4月10日は「酔い止めの日」★
「よ(4)いど(10)め」の語呂合わせにちなんで、医薬品や健康食品などを展開している株式会社浅田飴が記念日に制定しました。
そんな「酔い止めの日」。1日1つ賢くなるプチ雑学★
・乗り物酔いはなぜおこる?
・乗り物酔いを防ぐためにすること
・乗り物酔いにオススメの食べ物や飲み物
についてご紹介★
乗り物酔いはなぜおこる?
そもそも乗り物酔いとは何なのか?
乗り物酔いのメカニズム
「乗り物酔い」は「動揺病」とも呼ばれています。
車やバス、電車や船などの乗り物の揺れにより不規則な加速や減速の反復。
内耳(三半規管と耳石器)からの情報と目からの情報、体からの情報が異なると脳が混乱を起こします。
これがいわゆる「乗り物酔い」★
自律神経の病的反応が起こり、めまいや吐き気、嘔吐などの症状を引き起こします。
乗り物酔いを引き起こす要因
要因としてあげられるのは、
・疲れや睡眠不足などによる体調不良
・乗り物内のよどんだ空気
・不快な温度や湿度
・ガソリンなどの不快な臭い
といったもの。
私は乗り物酔いしない方ですが、乗り物酔いを必ずする子供たちなどを見ると、辛そうで仕方ない。
一度不快な経験をしてしまうと、また酔ってしまうのではないかという不安が、さらに次の乗り物酔いの引き金になってしまいますよね。
精神的な要因もかなりあるようです。
乗り物酔いを防ぐためにすること
ということで、辛い乗り物酔いを防ぐために出来ることをいくつかご紹介しましょう。
乗る前の準備
乗る前の準備としてできること。
①酔い止めの薬を内服
30分ほど前に酔い止めの薬を内服しましょう。
自律神経を整えると共に、胃腸の過度な働きを鎮める効果があります。吐き気を抑えてくれるでしょう。
薬を飲んでいるという安心感が心理的効果を生んでくれます★
②食べ過ぎ・空腹に注意
食べた直後や食べ過ぎた時は、胃の消化が間に合わず吐き気に繋がります。消化の良い食べ物を適度に食べて、胃腸を整えておくことがベストです。
③ゆったりした服を着る
締め付ける服は血行が悪くなり気分が悪くなります。ゆったりした服を着ましょう。
ベルトを緩めリラックスを★
④睡眠は十分にとっておく
何よりも睡眠は大切。睡眠はしっかりとり、体の調子を整えておくというのは大前提ですねー。
乗ってからすること
①走行中は前方遠くを見る
景色の変化が激しいと、自律神経が失調を乗り物酔いを誘発します。
乗り物の動きに合わせて、体を傾けたりして目と耳の筋肉の動きを可能な限り一致させることが効果的★
②リラックスを心がける
音楽を聴いたり、おしゃべりしたり…。とにかくリラックスすることが大切★
ただし、読書やゲームは乗り物酔いを引き起こす要因となることがあるので避けましょう。
③頭が揺れないようにする
顎をひいて、頭が揺れないようにすることを心がけましょう★
内耳に入っているリンパ液の動きを最小限にすることが、乗り物酔い防止になりますよ。
乗り物の乗る場所
乗り物の乗る位置によっても、乗り物酔い防止に繋がります★
車…助手席
バス…タイヤの上は揺れが大きいためNG。進行方向の見えやすい席に座る。
船…中央など、揺れの小さい席に座る。波ではなく島や水平線など遠くの動きのないものを見るといい。
電車…進行方向に向いて座る。景色が見えやすい場所に座って、遠くを眺める。
飛行機…景色の見えない翼部分や揺れの大きい席は避ける。
三半規管を鍛えてみよう
乗り物酔いを防ぐためには、三半規管を鍛え、平衡感覚を養うことが大切★
前転・後転などのマット運動や、トランポリン、ブランコ、滑り台などの子供の遊びは、三半規管を鍛えるのに持ってこい★
目をつぶって、後ろ歩きをするだけでも鍛えることができますより
また、苦手だからといって乗り物を避けるのではなく、乗り物に慣れることも必要。
無理のない範囲で訓練できるといいですね。
乗り物酔いにオススメの食べ物や飲み物
乗り物に乗っている時に、乗り物酔いを防ぐために必要な食べ物や飲み物。
オススメの食べ物は、キャンディやチョコレート、ガム。
血糖値を高め、脳を目覚めさせてくれます。
ミント系であれば口の中もサッパリ★
飲み物のオススメは、胃の不快感を軽減してくれるペパーミントや、吐き気を抑える生姜を使った飲み物。
生姜のはちみつ漬けなどを入れた紅茶や、ハーブのジンジャーティなどいかがでしょうか?
しかし、食べ過ぎ飲みすぎには注意してくださいね★
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
乗り物酔いをしてしまっては、楽しい旅も台無し。
乗り物なしでは外出に制限も出てしまいますよねー。
何とか乗り物酔いせずに、生活したいもの。
なかなか克服できずにいる人もいるかもしれませんが、皆さんが安心して乗り物に乗れる日が来るのを願っています。
ちなみに大人になって頻繁に酔うようになった。急に乗り物酔いするようになった。大人になっても続く…などといった場合は、病気が潜んでいる場合がありますので注意が必要★
ひどい場合には、一度受診をオススメします。
皆さんの健やかに乗り物ライフが送れますように★
最後まで読んで頂きありがとうございました。