さてさて、寒い冬もそろそろ春へと移行★
スギ花粉も飛び始めましたー。
これからの時間、花粉症と戦わねばって人も多いのでは?
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ…。
考えるだけで辛いですねー。
日本の花粉症患者の約80%はスギ花粉が原因で発症するんですってー。
そんな今日は、1日1つ賢くなるプチ雑学★【花粉症対策編】
花粉症の基礎知識から対策プチ雑学までご紹介★
花粉症の基礎知識
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)と通年性アレルギー性鼻炎
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは、季節に飛ぶ花粉が原因でアレルギー症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ)がでるもの。
通年性アレルギー性鼻炎とは、季節を問わずアレルギー症状でるもの。
花粉症とは違ってダニや真菌(カビ)、ペットの毛や昆虫などが原因と言われています。
日本人の20代までは通年性アレルギー性鼻炎患者が多いのに対し、30代から60代までは、スギ花粉症患者が通年性アレルギー性鼻炎患者よりも上回るのだとか。
そして、70代になるとスギ花粉症患者と通年性アレルギー鼻炎患者の数はほぼ同じになるのだとか。
不思議なものですねー。
スギ花粉症患者が増えた理由
スギ花粉症と言えば、冬から春にかけて飛散するスギが原因の花粉症の代表格★
なぜこんなにもスギ花粉に悩まされる人が増えてしまったのか…。
それは戦後、全国の山林に建材としての使用や治水目的でスギの木が植林されたから。
その後、価格の安い木材の輸入が盛んになりスギ樹林の手入れが疎かに…。
1960年代後半から、花粉生産量の多い樹齢30年以上のスギ林の面積が広くなり、1970年代から一気に花粉症患者が増えたのだとかー。
なんと、人災なんですー。
それもこれも植えちゃったのは人間の仕業ー。
北海道や沖縄ではスギ花粉患者は少ない
しかし、そのスギの植林が行われなかった北海道や沖縄。
よって沖縄や北海道ではスギ花粉患者が少ないー★
日本一スギ花粉患者が少ない北海道ですが、実は通年性アレルギー性鼻炎は日本一多い★
寒冷地であるため、気密性の高い家屋や、寒さからの換気の少なさが要因となっているのでは?なんて言われていますが、どうなんでしょうねー。
シラカンバが原因の特有アレルギーもあるそうです。
花粉は通年飛んでいる
花粉はスギだけではありません。
春にはスギの他にもヒノキ、夏にはシラカンバやイネ、秋にはブタクサ・ヨモギ・カナムグラの花粉が飛びアレルゲンとなります。
すなわち、スギ以外の花粉症もある可能性が。
症状が出た時は、自分のアレルギーの原因は何なのかちゃんと調べておく必要はありますね。
花粉症対策
①マスク
マスクは、花粉の量を1/3~1/6に減らすことができると言われています。
また、花粉飛散前からマスクを装着することで発症時期を遅らせることもできるのだとかー。
マスクは、感染対策にも花粉症対策にも必須アイテムの1つですね。
②メガネ
メガネの効果は、花粉症用のものでなく通常のメガネでも約1/3に花粉の量を減らすことができるのだとかー。
これは、意外ー。
伊達メガネでもいいので、オシャレな感じに着用してみてはいかが?
③服装
着るものは、ポリエステルなどの化学繊維のもののほうが花粉が付着しにくい★
帽子を被るのもGood★
頭への花粉の付着を防ぐことができますよ。
④うがい&洗眼
メガネをすると効果的という話はしましたが、帰宅後の洗眼をすることは、メガネをしていたとしてもオススメ★
生食(0.9%の食塩を溶かした蒸留水)を体温程度に温めて、目や鼻、うがいをし花粉を洗い流しましょー。
⑤洗濯
洗濯物は、部屋干しに★
でも、部屋干しって臭いが気になりますよねー。
そんな時は、レモンを半分洗濯ネットに入れて、洗濯物と一緒いれて洗濯してみてください★
レモンのクエン酸で殺菌効果★
柑橘系の香りで臭いにおいを消してくれる効果があるー。
柑橘系の中でもレモンはその効果が高いそうですよ。
干せば3回使えるのだとかw
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
花粉症の方、そうでない方、これから発症するかもしれない方…。
花粉症への心構えと対策の知識だけは身につけておくと損はないでしょー。
今年は花粉、少ないといいですねー。
皆さんが花粉症を乗り越えられますように★