知らなかったお香のアレコレ★正しいお線香の備え方★1日1つ賢くなるプチ雑学

4月18日は「お香の日」

日本書紀の中に、「595(推古天皇2)年の4月。淡路島に、香木が漂着した」と記録があり、それが日本における最初のお香だとされています。

」の字は、「一」「十」「八」「日」分解でき、「18日」と解釈が可能なことから、全国薫物線香組合協議会が4月18日に記念日を制定しました。

漂着した香木を見つけた島民が、香木を燃やすと良い香りが一面に広がり驚いたのだそう。

そして、貴重なものに違いないと、朝廷に献上。

その後木箱や小さな仏像が香木から作られるようになったのだそう。

あの聖徳太子も献上された香木から観音像を掘ったといわれています。

そんな「お香の日」にちなんで、1日1つ賢くなるプチ雑学★

知らなかったお香の種類

お香が香るのはなぜ?

お線香の意味と正しいお備えの仕方

について簡単にご紹介★

知らなかったお香の種類

香りと言えば、アロマオイルや、香水などを思い浮かべる人も多いかと思いますが、中にはお香が好きという人もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、残念ながら私の周りにお香好きの方がおらず私自身あまりお香について知りませんでしたー。

お香は、目的によって香木・線香・ねり香・塗香・抹香・焼香・匂い香といったものに分類されているのだそう。

線香しか知らなかったーwww

塗香は、体に塗って体臭を消し身を清めるためのもの。

匂い香は、タンスの中に入れたり車の中で使用するなどして香りを楽しむもの。

香炉を用いるものから、そのままの香りを楽しむものまで、形も用途も様々。

お墓参りなどで使う線香しか知らなかった私には、ちょっと驚きでしたー。

お香が香るのはなぜ?

お香の成分は、50%が香原料のスパイス

白檀やシナモン、スターアニスやパチョリなど。

残りの50%が椨(タブ)やしなの木の樹皮で、お香のを作る役割と種火の役割をしています。

香りは煙が臭ってると思われがちですが、実は燃焼し煙に混じって出てくる香りに加え、燃焼している少し下の部分のスパイスが間接的に温められ放出する香りとがあるんです。

もちろん、先にも述べたようにお香の中には燃焼させなくても香るものもあります。

様々な成分が配合されているんですねー。

お線香の意味と正しいお備えの仕方

日本人にとっては、恐らく最も馴染みのあるお香。「お線香」★

線香の歴史は古い

線香の歴史は古く、釈尊が誕生される以前から竹を軸にして作った竹芯香というものがあったそうです。

線香の発祥は、インド

時を測る道具、いわゆる時計としてインドでは使われていました。

仏教ができ、釈尊の入寂後に霊前にお香が用いられるようになり、仏教でもお線香が使われるようになったのだとかー。

仏前にお線香が備えられる3つの理由

お墓参りや仏前でお線香を備えるには3つの理由があると言われています。

①故人の食べ物になる

死後の人間が食べるのは匂いだけ善行を行った死者良い香りを食べるとされている。

②自分自身の身を清めるため

仏教が生まれたインドでは、高貴な人に接する際は必ずお線香を焚く作法あるのだそう。

これは、仏様が説教の中で、日常でいつの間にか汚れてしまった心を清めるためにお香を焚いて清めるよう説いたからだと言われています。

香には気分を安らげる鎮静効果があります。

お香を焚いて、無の境地になり祈念をこめてご先祖さまとお話をしましょーということもあるようですね。

確かにお墓参りの際に、お線香の匂いを嗅ぐとちょっと気持ちが洗われるような気がします。

③煙があの世の故人と私たちの橋渡し

また、お線香の煙があの世の故人と私たちの繋げてくれる橋渡しの役目となっているとされているのです。お線香の香りがしみついた服の匂いを嗅ぎながら、何とも言えない安堵感に包まれるのは私だけでしょうか。

匂いというものは不思議なものですね。

お線香の火に息を吹きかけない

よく、お墓参りに言った際や仏壇に手を合わせる時、お線香の火の消し方についてよく親に「息を吹きかけない」と言われたものです。

そのため、昔から手で消す習慣は身についているのですが…その理由ご存知ですか?

口は全ての災いのもと」とされ不浄とされているんですって★

なるほどー。納得ですねー。

備えるお線香は何本?

仏前にてお線香の備え方は、宗派や地域によって異なります。

立てるのが当たり前かと思っていましたが、横に寝かせる宗派もあるってことを、大人になって知りました★

実は備える本数もあるにはあるって知ってましたか?

仏・法・僧(ぶっぽうそう)」の意味をこめて3本が良いとされているところが多いそうです。

ただし、宗派によって1本や5本、7本でも良いとする所もあり、正式な本数の決まりがないこともあります。

また、宗派によってお線香を折らないところと、1本を2本に折って備えるところとあるのだそう。

お墓参りなどの際は、きちんと宗派などは確認しておくとが必要かもしれませんね。

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

意外と知らないお香の常識★

私は毎月お墓参りに行っている身にも関わらず、お線香の意味すら知らなかったーw

アロマオイルもいいけれど、お香もいいなーって思ってきました★

生活の一部にお香を取り入れてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございました★

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