9月9日救急の日★救急について知ってるようで知らないこと★プチ雑学

9月9日は「救急の日」★

「9(きゅう)9(きゅう)」という語呂合わせから、救急医療関係者の意識を高めると共に救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として、厚生労働省によって昭和57年に制定されました。

今回は、救急車をどんな時に呼ぶのか?他、救急車や消防車に対して、知ってるようでしらない雑学を少しばかりご紹介★

救急車ってどんな時に呼ぶの?

救急車は、本当に困ってる時にしか呼ぶことはできません。

しかしながら、近年救急車の出動件数搬送人員数ともに増加しています。

ちょっとした怪我や、自分で病院に行けるにも関わらず救急車を呼んでしまうと、他に本当に困っている人が救急車を呼んだ時にすぐに来て貰えないという事態に!!

救急車はタクシーではありません。総務省発行のマニュアルなどを確認しましょう。

ただし、本当に必要な時に躊躇いは禁物★

以下の症状があれば迷わず呼びましょう。

【意識の障害】
・意識がない(返事がない)又は おかしい(もうろうとしている)
・ぐったりしている

【けいれん】
・けいれんが止まらない
・けいれんが止まっても、意識がもどらない

【けが・やけど 】
・大量の出血を伴う外傷
・広範囲のやけど

【吐き気・飲み込み】
・冷や汗を伴うような強い吐き気
・食べ物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい
・変なものを飲み込んで、意識がない

部位別にも、こんな症状があれば迷わず呼びましょう。

【事故】
・交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
・水におぼれている
・高所から転落

【顔】
・顔半分が動きにくい、あるいはしびれる
・ニッコリ 笑うと口や顔の片方がゆがむ
・ろれつがまわりにくい、うまく話せない
・視野がかける
・ものが突然二重に見える
・顔色が明らかに悪い

【腹】
・突然の激しい腹痛
・持続する激しい腹痛
・吐血や下血がある

【頭】
・突然の激しい頭痛
・突然の高熱、支えなしで立てないぐらい急にふらつく

【胸や背中】
・突然の激痛
・急な息切れ、呼吸困難
・胸の中央が締め付けられるような、または圧迫されるような痛みが2~3分続く
・痛む場所が移動する

【手足】
・突然のしびれ
・突然、片方の腕や足に力が入らなくなる

【引用】総務省消防庁 救急マニュアル

消防車はなぜ赤い?

消防車はなぜ赤なんでしょうか?

実は理由は定かではありません。

一般的には「外国から輸入した蒸気ポンプの消防車が赤だったから」。これにより日本でも赤色にしたという話。

他にも、「目立つように。」「炎の赤をイメージさせ火災に気をつける気持ちをもってもらうように。」など説があります。

現在は、法律で「赤」と決まっています。

ちなみに救急車が白いのもなぜだか定かではないwww

消防車同様、「外国から輸入した救急車が白だったから。」が一般的です★

他にも「白は清潔感がある」などの理由があります。

なぜ119番?

どうしても緊急事態の時、呼び出す番号は「119」番★

どこに繋がるかご存知ですか?

私たち「119」に電話をかけると、消防署の中の通信指令室という所に電話が繋がります。

そこでは緊急電話位置情報システムが自動で通報している場所を探してくれるのだそうです。

「119」は大正6年に火災通報用の専用電話が制度化され、東京都内で始まったもの。

当時はダイヤル式だったため、すぐにかけられる「112」だったのですが、あもりにも間違え電話が多いとのことで昭和2年に「119」に変更になりました★

ちなみに始まった当初は交換局経由手動交換有料だったんですって。

ところが、有料なら火災が起きても電話するのやめようかーって人がいて、大正8年から無料に★

自動交換式となったのは、大正15年からだそうです。

ありがたやー。

救急車は時速何キロで走る?

救急車は一般道路を走る際、普通の車の制限速度に従わなくて良いとされています。

そのため、普通は30~60km/h道路においても80km/h出しても問題なし。

高速道路では100km/h出してもいいのだとか。

信号においても守らなくても良いのですが、とはいえ安全第一★

すぐに止まれるような徐行運転にて信号のある所は通過します。

事故が起きては、元もこうもありません。

確実に安全に、できるだけ早く患者さんを搬送しなければならないわけですから、はやる気持ちを抑えて救急車は走行しなくてはいけませんね。

その際、救急車は緊急走行の赤色灯を点灯させ、サイレンを鳴らさなければいけません。

救急車で運ばれる羽目になったけど、恥ずかしいから静かに運んでーとかは無理ですよwww

また、救急車がサイレンを鳴らして走っているのを見かけた際は、端に寄って道を空けるなど協力してあげてくださいね。

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

「救急の日」にちなんで、いくつか消防車や救急車に関する雑学をご紹介してみました。

もちろん、救急車に乗ることなんてなければ良いに越したことはないのですが、こんな日には緊急事態に直面した時自分がどうすべきなのか、大切な人を守るためにどうすべきか、家族や大切な人と話をするのも良いかもしれませんね。

今日も平和でありますように★

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