11月30日「絵本の日」★おすすめの絵本&絵本作家には?

11月30日は「絵本の日」

1986年(昭和61年)11月30日に近代絵本の先駆けとなった「絵本論」が初版発行★そのことにちなんで、子供向けの歯科医院や絵本や図鑑の民間図書館を運営するビブリオキッズ&ビブリオベイビーが記念日に制定したそうです。

そんな「絵本の日」にちなんで、私が今までで影響を受けたおすすめの絵本をご紹介★絵本作家になるにはどうしたらいいかを簡単に説明します。

おすすめの絵本①「こんとあき」

まず初めにご紹介したい絵本は、林明子さんによるミリオンセラー作品「こんとあき」★(1989年 福音館書店出版)

女の子「あき」と、彼女のおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ「こん」とのストーリー★

こんのほころびた腕を直してもらおうと、おばあちゃんに二人で会いに行くというお話で、二人の冒険を通しての友情などが何とも言えない温かさで描かれています。

林明子さんと言えば、共著者「はじめてのおつかい」も有名ですよね。私が子供の頃によく読んだ絵本。

しかも、私が人生において一番読んだと思われる「きょうはなんのひ?」も彼女が共著者の作品でしたー。

いずでも、ハラハラドキドキ★上手に子供心をくすぐる作品となっていて、必ず最後にホッコリさせちゃうー。

また、彼女の温かいタッチの絵が最高★

絵本はやっぱり挿絵が重要ですよね。

いもうとのにゅういん」は私の姉が大好きでした。

そんな彼女の代表作品の中で、この「こんとあき」を一押しする理由。

それは、本を自ら読まない我が子が初めて自分で選び、読んだ本であること。

そして、感情をあまり口にしない我が子が、初めて本を読んで「やばい。泣きそう。感動した。」と口にしたんです。

大人になってみると、何がいいのか、何をその本は伝えようとしているのか、頭で考えるようになるんですよね。

自分が読んで育った絵本たちにもその意味を見つけてきました。

それらの本に比べてしまうと、大人になってしまったせいか、インパクトが少ない気もしたんですよ。

でも、確実に我が子はその中から絵本が伝えようとしている温かい気持ちを感じ取ることができたのです。

ミリオンセラー★納得の作品です。

感情が薄いなーと思っていた我が子ですら、感情をゆすぶられたわけですから。

ぜひ子供の情緒を成長させたいと思う方におススメです★

おすすめの絵本②「あおくんときいろちゃん」

おすすめの絵本その②。レオ・レオニ作、藤田圭雄訳の「あおくんときいろちゃん」(1967年至光社出版)

これまた有名な絵本ですよね。

とある書店で、久しぶりに見かけてとてつもなく懐かしい感情を抱きました。

手も足もない、ただ色をちぎっただけのようなあおくんときいろちゃんが絵本の主人公。

絵本は絵が大事なんて思っていた私ですが、大人になって再開したその絵本のクオリティに、とてつもない感動を抱いたのを覚えています。

仲良しのあおくんときいろちゃんが、遊んでいたら緑になっちゃって…。

自分たちのお父さんやお母さんに自分の子じゃないなんて言われてしまうんです。

いっぱい泣いたら全部涙になっちゃって、またあおくんときいろちゃんに戻ることができるのですが、これまたシンプルでありながら奥が深い。

色だけでこのストーリーが表現できることに驚き、物語から生まれる自分の様々な感情にびっくりでした。

我が子にも読ませてあげたいと、購入し読んではみたものの…我が子には響かなかったようで…。

絵本って難しいなーと感じた瞬間でもありました。

大人にこそ読んでもらいたい、純粋な気持ちを取り戻せる一冊です。

絵本作家になるには?

絵本作家の仕事

絵本作家の仕事はその名の通り、絵本を描くこと。

絵だけの人もいれば、ストーリーだけの人もいます。しかし、生計を立てていくなら、絵と文章の両方を手掛ける人となるでしょう。

原稿料や印税もふえるし、「絵だけ」「ストーリーだけ」のお仕事を引き受けることもできるからです。

絵本作家の世界は厳しく、イラストレーターや著述家などの兼業をしている人も多いのだそうです。

有名になれば作品がグッズになったり、アニメ化されたりすることも夢ではないですよねー。メディアからのインタビューなんか受けるほどにもなれば、収入もアップしますよー。

絵本作家への道①絵本の賞に応募

様々な出版社が作品を募集しています。

倍率は高いですが、一番の王道コースと言っても過言ではありません。

絵本作家への道②絵本作家の養成講座に通う

出版社・現役絵本作家が主宰する絵本スクールに通うという手段。

編集者とのコネクションができるということだけでなく、現役の編集者や作家から直接アドバイスなんかももらちゃったりします。ただ、入塾費や費用がかかるー。

絵本作家への道③自費出版

お金はかかるけど、自分の力で出版させちゃう自費出版

ヒットすれば出版社からお声がかかり、専業作家になるなんていうのも夢じゃないー。

今の時代は、ITの知識があれば安価に自費出版できちゃう「電子出版」なんていうのもあります。

これからは、自分の作品をアピールできたもの勝ちなんて考えもありますから、自分から売り込むのも手かもしれませんね。

まとめ(イラスト)

いいかがでしたか?

なかマケもいつか絵本を出したいなーなんては考えてはいるんです。

でも、本当に絵本難しいー。

優しい絵も描くことできないし、文章を考えるのも難しいー。

思いだけが空回りー。

自分の好きな絵本と自分が描ける絵本とではギャップがありすぎるー。

でも、何事もやってみないとわからないですよね。

皆さんも、素敵な絵本に巡り合えますように。

そして素敵な絵本を描く日が来ることを願って★

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