7月30日は「梅干しの日」。
昔から梅干しは健康に良いとされ、「梅干しを食べると難が去る」と言われてきました。そのことから「なん(7)がさ(3)る」との語呂合わせにて和歌山県みなべ町の東農園が制定。
この頃、新物の梅干しが食べられる時期でもあります。
今回は「梅干しの日」にちなんで、梅干しが体にいいとされる理由に関する雑学をまとめてみました。
梅の種類
梅の品種は約300種類以上と言われています。
食用にする果実をとるための「実梅(みうめ)」と鑑賞用の「花梅(はなうめ)」との2種類に大きく別れています。
花梅にも実がなることがありますが、食用には向かない実のようです。
どうせ家で楽しむのなら美味しい実になる実梅を育てたいところですが、梅は自家受粉しにくいため、2本以上植えるといいそうですよー。
梅干しは中国から伝わった?
梅干しが日本に伝わった説には諸説あるようですが、有力なのはやはり中国から伝わった説★
本当に日本は中国からの影響を受けており、様々な歴史は中国なしでは語れないようです。
中国では3000年以上前から青梅を燻製させて薬として使っていました。日本にも梅干しは、熱冷ましや咳止め、吐き気止めといった薬として伝わったようです。
一般家庭に梅干しが伝わったのは江戸時代とされています。
梅干しの健康効果★
酸っぱさの素(クエン酸とリンゴ酸)
梅干しの健康に与える効果としてあげられるのは、梅干しに含まれるクエン酸とリンゴ酸。この2つは梅干しの酸っぱさの素★
クエン酸は、胃腸の働きを促進し食欲を増加させ、タンパク質の消化を良くします。代謝をスムーズにしてくれるというわけ。リンゴ酸は、乳酸の分解を促進してくれて、疲労回復につとめてくれます。
この2つを一緒に撮ることで、殺菌作用や体内の炎症を癒す効果、胃腸な働きを促進する効果が期待できます。
また、クエン酸はビタミンB1と一緒に食べると、更に疲労回復に繋がると言われており、食べ合わせが悪いなんて言われている「うなぎ」との組み合わせは最適★
食べ合わせが悪いというのは迷信なんですよー。
二日酔い解消
熱いお茶に梅干し★
これが二日酔いに効くのだそうです。
人間の体内の細胞を維持するためのナトリウムとカリウムのバランスがとてもいいそうでー。
是非、飲みすぎた次の日は試して見てくださいね。
口臭予防にもいい?!
先にも述べた、梅干しに含まる酸っぱさの素「クエン酸」。
これが口の中の殺菌をし、唾液の分泌を促すため口臭が気になる人には持ってこいなんだそうですよー。
さらに、胃腸の殺菌にもなりますから口臭の原因となる大元も梅干しのクエン酸効果で撃退★
これは、梅干し食べるしかない!
便秘予防にも効果あり?
梅干しに含まるクエン酸と食物繊維は、消化吸収を促し、腸内では便を軟らかくして排出してくれる効果があります。
まー。あまり食べすぎると塩分の摂りすぎになりますのでその辺は注意が必要ですが、こんなことも期待できるかもなー程度に頭の隅に入れておいてみるといいかもですねー。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
梅干しには体にいいことがいっぱい★
夏に梅干しを使った料理が食べたくなるのも、体が欲している証拠なのかなー。
ちなみに日本酒500mlに梅干し5個を入れて1週間密封容器に入れておくと、肌がすべすべになりシミやシワ、肌荒れ効果抜群の化粧水が出来上がるのだそうですよー。私も作ってみようかなー。
作った化粧水は、二の腕などで肌に合うか試してから、1週間で使いきってくださいね。
梅干し効果で、今年の夏も乗り切りましょー。
塩分の摂りすぎには注意して下さいね★