においてできてしまうもので、修繕費は賃貸人(大家さん)が担うとされています。
ただし賃貸借契約書に、画びょうやぴんの使用不可について明記されている場合もあるため確認は必要です。
釘やネジによる穴の修繕費は賃借人(入居者)
同ガイドラインによると、釘やネジの穴については、通常の使用による損耗を超えるとされ、賃借人(入居者)が修繕費を払うとされています。
確かに、釘やネジともなるとかなり大きな穴が飽きますよねー。
クロスのネジ穴を埋めるパテのようなものは、市販で容易に手に入ります。
ちょっとまずいなーという穴は埋めちゃいましょー。
こぶしや不注意で開けた穴は賃借人(入居者)負担
イライラしていて、壁を殴ってしまった。
引越しの際に、家具を当ててしまった。
酔っ払って、ぶつかったら穴が開いた…などなど。
入居者自身の不注意で開いた穴は、もちろん賃借人(入居者負担)となります。
当たり前ですよねー。
壁紙の後ろには、石膏ボードという部材があり実はそれはとても軽くて壊れやすい。
安価で作ることができて取り扱いやすく、軽くて断熱材としても優れていることから、住宅では多く使われています。
しかし安価といえども、この部分が壊れるとなると修繕費はおよそ1.4万~3.5万円します。
自分で直すこともできるようですが、仕上がりを考えるとプロに任せるのもありかもです。
よっぽど腕に自信があるなら別ですけど。
修繕せずに、退去となった場合、高額な修繕費を請求されることになるかもしれません。
退去前に直したいものですねー。
火災保険が使える場合もある
覚えておきたいのが、火災保険。
- 穴あけ事象の原因が故意にするものではない場合
- 借家人賠償責任補償特約が付加されている場合
上記の場合、火災保険が適応することがあります。
損耗の具合や、保険会社によっては免責金額(自己負担分)が発生する場合がありますが、火災保険の内容を賃貸借契約を結ぶ前に確認しておくといいですよ。
困った時の火災保険。
以外と力になってくれます。
まとめ(イラスト)
賃貸物件なのに、壁に穴を開けてしまった場合。
自分で直す方法もあるけれど、やっぱり開けないように生活することが大切ですよねー。
画びょうやピンも複数開くと、かなり目立つものです。
こまめに穴は修繕するのが良いでしょう。
こぶしなどで石膏ボードまでに至る穴を開けてしまった場合は、なるべくプロにお任せするのがオススメ。
クロスなどの予備もないですもんねー。
我が家ももっと気をつけて生活していきたいと思います。
案外、使える火災保険。
今一度、ご確認をー。
最後まで読んで下さりありがとうございましたー。