【ナチュラルクリーニング】重曹•セスキ炭酸ソーダ•アルカリ電解水•クエン酸の違いとは?

ステイホームがこうも続くと、気になるのは我が家の汚れ★

掃除をやりたくなる人多いのでは?

やたらと掃除グッズだけ増えちゃって…。

そんな中、久しぶりに100円ショップに行ったわけなんですよ。

そしたら、驚き!掃除コーナーにはナチュラルクリーニングと呼ばれる環境に優しい洗剤たちがズラリ★

こんなに種類ありましたっけ?

そんな今日は、100円ショップでも手に入るナチュラルクリーニングの商品たち(重曹•セスキ炭酸ソーダ•アルカリ電解水•クエン酸)の違いを簡単にご紹介★

重曹とセスキ炭酸ソーダとの違い

重曹とは炭酸水素ナトリウムのこと。

セスキ炭酸ソーダとは、その炭酸水素ナトリウム(重曹)と炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)で構成されたもの。

どちらも「アルカリ剤(弱アルカリ性)」です。

合成界面活性剤(石油系合成洗剤)よりも環境に優しいのが特徴★

重曹とセスキ炭酸ソーダとの違いは大きく2つ★

①セスキ炭酸ソーダの方がアルカリ度が強い

アルカリ度が強ければ強いほど、油汚れなどの酸性の汚れに対しては効果的だと言われています。

その分、手肌などへのダメージも強くなるので注意が必要。

重曹よりもセスキ炭酸ソーダの方がアルカリ度が強いため、アルカリ度からすれば油汚れには強いということになります。

②セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすい

重曹は粉っぽいのに対し、セスキ炭酸ソーダはサラサラしていて結晶状であることが見てわかります。

そしてそのサラサラしたセスキ炭酸ソーダは水に溶けやすい!

スプレーボトルを使用して、気になるところへシュッシュできちゃう。吹きかけて拭いた後も残りません。

しかしその反面、水を加えるとすぐに溶けてしまうため、クレンザーのように固くなった汚れを研磨する効果はないー。

一方重曹は、クレンザーとしては優秀

磨いて落としたい油汚れには重曹の方が良いでしょう。

こびりついた汚れを剥がして落とすなら重曹を。

セスキ炭酸ソーダは水に溶かしてスプレー状にして、キッチン回りの油汚れをこまめに拭き取るのがいいですねー。

セスキ炭酸ソーダは染み抜きや消臭スプレーにも効果あり

セスキ炭酸ソーダ汗や皮脂汚れにも効果あり★

ランドリーボックスや生ゴミの消臭としても使うことができます。

困った汚れに対してはつけ置き可能。

その際は、ぬるま湯1ℓに対し小さじ2〜3のセスキ炭酸ソーダを溶かし、1時間以上つけましょう。

柔らかいスポンジなどでもみ洗い後、軽く洗い流し、その後通常の洗濯を行えばOK★

スプレーボトルで使用する場合は、1〜2週間で使い切るようにしましょう。

アルカリ剤が使用できないもの

アルカリ性に弱い素材には、重曹もセスキ炭酸ソーダも適していません。

アルミ、銅、白木、大地石、畳などの天然素材には使わない方がいいでしょう。

ウールやシルク、皮革。宝石やガラス、漆器や木製家具などにおいても輪じみができる可能性があるため、使わない方が無難。

洗濯に使用する際は、素材を確かめて使用してくださいね。

また、アルカリ剤はアルカリ性の汚れには効きません。

水垢やトイレの汚れはアルカリ性。同じ性質のため効果がないんです。

トイレや浴槽、キッチンシンクは後でご紹介するクエン酸が効果的★

アルカリ電解水とは

重曹やセスキ炭酸ソーダと共に100円ショップにも並ぶようになったアルカリ剤「アルカリ電解水」★

その名の通りといった感じですが、これもまた水からできているから環境に優しいと言うことで、ナチュラルクリーニングに使われています。

重曹やセスキ炭酸ソーダと同じアルカリ剤。

しかも重曹やセスキ炭酸ソーダの中では1番アルカリ度が高い!

それだけ油やタンパク質に強いということ。

そして、手肌を侵す力も強いということ。

長時間の使用は肌荒れの原因となり、粘膜へに刺激も強くなるため、口や目に入ると危険です。

使用の際は手袋をして、できればゴーグルもあると安心ですね。

重曹やセスキ炭酸ソーダとは異なり、2度拭き不要。

重曹やセスキ炭酸ソーダでは落ちない汚れと闘う時の使用になりますかねー。

トイレや浴槽にはクエン酸

同じようにナチュラルクリーニングの代表格クエン酸★

クエン酸だけは別格。

なぜなら、酸性成分だからー。

レモンなどの柑橘系や梅干しなどに含まれる酸味の素「クエン酸」★

他のアルカリ剤とは異なり酸性のため、手垢や水垢に効果を発揮します。

セスキ炭酸ソーダ同様、消臭効果もありホームクリーニングでは洋服の黄ばみ予防に使用できちゃう。

シンクなどでは、スプレー状にし使うといいでしょう。

カップ1に対し、クエン酸小さじ1の割合になります。

少量の水を足してペースト状にすれば、頑固な浴槽の汚れもキレイにおちますよー。

ただそんなクエン酸も使えないものが…。

鉄や大理石は変色の恐れがあるので使用不可となっていますー。

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

日頃からこまめに掃除をしている人であれば、重曹とクエン酸でことは足りちゃうかもしれないと個人的には思いますが…。

ちなみにうちには、重曹とセスキ炭酸ソーダ、クエン酸が常備されています。

ちゃんと使い分けできるかなー。

こまめな掃除を心がけようと思う今日この頃。

皆さんも楽しんでお掃除してくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました★

ブログランキング参加しています♪
最新情報をチェックしよう!