5月28日は「花火の日」とされています。
まだ打ち上げ花火は早くない?なんて、思いますよねー。
でも、だいぶ初夏が近づいてきた感じの今日この頃。
今回は、花火に関する雑学まとめています。
花火のイラスト、素敵な仕上がりになりました★
5月28日なぜ花火の日?
1733年5月28日。隅田川の両国橋付近、水神祭りの川開きが行われました。
この年は、第8軍将軍徳川吉宗の治世。
全国的に凶作で、コロリ(コレラ)が大流行。犠牲者の慰霊も兼ねた花火が打ち上げられたのだそうです。
これが、「両国川開きの花火」。やがて庶民の楽しみとして定着し、中断されたこともありましたが、1978年に「隅田川花火大会」に名称を変えて復活★
隅田川花火大会はテレビでも特番が組まれる程の、夏の風物詩になりましたー。
た~まや~の意味
「た~まや~」なんて掛け声聞いた事ありますよね?
あれは、江戸を代表す花火師の屋号。江戸時代「玉屋」と「鍵屋」が技を競うようになり、花火師を応援する声「た~まや~」「か~ぎや~」がそのまま現代に残っているのだそうです。
玉屋の花火の方が出来が良かったようで、「た~まや~」の方が多く使われるそうですよ。
花火の色は使われる金属で決まる
花火は火薬と金属の粉末を混ぜて包んだもの。この時に使われる金属によって色が決まるそうです。
赤…炭酸ストロンチウム
黄…ナトリウム、炭酸カルシウム(石灰)
緑…硝酸バリウム
青…酸化銅
白(銀)…マグネシウム、アルミニウム
NEVERまとめ
最近は、色も形も種類が増えましたよねー。
何発も一気に打ち上がる花火も豪華でいいですが、大きくまん丸に花開く花火を見た時は、何とも言えない感動に包まれます。
この、どこから見ても丸い花火は日本独自の技術なんだそうですよ。
一人前の花火師になるためには、10年はかかると言われています。
それだけ、花火を作ることも、打ち上げることも熟練の技が必要なんでしょうね。
花火はどうして夏?
ところで、花火ってなぜに夏なんでしょうね。
隅田川花火大会の始まりである「両国川開きの花火」も5月ですしね。
まー。テーマパークなどでは季節関係なく打ち上げているところもあるので冬に花火を打ち上げても問題はないと思いますが…。
夏の風物詩となった背景には、昔、送り盆の時期に魂の鎮魂のために打ち上げられていたことがあると言われています。
まー。外で空を見上げるわけで寒いのは辛いですよね。昼間の暑さが少し和らぎ、外の空気が心地よく感じる頃の夏の夜は、やっぱり最適ですよね。
浴衣姿になれるのも夏ならでは★
花火っておいくら?
現実的なお金の話をしてしまうと、花火は開花した時の大きさで値段が決まることも多いのですが…。
直径が100mとなる3号玉で4000円から5000円。
150mとなる5号玉で15000円。
7号玉で3万円~。10号玉では10万円~。
直径450mにもなる20号玉(2尺玉)で80万円にもなるのだとかー。
やっぱり贅沢なエンターテインメントですね★
先にもまとめ(イラスト)
2020年。コロナ騒動もあり、今年の花火大会どうなりますかねー。
AIが進化している現代においても、まだまだ花火を作って打ち上げる技術はAIには難しいとされています。
人の手が作り上げた芸術作品★
夏の思い出と重なりながら、一瞬にして空に散っていく明かりの儚さ★
あー。夏が待ち遠しくなってきました★
そんな今日の1枚★
今日のイラストは、ほぼほぼ色塗り担当やっぴぃの頑張りにて完成w
花火はボールペン1本では表現しにくいですねー。
でも、ちょっとなかマケにもこんなイラスト描けるんだよ的な、素敵な作品に仕上がりましたー★