4月23日は「シジミの日」★
長年シジミの調査や研究を続けてきた島根県松江市の有限会社「日本シジミ研究所」が「シ(4)ジ(2)ミ(3)」の語呂合わせにちなんで、記念日に制定しました★
そんな「シジミの日」にちなんで1日1つ賢くなるプチ雑学★
・美味しいシジミの見分け方
・二日酔いにはシジミ汁
・シジミの砂抜きポイント
・シジミの保存方法
・アサリとシジミの違い
についてご紹介★
最後に4月23日生まれの俳優、阿部サダヲさんとシジミのイラスト描いています。
美味しいシジミの見分け方
シジミの旬は夏と冬
1年を通して食べることの出来るシジミですが、旬は夏と冬★
夏のシジミは「土用しじみ」。冬のシジミは「寒しじみ」と呼ばれて親しまれています。
特に産卵を迎える夏のシジミは、旨みがギュッと詰まっていて一級品★
スーパーに並んでいる99%は「やまとしじみ」というものですが、他にも「ましじみ」や「瀬田しじみ」といったものがありますよー。
そんなシジミ★
新鮮なシジミを選ぶポイント
新鮮なシジミの見分け方★
水の綺麗なところで育ったシジミは、ツヤツヤの光沢のある茶色。
表面の筋が細く柄がハッキリしています。
口の開いているものや、割れているものはNG★
水を入れてすぐに水を飛ばす貝は新鮮な証拠。
これから夏を迎えるのが楽しみですねー。
どんなシジミに出会えるかワクワク★
二日酔いにはシジミ汁
別名「腹ぐすり」と呼ばれながら、江戸時代のころから「土用のしじみ」を食べる習慣があったそうでー。
その頃から、「寝汗にいい」「黄疸に効く」なんて言われていました。
現代においても、シジミは健康に良いというイメージはつきものですよね。
実際、シジミにはミネラル・ビタミン類、アミノ酸が豊富。
中でもオルニチンというアミノ酸が肝臓の働きを助けてくれるというのは有名な話。
お酒を飲むと体の中のアンモニアが増加しますが、このオルニチンがアンモニアを無毒化にしてくれるー。
ということで飲酒後にはシジミ汁を飲むと良いなんて言われているんです★
慢性肝炎などの肝臓病にも良いそうですよ。
江戸時代の頃に言われていた、寝汗や黄疸への効果もこのオルニチンによるもの。
いまやオルニチンは研究に研究を重ねられている凄い成分なんですー。
シジミのダシは汁にでますからねー。
汁を飲むだけで効果があるなら、飲んだ次の日には汁で癒され肝臓の回復を手助けしてあげましょー。
自分の体を労わってあげられるのは自分だけー★
シジミの砂抜きポイント
とはいえ、シジミを買ってきて困るのは砂抜き★
上手に砂抜きをできるポイントをご紹介。
①流水で擦り合わせるように洗う。
②貝が全部浸かるほどのたっぷりの水に塩水(水に対して塩1%の濃度)を作り、貝を浸す。
※この際、シジミをザルに入れてから浸けるのがポイント。シジミはなるべく重ならないようするといいでしょう。
貝は動かすと砂を再び吸い込んでしまいます。ちょっと底から浮かせることで、再び砂を吸い込むことを防止。
③貝がリラックスするため、薄暗いところで(新聞紙などかけて)、夏は3時間。冬は5~6時間置く。動かさずに常温でー。暑すぎる時は冷蔵庫も可。
④よーく洗ってから調理。
水から煮ると美味しい出汁がでますよー。
シジミの保存方法
実はシジミを冷凍すると旨味が増すと言われています。
生死に関わる瀬戸際での生体防御作用によるものなんだとかー。
台湾や韓国では冷凍させてから食べるそうです。
砂抜きしたシジミは水をきり、保存用の袋に入れて冷凍保存。
半開きになっていて、触っても閉じない貝は死んでいます。
捨ててくださいねー。
料理の際は、凍ったまま。
急激な加熱をしないと貝が開かないので、茹でる時には沸騰したお湯に入れることー。
アサリとシジミの違い
ちょっと余談ではありますが、誰もが1度は考えたことがあるかとしれないアサリとシジミの違い★
アサリはマルスダレガイ科で、シジミはシジミ科。
すなわち全然種類が違うものwww
アサリは海水に生息しているのに対し、シジミは淡水か淡水と海水が混ざったところに生息しているんです。
そのため、アサリの砂抜きは3%濃度の塩水で。
シジミの砂抜きは1%濃度の塩水でと違いがあるんですねー。
ちょっと人に話したくなるプチ雑学でした★
まとめ(阿部サダヲとシジミイラスト)
いかがでしたか?
4月23日「しじみの日」★
そんなシジミの日生まれの俳優さん。阿部サダヲさんをイラストにしてみましたー。
以前にも描いたことありますが、今回はメイン★
大好きな俳優さんの1人です。
Happybirthday!!!
シジミを食べて健康に生きていきましょー。
最後までお付き合い頂きありがとうございました★