最近、テレビをつけるとよく知らない若手芸人が出ているわけですよ。
そしたら、次の日も、またその次の日もその芸人が出てるわけですよ。
この間は、朝の情報番組で彼らが出ていて気になって調べちゃいました。
彼らの名前は、「四千頭身」★ご存知ですか?
「第七世代のお笑い芸人で…」と紹介されていた彼ら。
当たり前のように「第七世代」って使われてましたが…「第七世代」って何ですか?
突如湧いてきたような「第七世代」★
他のあらゆるところで使われていましたね。今更聞けない「第七世代」とは?そしたら、それまでの「○○世代」ってあるの?
勉強したので、簡単にまとめてみました★
第七世代とは?
第七世代とは、2010年以降にデビューした20代から30代前半の若手お笑い芸人の総称なんだとか。知らなかったwww
定義はないようですが、生まれが1987年(昭和62年)以降で、デジタルネイティブである「ゆとり世代」★平成生まれ(1989年生まれ)の人たちのことなんだそうです。
霜降り明星せいやが生みの親!?
実はこの「第七世代」とは、お笑い芸人霜降り明星のせいやが思いつきで発信したことだったのだとかーw
すごい発言力★
2018年12月22日の深夜放送、自分たちのラジオ番組で「次の年号の世代を第七世代と勝手に銘打ち。20代で区切って固まる」ことを提案したことによります。
せいやは後に、順番ではない。「平成世代」でも何でも良かったと話しています。そして、「上の世代に勝とうとかじゃなくて、自分ら20代でしかできないお笑いがあるのではないか。そういう可能性を探る時代。」としています。
しかし、余りにも「第七世代」という言葉が1人歩き。せいやがリーダーだなどと言われ、本人は管理した覚えもない。「ミルクボーイ」が優勝した時に自分たちの時代は終わった。「第七世代」も終わりにしていいですーなんて言ってるそうですよ。
本人もここまで「第七世代」が大きく扱われるようになるなんて思わなかったんでしょうねー。
○○世代のお笑い芸人は他にいるのか?
ちなみに霜降り明星のせいやは、思いつきで「七」という数字を世代に当てはめたのですが、そうなってくると気になるのが、その前の世代は?
第一とか第二とかあるの?って話ですよね。
日刊SPAさんがこんな記事を載せていたので、抜粋しまとめてみました★
○○世代と言い始めたのは、1980年代後半★
当時は、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずらがテレビを独占★人気者となり、第三世代と言い上の世代との区切りをつけていました。
1990年代になると、ナインティナインや、ロンドンブーツ1号2号が出始め、この世代は第四世代と呼ばれます。
以降、ゴールデンタイムに冠番組を持つような若手芸人はおらず…。
2000年初めになると、「エンタの神様」や「爆笑オンエアバトル」などのお笑い番組が始まります。そこで人気者になったお笑い芸人「アンジャッシュ」や「バカリズム」「フットボールアワー」「陣内智則」などが第五世代と呼ばれることになるのです。
2010年代頃には、お笑いのネタを見せる番組も減少。バラエティなどのひな壇と呼ばれる位置で、どれだけ自分をアピールできるかの「トーク力」が必須になってくる時代★
この時に人気が出た「ジャルジャル」「三四郎」「オードリー」「NONSTYLE」「平成ノブシコブシ」などが第六世代となるのです。
日刊SPAからのまとめ
中には、○○世代と呼ばれることに違和感を覚える芸人さんもいるそうですねー。
某芸人さんは、自分がブレイクした時代はデビューとは異なるため、3.5世代とかにして欲しいと言ってるのだとかwww
わかる気もしますwww
お笑いの歴史
でも、確かにお笑いには歴史があるわけで、それぞれの時代を飛び出し、生き抜いてきた芸人たちの歴史があるわけですよね★
そこに世代は関係ないのかもしれません。
なぜなら、そこから生き続けるために進化し続ける芸人さんがほとんどですから。
でも、わかりやすいと言えばわかりやすい。
メディアが区切りたがるのもわかります★
そして、霜降り明星のせいやが抱いた「自分たちの世代にしかできないお笑いを探りたい」という思い★
それは、すごく素敵だし応援したいなーって気持ちにさせてくれます。
確かに今の時代、若手だったはずの芸人さんもベテランになり、冠番組はその人たちで埋め尽くされている★
それを越していく若手芸人の冠番組ってテレビではないかもしれませんねー。
でも、第七世代と呼ばれる芸人には、「SNSに強い」「デジタルネイティブ」の強さがあります。
今まさにリモート方式でのテレビも取り入れなくてはならない状況★
この世代の力の見せ所と言っても過言ではないですよね★
新しい時代を背負って頑張って欲しいなーって思います。
四千頭身って?
ということで、今大人気の「四千頭身」★
都築拓紀(つづきひろき)、後藤拓実(ごとうたくみ)、石橋遼大(いしばしりょうだい)からなるトリオお笑い芸人★
3人はワタナベコメディスクール22期生(2016年3月卒業)★
スクールのライブで優勝し、そのままワタナベエンターテインメント所属に★ネタ作りは後藤さんが全て行ってるそうですよー。
「脱力系漫才」なんて呼ばれていて、つまらないことをいかに面白くするかを考えているのだとか。「頭取りゲーム」なんかは、ついつい笑ってしまいましたねー。
何とも言えない芸風ですが、ぜひ一度お試しあれ★
ということで、イラスト描いてみました★
これからの活躍に期待したいところです★