こんにちは。
1月2日は「書き初めの日」★
古くから仕事始めの日には、その年の目標や抱負などを書き記す書き初めを行う習慣があります。
そんな「書き初め」はどのようにして、広まっていったのか?
書くとしたらどんな文字を書けば良いのか。
書き初めにおすすめの言葉を簡単にご紹介したいと思います。
書き初めは平安時代の吉書初めから始まった
もともと書き初めは、平安時代に宮中の一部の文人の行事(吉書初め)として始まりました。
吉書初めとは、その年の初めて汲んだ水ですった墨を使って、元旦にその年の恵方を向いて詩歌を書くというもの。
江戸時代に寺子屋が普及したことで、これが庶民に広まっていったと言われています。
新年の仕事始めや学校始めに、目標や意気込みを書くと1年の仕事や学業が上手くいくと言われるようになりました。
昔は新年は2日から仕事始めをしていた人たちが多かったようですが、最近は学校や仕事も始まりが様々。
2日に書き初めをするという風習も変化しつつあるようです。
書き初めで字が上手くなる?
書き初めは、文字が綺麗に書けるようになることを願って行われていたという説があります。
1月15日には「どんどん焼」と言われる、お正月飾りや書き初めなどを1ヶ所に持ちより、積み上げて燃やすことでその年の無病息災を願うもの。
この炎で、書き初めした半紙を燃やすと字が上手くなると考えられてきました。
1文字1文字心を込めて字を書く行為じたい、字を丁寧に書くことに繋がり、字を書く練習にはなりそうですけどねー。
書き初めにおすすめの言葉
書き初めをする際、まずは何を書くか迷いますよね。
基本は、新年の抱負や意気込み、目標を書くということを忘れずに★
王道ですが、これを書いておけば間違いないものをいくつかご紹介。
まずは、何文字の言葉を書くか決めて、内容を考えるようにしましょう。
漢字1文字で表す
昨年を漢字一文字で表すなら?と言うように、新しい年の目標も漢字一文字で表してしまいましょう★
なかなか、一文字で表すというのは難しいですが、表現力がプラスすると深い字を表すことができるでしょう、
無難ではありますが
愛・楽・生・笑・実・美・勝・穏・変・翔…。
など一文字でもまだ見ぬその年の目標には相応しい字がたくさんあります。
漢字2文字で表す
漢字2文字は、小学生には人気の漢字も多い様子。
元気・勇気・健康・希望・友情・飛翔・飛躍・感謝・挑戦・全力・未来…など。
なかなか筆にすると画数の多くなるものもありますが、一つ一つの言葉の意味を噛み締めながら書くことができるでしょう。
漢字3文字で表す
漢字3文字。
3文字ともなってくると、言葉の意味を理解した上での言葉が必要になってきます。
・破天荒…今まで誰も挑戦しなかったようなことをすること
・心·技·体…武道や相撲を重んずる精神力・技術力・体格の要素
書き初めの3文字はなかなかバランスとるのが難しいですが、挑戦してみるのもいいですね。
漢字4文字で表す
漢字4文字で表すならば、四字熟語が必須。
大人気は
心願成就…神仏に心から祈っていると願いは叶えられる
また、最近では人気マンガの鬼滅の刃の中で使われる四字熟語も書き初めにはもってこいらしいー。
生生流転(せいせいるてん)…全ての物は留まることなく絶えず生まれては変化し、いつまでも次々に移り変わっていくこと。常に新しく変化していくという意味。
四字熟語ではありませんが、「希望の光」はよく書かされましたねーwww
書いてはいけない言葉
書き初めで書く言葉は、基本自由。
文字数の制限も、学校での課題がない限り基本はありません。
平仮名でも漢字でも、ローマ字でも今はOK。
ただ、書く言葉や内容によっては、親が呼び出されたり注意を受けることになりそうです。
あくまでも書き初めは、新年の目標を書くもの。
他人への誹謗中傷や卑猥な言葉は避けましょう。
目標や抱負であることを忘れず、明るい未来に繋がる言葉を書いてくださいね。
まとめ(朝倉未来と書き初めイラスト)
1月2日は「書き初めの日」★
書き初めは、もともと仕事始めに新年の抱負や意気込みなどを書き記していたことから始まった。
平安時代に宮中の一部の文人が行っていた吉書初めが由来。
書く文字数や内容は基本自由。
しかし新年の抱負や目標であることを忘れずに。
今日は、年末番組フジテレビ系列「RIZIN」で見事な戦いぶりを披露してくださった、格闘家の朝倉未来さんを描いてみました★
ちょっと新年を強い気持ちで挑めそうwww
今年1年が皆様にとって良い年になりますように★
最後まで読んで下さりありがとうございました。