「ちくわ」と「ちくわぶ」の違いって何?おでんに関するプチ雑学

こんにちは。

働きながら、育ち盛りの我が子の食欲に日々頭を悩ませられる「なかマケ」さっぴぃです。

最近、急に寒くなりましたねー。

寒くなると食べたくなるのが「おでん」★

たまには家で作ってみるかーなんて思い、家でコトコト煮込んだわけです。

そしたらやっちまったー。

子供のために温め直したら、火を消すのを忘れてしまい気づいたら汁がない!

焦がしましたよー。

大量に作ってしまったのにー。

そんな今日は、おでんに関するプチ雑学★

・「おでん」は「田楽」を意味する女房言葉が由来

・「ちくわ」と「ちくわぶ」の違い

おでんの具に練り物が多い理由

おでんにつける調味料はカラシ以外もある

についてご紹介★

「おでん」は「田楽」を意味する女房言葉が由来

そもそも「おでん」の由来って何だって話。

おでん」の由来は、串に刺して焼いた豆腐の「田楽(でんがく)」。

もともと「田楽」は平安時代に豊穣祈願のために踊った舞子のこと。

豆腐に串を刺した様子がこの舞を踊っている姿に似ていることからこの食べ物を「田楽」と呼ぶようになったそうです。

そして「おでん」は、室町時代から宮中に仕える女房が使い始めた言葉(女房言葉)。

田楽」に上品な言葉使いとして「お」をつけたそうで、「お田楽」というようになり、それが省略され「おでん」になったそうです。

「田楽」というとコンニャクをイメージしますが、昔は豆腐を意味していたんですねー。

豆腐が串に刺さったものを焼いたものだけの「おでん」。

江戸時代になると屋台でも売られるようになり、具材も増えて、コンニャク・里芋・ナス・魚…と豆腐以外にも売られるようになったのだとかー。

ここでコンニャクが出てくるわけですねー。

江戸時代後期になると、醤油の製造が千葉県の銚子や野田中心に盛んになり、醤油で煮込んだ「おでん」が誕生したというわけ。

「おでん」はその後関西にも伝わり、進化をとげ、今は地域によって様々なおでんが食べられるようになりましたね。

今となっては身近なおでん。

歴史を感じながら寒い冬に食べたいー。

「ちくわ」と「ちくわぶ」の違い

ところで、皆さんの好きな「おでん」の具って何ですか?

私は「ちくわぶ」。

おでんの具で上位にあがってくる「ちくわぶ」ですが、実は関西では知らない人も多い。

「ちくわ」じゃなくて?と思う人も。

「ちくわ」は白身魚のすり身

ちくわ」は、白身魚のすり身を使った練り物のことを言います。

「ちくわ」は漢字で書くと「竹輪」★

ちくわが竹の切り口に見えることか由来なんだそうです。

ちなみに昔は「ちくわ」のことを「かまぼこ」と呼んでいたそう。

確かに材料同じですもんねー。

今は、後から作られたあのいわゆるピンクと白の板にのった白身魚のすり身が「かまぼこ」と呼ばれ、もともと「かまぼこ」だった「ちくわ」が改名されたという話。

「ちくわぶ」は小麦粉

ちくわぶ」とは、小麦粉に塩を入れて練り上げたもの

漢字で書くと「竹輪麩」。

ちくわ」の形をしたお麩が由来となっています。

お麩というよりは、うどんすいとんに近い感じ。

発祥は関東ですが、実は起源がはっきりしないw

江戸時代の「おでん」に小麦粉を練った物が入っていたのが由来とする説。

関東大震災の際、関西から来た人たちによって被災地で振る舞われた「関東煮(かんとうだき)」。

その際、京都では欠かすのとのできない生麩がなかったため小麦粉で代用したものが由来とされる説。

こんなに関東では人気の具材にも関わらず、起源がはっきりしないだなんて…。

余計に興味そそられちゃいますw

おでんの具に練り物が多い理由

ところで、おでんの具って練り物多いの気になりません?

魚のすり身が形を変えただけで、結果同じものじゃん!

って、いつも突っ込みたくなるーw

なぜ魚のすり身の練り物が多いのか。

理由は4つ★

  • 煮込んでも型崩れがしない
  • 煮込むほど美味しさを増す
  • 煮込んでも硬くならない
  • 練り物からダシが出る

煮込めば煮込むほど美味しくなる「おでん」★

今回、焦がして思いましたが大根は煮すぎたら、食べられなくなるくらいしょっぱくなりましたー。

確かにお肉は硬くなりますよねー。

牛すじとかならいいけど…。

そう考えると練り物最強★

ウィンナーやゴボウを優しく包んでみたり、がんもは豆腐だけど、細かい野菜たちをまとめてくれたり…。

練り物がおでんにいい理由がわかるー。

他の鍋料理のように、作ると一度に食べきれない時ありますよね。

何日かかけて食べなくちゃいけなかったり…。

何度も煮ることを考えると、練り物の有難みかわかりますw

おでんにつける調味料はカラシ以外もある

ちなみに、おでんにつける調味料といえば「カラシ」が王道?ですが、他にもつけるとおでんが美味しくなるものあるんです。

味噌ダレ」や「柚子胡椒」は結構人気★

味噌ダレコクが出ると言われ、柚子胡椒はおでんにメリハリを生み、爽やかさを演出してくれるー。

静岡では、「だし粉」が有名ですよね。

出汁の味が更に濃くなり、美味しくなります。

青森だと「しょうが味噌」をつけるのだとかー。

マヨネーズわさびコチュジャンもおでんには合うらしいー。

味変しながら、おでんを楽しんでみてはいかがですか?

まとめ(イラスト)

寒くなると「おでん」が食べたくなります。

おでん」の由来が、豆腐に串を刺して焼いただけのものだったとはー。

ちくわぶ」を知らない関西の人たちにも、ぜひ「ちくわぶ」を試して欲しいー。

炭水化物をおでんで摂取できますwww

練り物は型崩れしない王者★

カラシ以外の調味料をおでんにつけて、召し上がってみてー。

ちなみに「おでんの日」は、2月22日

「ふー(2)ふーふー(22)」の語呂合わせからなんですってw

そして、「ちくわぶの日」もあるー。

10月10日。

「10」がちくわぶの棒と穴に見えるからー。

どうぞ「おでんのプチ雑学」に★

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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