こんにちは。
12月29日は「福の日」★
水産練り物製品などの製造・販売をする株式会社紀文食品が制定した記念日です。
正月行事本来の意味や謂れを知ることで、福を招いてもらうことが目的。
日にちら、お正月前ということで12月。
日にちは「ふく(29)」(福)と読む語呂合わせから。
そんな今日は、福を呼ぶお正月遊び「福笑い」について★
目隠しをした人が、顔の輪郭を描いた紙の上に、目や鼻、口などのパーツを置いていく遊び。
お正月と言えばの定番の遊びですよねー。
単純で分かりやすく、子供からお年寄りまで誰もが楽しむことのできる遊びです。
その「福笑い」の起源や由来。
なぜおかめやひょっとこが使われるのか?
「福笑い」がもたらす効果についてご紹介★
「福笑い」の起源や由来ははっきりしていない
実はこの「福笑い」★
知っている人も多い定番のお正月遊びですが、起源や由来についてははっきりしていないんです。
一説によると、江戸時代の後期に誕生し、明治時代頃に広く普及したのではないかと言われています。
「笑う門には福来る」ということわざがありますよねー。
明るい家庭には幸運がやってくるという意味。
遊んでいる最中の顔や、できあがった顔を見てみんなで笑い合うことから、新年の幸せを願う意味を込めてお正月に遊ぶようになったのではないかと言われています。
いつからどうやって始まったか分からないけれど、今も昔も変わらず「笑い」を与えてくれる遊びって、結構ありますよねー。
でも、引き継がれるには意味があるんですよ。
少しずつ、その意味を引き解いてみましょー。
おかめやひょっとこは福の神
「福笑い」といえば、そのベースとなるのは「おかめ」や「ひょっとこ」の顔。
チョンチョン眉毛にまん丸ほっぺの女性と、口を尖らせたおどけた男性。
見たことありませんか?
女性は「おかめ」★
「お亀」「阿亀」「お多福」「お福」など、実は色んな呼び方があります。
神楽(神様に奉納するために行う舞や歌)などでは道化役の女性として使われます。
広い額、低い鼻、丸い顔が特徴的。
実は「おかめ」は、福を招く神様ともされているんです。
一方、口を尖らせおどけた表情の「ひょっとこ」★
彼もおかめ同様に神楽では道化役の男性。
しかし彼は、実は火を守る神様。
夫婦でもない。家族でもない2人は、実は2人揃うと「家族円満の神様」になるんですって★
なんとも有り難きお2人なんですよー。
彼らの表情には癒しがありますよねー。
なんとも憎めない。
彼らからは、全てを笑って許してくれそうな優しさを感じるのは私だけでしょうか…。
「福笑い」3つのおすすめポイント
「福笑い」は、お正月にはもってこい。
お正月でなくても、実はもってこいw
その理由をご紹介★
①誰でできる
1つ目は、小さい子供からお年寄りまで、誰もが参加できること。
使うのは自分の手先と、準備するのっぺらぼうの台紙と、顔のパーツの紙のみ。
目を隠すものが必要でありますが、なんならなくても大丈夫。
重いものは持たないし、テクニックもいりません。
難しく考えることもせずに、ただただその場にいる他の人たちと笑えば良い★
とっても簡単。
お正月に親戚が集まる中、みんなでゲームと言っても今のゲームは、難しいものも多いですよねー。
世代を超えて、その場で単純に遊べるボードゲーム。
その中でも最も単純で、楽しむことができるゲームだと言っても過言ではないでしょうね。
②お金かからず、処分も可能
また、紙とペンがあればわざわざ「福笑い」のキットを買わなくても、オリジナルの「福笑い」は作れてしまいます。
ハサミ(手でもいいんじゃない?)でパーツを切って、のっぺらぼうにのせるだけ★
その場で楽しむだけ楽しんで、終わったらポイって捨てたって、罪悪感は生まれません。
以外と玩具って増えるじゃないですかー。
使い捨て玩具だと思うと気が楽です。
ある紙使えば、お金もかからないし家計には優しいことだらけー。
③手先の感覚と空間把握・記憶能力が鍛えられる
目をつぶった状態で、顔のパーツを探って台紙に置いていく「福笑い」。
パーツを手先で一つ一つ確かめながら置いていくことで、手先の感覚が鋭くなると言われています。
また、どこに並べるかの位置関係が出来栄えを左右するなかなかスリリングな遊び★
そのため、目を閉じた状態での空間把握や記憶能力のトレーニングになるそうですよー。
テレビゲームでは味わうことのできない感覚ですね。
是非、今の子供たちにもやって欲しいー。
大人たちには、ちょっとした脳トレになりますね。
まとめ(イラスト)
12月29日は「福の日」★
福を呼ぶ遊びとして、正月遊びの1つである「福笑い」についてお話しました。
起源や由来、なぜ、ひょっとこやおかめが使われるようになったかなど、謎が多い「福笑い」。
しかし、この遊びには長所もたくさん。
手軽に誰でも楽しむことができる「福笑い」★
是非、オリジナルの「福笑い」を新年に楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。