10月19日は、「バーゲンの日」★
1895年(明治28年)、東京駅の上にある大丸呉服店が冬物大売出しを開催した日。これが、日本で初めてのバーゲンだと言われています。
でも実は呉服の安売りは、江戸時代からあったそうです。
今の時代、季節の節目に行われるバーゲンはもちろんのこと、年中どこかしらでバーゲンセールは行われていますよねー。
「バーゲン」と同等に「クリアランス」なんて言葉も使われるようになりました。
「バーゲン」と「クリアランス」はどうちがうの?
普段何も考えずに目にしていましたが、実は違うんです。
「セール」という言葉も含め「バーゲン」「クリアランス」の違いをまとめてみました。
また、バーゲンに関するプチっと雑学ご紹介★
「セール」「バーゲン」「クリアランス」の違い
「セール」や「バーゲン」、「クリアランス」など、商品を安く買えるチャンスに変わりはなく、意味も同じでしょー。と思ってる人。
確かに日本では同じように使われることが多いのですが、せっかくなので正しい意味を理解しておきましょー。
セールとは
セール(sale)とは、「販売」「売買」「売れ行き」「売上」「安売り」のこと。
日本語においては、「安く売ること」「値下げして売ること」という意味です。
クリスマスセール、タイムセール、閉店セール、ガレージセール、セール品などと言いますよね。
バーゲンとは
バーゲンとは、bargainを、元とする外来語。「売買契約」「取引」「協定」「安い買い物」「特価品」という意味で、微妙にセールに比べて特別感があります。
日本語においては、「特価品販売」のことを「バーゲン 」と呼ぶようになり、バーゲンセール、バーゲン品という形で使用されます。
セール品よりもちょっと限定品ぽさがでますね。
まー。日本ではセールとほとんど違いがないのが実情です。
クリアランスとは
クリアランスとは、clearanceからきた外来語★
clearanceは「取り払うこと」「在庫を一掃すること」「通関手続き」「清算・決済」を意味するのですが、日本語では「在庫一掃安売り」となります。
「クリアランスセール」「クリアランス祭り」なんて使われますね。
「セール」「バーゲン」「クリアランス」の違い
すなわち、「セール」と「バーゲン」にはさほどの違いはなく、「クリアランス」に限っては「在庫を残さないこと」という意味が含まれるのです。
商品の在庫を残さないよう売りつくすことが目的となっています。
なんとも、この辺りの言葉の選択の仕方には、アパレル業界の戦略がうかがわれますねー。
アパレルブランドの現状と課題
それにしてもバーゲンはもはや、初売りだけでなく年中どこかしられで開催されているイベントとなりましたねー。
既存のアパレルブランドでは、こうしたバーゲン競争とUNIQLOなどのファストファッションや、通販サイトの台頭で利益が激減しているのだとかー。
更なるバーゲンの頻繁で悪循環を招いているのだそうです。
日本では年間29億着の衣類が供給されるのですが、そのうちの半分を超える15億着が売れ残りー。
バーゲンや値切れなどによるブランド価値低下をふせぐ為に、売れ残りのほとんどが廃棄処分ー。
その量は100万トンにも及ぶのだそうですよ。
勿体ないー。
また、半年以上も前にトレンドを予測し、トレンドとなるものは2倍生産されます。
そんな無駄なことー。環境問題もあり、リサイクルシステムを構築中というわけです。
ブランドのタグをとって、安く売るお店で売るーなんて方法も。
確かに、なんかすっごく安くなってるけど、このメーカー知らないなーなんてものも多いですよね。
ブランドイメージって難しいんだなー。
私はいつでも好きなブランドが安く変えるなら、バーゲン品を常に置いておいてくれたらいいのにーなんて思っちゃいますけどねー。
アパレル業界も大変です。
まとめ(イラスト)
まー。そうはいってもやっぱりバーゲンやセールは、ワクワクしちゃいますよねー。
買うつもり全然なかったのに、人が群がっているとなにを売っているのかなー?って覗いてみたり…。
気づいたら、私も買っちゃおうかなーなんてwww
大勢の人が集まっている商品には、それだけの価値がある、きっと掘り出し物だろう。早く買わないと他の人に遅れをとってしまうかのようになる心理状態。
これを「同調行動」って言うらしいですよー★
必要がでないものまで買ってしまうw
ついつい買いすぎてしまうーw
本当に必要なものを、よく考えて買えるよう強い心が必要ですねーwww
ちなみに、セールやバーゲンでお得な買い物をできる狙い目は「商品が入れ替わる時」。
アパレル業界に限らず、たまにスーパーなどにおいての食品などにおいても同じことが言えますねー。
あー。こから冬にむけて、バーゲンの季節になりますねー。是非、楽しいお買い物+お得なお買い物ができますように★