11月27日は「組立家具の日」★
収納家具やインテリア用品の製造・販売、医療機器の販売を手掛ける株式会社クロシオが制定しました。
株式会社クロシオの深谷政男氏によって考案・命名された1967年販売の「カラーボックス」。
当時は家具は木材を板状にしたものがほとんど。
色紙を薄いベニヤ板に貼って合板を作り特殊加工で軽い三段ボックスを作って販売したところ、大ヒット商品となりました。
その歴史を踏まえて、組立家具の普及を目的とし、深谷氏の誕生日にあたる11月27日を記念日にしたというわけです。
そんな今日は、家具に関する雑学をご紹介★
意外ときちんと知らない家具の数え方や理科室の椅子に背もたれがない理由を含む椅子の雑学を簡単に説明しちゃいましょー。
タンスの単位は「棹(さお)」
タンスの数え方ってご存じですか?
一棹、二棹…って数えるんですよねー。
この数え方のルーツは江戸時代。
当時のタンスの側面には金具がつけられており、そこに竹を通して持ち運べるようにしていたのです。
もちろんその理由は持ち運びやすくするためなのですが、火事が発生した時にすぐに持って逃げらるようにとの理由もあったのだとかー。
今の時代は、タンスを持って逃げるなんて考えられないですが、当時はそれだけタンスに大事なものを入れていたんでしょうね。
机の数え方は用途に合わせて異なる
机は実は数え方がちょっと複雑。
基本、脚のついたものは、一脚、二脚…と数えるのですが、用途によっても違うようです。
学習机や事務机、脚のないものに関しては「台(だい)」が使われます。
一方、食べ物を乗せたり、脚のついた机に関しては「脚(きゃく)」の他にも
「基(き)」「卓(たく)」と数えるものあるそうです。
脚が太くて短い座卓は、その名の通り「卓」が正解。
でもちょっぴりややこしやーwww
他にもあるある家具の数え方
他にもドレッサーは、鏡が一枚だと「基」。三枚になると「台」。
カーテンはもちろん「枚」と数えてもいいのだけど、「張(ちょう)」や「張り」とも数えるなど…。
意外と家具の数え方はいろいろあり、難しやーであることがわかりましたwww
理科室の椅子に背もたれがない理由
「椅子」の漢字は「木製で作られた小さなよりかかるもの」という意味しているのですが…。
学校の理科室。あそこにある椅子って背もたれないって気づいてました?
いやいや気づいてましたよねー。というより気になってませんでしたか?
あれって敢えてなんですって。
実験の途中に生徒に危険が及んでも素早く身を引いてよけることができるように、背もたれのない椅子が使用されているのだそうです。
何とも安全を考慮したお気遣い★
皆さん、危険を感じたら、椅子を倒してもいいので逃げましょー。
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
意外と知らなかったこと多くなかったですか?
今日も一つ賢くなることができました★
ちなみに誤解している人もいるかもしれないので一つだけ。
「インテリア」という言葉がありますが、あれは「室内装飾品」という意味。
絵画や花瓶など室内を飾りつけるもの、彩るものという意味が強く、家具そのものを表す言葉ではありません。
家具は英語で「furniture(ファニチャー)」★
間違わないようにしてくださいねー。