12月7日は「クリスマスツリーの日」★
1886年(明治9年)のこの日、横浜・明治屋に日本初めてのクリスマスツリーが飾られました。
この時期になると街中がクリスマスのイルミネーションで煌びやかになりますよねー。
歩いているだけで、何だかワクワクしちゃうのは私だけかなー。
でも、やっぱりキラキラしたクリスマスツリーに遭遇するとテンションMax!
皆さん、自宅のクリスマスツリーはもう飾ったでしょうか?
今回は、「クリスマスツリーの日」にちなんで、クリスマスツリーの由来や意味、同時にこの時期にツリー同様よく目にする「クリスマスリース」についても少しだけプチ雑学をご紹介したいと思います。
なぜクリスマスにツリーを飾るの?
クリスマスはイエス・キリストが生まれた日ですよねー。
でも実際、クリスマスツリーの由来はキリストとは関係なかったー。
クリスマスに木★
きっかけとなったのは、北ヨーロッパに住んでいた原住民。彼らは冬至のお祭りに「カシの木」を飾っていました。
真冬でも枯れずに緑色でいるカシの木は、永遠に枯れることのない命の象徴だとされていたんです。
その原住民たちにキリスト教を布教しようとしたキリスト教徒によって、カシの木はもみの木にすり替えられていき、木の頂点がキリストで下の2つの頂点が人間の精霊だと教えられたのだそうです。
そしてこれがクリスマスにも飾られるようになったことで「クリスマスツリー」になったんだとかー。
確かにもみの木の方が、見栄えはいいかなー。
まー。クリスマスツリーは、同じ常緑樹であれば、もみの木以外でもいいそうです。
飾りにも意味がある
クリスマスツリーといっても、人それぞれイメージする飾りって違うのかな?
実際、シンプルなものから、色んな装飾がされていたり、光っていたり…。
かわいらしいものからお洒落なものまでたくさん街でみかけますよねー。
でもあれは可愛いだけで飾ってるものではないんです。
実は飾りの一つ一つにも意味があるってご存じでしたか?
そこで、いくつかご紹介しましょう★
飾りの意味①星
クリスマスツリーの一番上に輝くトップスターは、キリストの誕生を「東方の三博士」に知らせた希望の星「ベツレムの星」が由来。
「輝き」や「希望」を意味し、人々を導くような大きく目立つ星は縁起がいいとされ、クリスマスツリーの頂上を飾っています。
飾りの意味②ベル
キリストの誕生を知らせるために使ったベル★
喜びのベルとされ、邪気払いの意味も込められています。
飾りの意味③リボン
可愛いだけと思っていたリボン★
実は「永遠の結び」という願いが込められているんです。
知らなかったなー。
飾りの意味④ステッキ
よくカラフルな模様で一瞬飴なのかと勘違いしてしまうステッキ★
あれにもちゃんと意味があるのです。
羊飼いが迷った羊を群れに連れ戻す際にステッキを使ったことから、聖書でキリストは度々羊飼いに例えられています。
ステッキには「助け合い」という意味があるのだそうです。
飾りの意味⑤ボールに見えるリンゴ
ボールや玉に見えるやつ。あれは実は「リンゴ」★
この時点で、意味も知らずに飾っていたなーなんて反省するのですが、リンゴはアダムとイブにも出てくる飾り物。
知識の木の実とされ、「豊かな実り」「幸福」を意味しているのだそうです。
たくさんつけたいですねー。
飾りの意味⑥靴下
クリスマスと言えば、靴下の飾りをよく見かけますが、ツリーにもつけることありますねー。
なんで靴下なんだろうって思ったことありませんか?
靴下は、サンタクロースのモデル、聖ニコラスが貧しい家に硬貨を投げ込んだ際、たまたま靴下に入ったことが由来なんだそうです。
たまたま?たまたま靴下に入るってすごくないですかーwww
クリスマスリースの由来
さて、クリスマスツリー同様この時期よく目にするものクリスマスリース★
実はこのクリスマスリースの由来もキリストとは関係ありませんでしたー。
リースが生まれたのは古代ギリシャ★
勇者とみなされたり、王様や花嫁に贈られるなど特別なお祝いの時に使われていました。
輪は「永遠」「新年の幸福を祈る」「始めも終わりもない永遠に続く神の愛」という意味を持ち、新年を幸福に迎えるための飾りとして年末に飾るのが良いとされているんです。
魔除けの意味があり、玄関などに飾るのが良いそうです。
ちなみに飾りとなっているリンゴやぶどうのツル。リンゴやぶどうは収穫の象徴とされていて、そのツルが使われているということで、豊作祈願の意味を持つとされているんですって★
クリスマスリースはキリストの誕生よりも、気持ちが来年に行っちゃってますねーwww
まとめ(イラスト)
いかがでしたか?
12月はクリスマスムード一色★
日本ではクリスマスが終わってしまうと一気にお正月の飾りつけに変わってしまいますが、キリスト教の風習によるとクリスマスの準備はクリスマスから数えて4つ前の日曜日から1月6日までとされています。
実はキリストの誕生日は1月6日だとされていて、この1月6日を「エピファニー=公現日」としているんです。
なので、お正月開けてクリスマスツリーが玄関に飾られていても、それは間違いじゃありませんよー。
むしろ正解★
意味もあまり理解せず、お祭り便乗で楽しんじゃうのも悪くはないけど、ちょっと意味を知るだけで深い意味を持つイベントとなるのも間違いないですねー。
さー。クリスマスシーズン★楽しんじゃいましょー。