12月1日★「世界エイズデー」AIDSは治る?正しい知識と偏見のない世界へ

こんにちは。

最近めっきりテレビを見なくなった「なかマケ」さっぴぃです★

12月1日は「世界エイズデー」★

世界レベルでエイズ(AIDS)の蔓延防止と患者・感染者に対する差別や偏見の解消を目的WHO(世界保健機関)が制定した記念日です。

テレビを見なくなった私の情報源の1つ、YouTube★

先日見た動画では「私、こう見えてAIDSなんです。」と明るくAIDSについて話をしていた方がいました。

苦労はあるだろうに、正しい理解を求めて自分の病気について話をする姿はただただ尊敬★

エイズ(AIDS)とは、後天性免疫不全症候群という病名な略語。

1981年に初めて確認されたヒト免疫不全ウイルス(HIV)というウィルスに感染することで発症する病気です。

私が子供の頃は、それは恐ろしい病気で感染したら死に至るというイメージが強く刷り込まれる病気でした。

しかし近年では、内服薬によってAIDSの発症をコントロールすることができると言われています。

日本においても、近年1500人前後がAIDSを新たに発症

身近な病気として、正しい知識対処法を勉強してみませんか?

そんな今日は、簡単にAIDSについてのお話★

  • HIV感染とAIDSは違う
  • どうやってHIV感染するの?
  • AIDS発症までの経過
  • 感染を防ぐたための具体策
  • AIDS発症はコントロールできる

HIV感染とAIDSは違う

始めに、HIV感染とAIDSの違いをお話しておきますね。

HIV感染≠AIDS

HIV感染とは冒頭でも述べたように、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)というウィルスに感染した状態の人を言います。

いわゆる保菌者

HIV感染の状態であれば、内服によってウィルスの増殖を防ぐことができ、AIDSの発症を塞ぐことができます。

AIDSとはHIV感染に気づかず、発症にまで至ってしまった後天性免疫不全症候群のこと。

AIDSはその名の通り免疫不全に陥る状態のことで、肺炎悪性腫瘍など国の指標疾患というものを発症し、AIDSと診断されます。

厚生労働省のリンクを貼り付けておきますので、指標疾患はそちらでチェックしてみてくださいね。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-07.html

どうやってHIV感染するの?

感染経路は主に3つ★

  • HIV感染者との性行為
  • 不衛生な輸血や注射器具の使い回し
  • HIV感染した母親の胎盤、産道、母乳からの母子感染

HIV自体は、とても感染力の弱いウィルスです。

HIVを含む精液・膣分泌液・血液などが性行為によって相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口から体内に入り感染します。

そのため、肌が触れ合う程度では移りません。

空気感染もしません。

唾液で移ることもないため、フレンチキスをしたり缶の回し飲みも問題なし。

握手はもちろん、ハグをしても一緒にお風呂に入っても感染することはないと言われています。

もちろん互いに傷や出血がないことは前提になりますが…。

AIDS発症までの経過

HIV感染してからAIDS発症までの経過を簡単にご紹介★

HIVに感染すると免疫力が下がります。

そして数週間以内インフルエンザのような症状(発熱・筋肉痛・頭痛など)が…。

これが感染初期。急性期ともいいますね。

しかしこの段階では、HIV感染を疑う医者は少ないでしょうね。

インフルエンザの検査はしたけど、HIVの検査はしなかったということに…。

もし心当たりがある方は、この段階で検査を依頼した方がベスト★

早めに治療をすればしただけ、AIDS発症はコントロールできます。

このまま気づかず放置していると、「無症侯期」と呼ばれる自覚症状が出ない期間が数年続きます。

そして知らぬ間に、免疫力は下がり続け、健常者であれば感染することの無い感染力の弱い病原性の微生物(緑膿菌やヘルペスウィルスなど)に感染したり(日和見感染)、先に述べた指標疾患に感染するとAIDSと診断されます。

感染を防ぐたための具体策

とにかくHIVに感染しないのが1番ですよね。

予防としては

  • 性的接触→コンドームを正しく使用。安全な性行為の理解
  • 血液→血液が付着した器具の共用はしない。血液に直接触れない
  • 母子感染→母親の投薬。粉ミルクで育てる。

などが有効★

HIV感染者においては、薬を内服することで普通の生活を送ることができます。

子供を安全に出産することもできるし、育てることもできますよ。

AIDS発症はコントロールできる

ということで、繰り返しお伝えするように、HIV感染の段階であれば内服薬が有効。

ウィルスな増殖を防ぐことができ、AIDSの発症を防ぐことに繋がります。

HIV感染には抗レトロウィルス治療薬(ART)が効果的★

副作用が少なく治療効果が高いのだそう。

AIDSを発症すると、もちろんこの治療が施されますが、指標疾患に対しての治療が加わる面で更なる治療が要するようになるというわけ。

発症前の方がコントロールしやすいので、HIV感染の時点で気づくことができるよう、自身でも日頃から意識しておいた方がいいですよね。

まとめ(イラスト)

12月1日「世界エイズデー」★

HIV感染をしても内服でAIDSの発症はコントロールできます。

感染に気づかず、大切な人へ感染させてしまうかもしれない。

コンドームの着用や、正しい性行為を★

HIVは空気感染や皮膚感染、唾液による感染もしません。

いらぬ差別はやめましょう。

HIV感染の蔓延防止および、感染者への偏見や差別がなくなる世の中になりますように。

最後まで読んで下さりありがとうございました★

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