9月14日は、「ギャグ漫画の王様」と呼ばれた赤塚不二夫(1935-2008)氏の誕生日★
彼の代表作は、「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」「モーレツア太郎」「レッツラゴン」「ギグゲリラ」など。
彼がこの世を去ってから12年ですかー。
彼の作品をテレビで見ることもほとんど無くなりましたねー。
そんな今回は、彼の偉大さを再確認する為に、代表作の1つ「天才バカボン」からプチ雑学をいくつかご紹介★
イラスト描いてみましたー。
バカボンの由来
バカボンの由来にはいくつかあります。
1つ目は、関西地方での良家のお坊ちゃまを指す「ボンボン」にかけて、主人公がバカなボンボンだったから。
2つ目は、英語で放浪者(=vagabond バガボンド)にかけた自由な主人公にしたかったから。
3つ目は、仏教の薄伽梵(ばぎゃぼん、ばがぼん)から。薄伽梵は「仏陀」や「お釈迦様」の敬称でもあります。のちにご紹介しますがこの説の意味に繋がるバカボンのパパの言葉が有名★
どれもそれらしきーですね。
バカボンのパパは生後2ヶ月目まで天才★「天上天下唯我独尊」の意味
バカボンのパパは、3年間お腹の中にいたんだとかーw生まれてすぐに歩いて、「天上天下唯我独尊」と唱えています。これは、釈迦が誕生した時に言ったとされる言葉です。
これは、この世で自分ほど偉いものはいないとうぬぼれることの意に歪曲され誤用されていますが、本来は「ただ我々人間にのみなしうるたった一つの尊い目的(独尊)がある」という意味を示し、すなわち「我々人間の命に差別はなく、皆平等に尊い」ということを言っているのだそうです。
バカボンのパパは本当の意味を知っていてこの言葉を言ったのかなー。
本当のところはパパのみぞ知るー。
というか、誕生の時に唱えたお釈迦様がやっぱり凄いwww
ちなみに、びっくりして慌てて駆けつけたバカボンのパパのパパに、バカボンのパパは「父上はじめまして!!」と挨拶したんですってーwww
ちなみに原作の設定では、生後2ヶ月目にクシャミで頭のネジが外れてしまったのだとかーw
アニメによると元の脳みそと馬の脳みそが入れ替わったとなってますwww
なぜ馬www
バカボンのパパは逆プロポーズされてママと結婚
バカボンのパパはバカ田大学、哲学科を首席で卒業★バカも極めれば、ある意味天才★
在籍中に黒百合女学院のマドンナ(のちにママ)に恋をします。
何とかデートまでこぎつけるのですが、そこで過去の恋人と混同する謎の男が現れパパは「もうきらいになったのだ」と身をひこうとするのです。
そんな中でママからの逆プロポーズ★
きゃー。なんとも素敵な結末ですねー。
その後無職になるバカボンのパパ…。
本当にママはパパで良かったのかなーwww
なんてwww
でも、幸せならそれでいいのだー。ですね。
レレレのおじさんは25人の子供を持つお父さん
「お出かけですか?レレレのレー」と言いながら、街中を箒で掃いて回るレレレのおじさん★
実は5組の5つ子のお父さん。
25人の子供たちの食事や登校を促す際に、箒でかき集めていたがために、子供たちがみんな独立した後もその癖が抜けきれず、箒で掃いてまわっているのだとかー。
そんなエピソードがあったなんて知りませんでしたーw
というか、本当にどこをとってもとんでもない漫画w
これでいいのだ
バカボンのパパの名言★「これでいいのだ」
この言葉も実は仏教の悟りに通じる考え方なんだとか。
最初に言われたシーンをそのまま展開★
わしはバカボンのパパなのだ
この世はむずかしいのだ
わしの思うようにはならないのだ
でもわしは大丈夫なのだ
これでいいのだと言ってるから 大丈夫なのだ
あなたもあなたで それでいいのだ
それでいいのだ
それでいいのだ
わしはリタイヤしたのだ
全ての心配から リタイヤしたのだ
だからわしは 疲れないのだ
どうだ これでいいのだ
これでいいのだ
やっぱり これでいいのだ
天才バカボン
決して、諦めや妥協ではありません。
開き直りでもありません。
「あるがまま」ありのままに受け入れる。
そういうことなのです。
パパの自由な行動や言動が笑いを誘う中、時にハッとさせられる言葉が時折みられる。
これが「天才バカボン」の魅力★
どこをとってもそうはいなかないだろ。トンチンカンな内容かもしれない。でも、そんな中に芯の部分に優しさと温もりを感じる作品になっています。
まとめ(イラスト)
赤塚不二夫先生は、「天才バカボン」だけでなく、多くのキャラクターたちを生み出してきました。
そのどれもが、おもしろおかしく、でもホッコリさせられてしまうwww
何だか作品また読んでみたくなりました。
彼が生みだしたキャラクターたちと彼のイラスト★
キャラクターたちに負けない温かさを赤塚不二夫先生から感じとれたら幸いです★
Happybirthday!!!
赤塚不二夫は永遠に★