2月12日「ペニシリン記念日」1日1つ賢くなるプチ雑学【薬編】

2月12日は「ペニシリン記念日」

イギリス・オックスフォード大学付属病院世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功したことにちなんで制定された記念日です。

ペニシリンとは、1928年(昭和3年)にイギリスの細菌学者アレクサンダー・フレミング博士によって発見された世界初の抗生物質★

実験成功後は、第二次世界大戦中に多くの負傷兵を感染症から救ったと言われている20世紀における偉大な医学的発見の1つですね。

ブドウ球菌を培養中にカビの胞子がペトッと落ちたことにより、カビの周囲のブドウ球菌が溶解。

そのことに気づいたことがきっかけで発見された「ペニシリン」は、アオカビの属名「Penicillium」にちなんでつけられたそうですよー。

そんな「ペニシリン記念日」に1日1つ賢くなるプチ雑学★【薬編】

市販薬の大人はなぜ15才以上?

錠剤はわざと大きくしている?

水以外の飲み物で薬を飲んだらどうなる?

について簡単にご紹介★

市販薬の大人はなぜ15才以上?

市販の薬を内服する際、用法って読みますよねー。

その際、たいてい大人の枠に「15才以上」って書かれているの気づいてました?

15才以上って大人?

普通、大人は20才じゃないの?

15才くらいの体格ならば15才以上の用量飲んじゃって平気?

気になると気になりますよねーw

実は代謝や排泄機能に関する臓器が大人並みに成長する目安の年齢が15才とされているんです。

体が大きくても内蔵の働きは成人並とは限りません

薬を分解し体外へ出すためには、肝臓や腎機能が十分でなければ副作用がでやすくなるのです。

薬の影響を受けやすい脳の発達も大切。

従って、15才に満たない年齢で大人の用量を内服してはならないということになります。

また、年齢ではなく中には体重によって用量が定められている薬もあります。

使用にあたっては、必ず「使用上の注意」をしっかり読んで下さいねー。

錠剤はわざと大きくしている?

錠剤には様々な大きさのものがありますが、実はわざと大きく作られているって知ってましたか?

薬には有効成分というものがあり、その有効成分はわずか数mg

錠剤は、有効成分と体に害のない添加物を混ぜてから圧縮して形成されるのですが、これで仕上げては1粒1粒がまだまだ小さい。

小さすぎると瓶から取り出しにくかったり、落としたら分かりにくいなど影響が…。

ということで、ほとんどの錠剤がわざと大きく作られているのだそうですよー。

一般的に飲みやすいとされているのは、大きさ8mm

でも、たまにコレ大きすぎるよーってやつもありますよねー。

ああいうのは苦味をコーティングしているからなんだけど、時々オエーってなる時ありますwww

水以外の飲み物で薬を飲んだらどうなる?

たいてい、薬は「水で飲んでください」って言われますよねー。

でも、水がない時、目の前にペットボトルのお茶があるしーなんて言ってお茶で薬を飲んじゃうことありません?

私、結構やりがちなんですけどwww

やっぱりアレはダメみたいw

水以外の飲み物による影響を簡単にご紹介します★

カフェイン入りの飲み物(お茶やコーヒー)

解熱鎮痛剤の中には、カフェインによって効果が高まる物質が含まれるものがあります。

そのため、カフェイン入りの飲み物と一緒に薬を飲むと、副作用が出る可能性も高まってしまうのですー。

また、解熱鎮痛剤にはカフェインが入っているものもあり、カフェインの過剰摂取になることも★

睡眠薬などと一緒に摂ると、逆に薬の効果は弱まってしまうー。

これは何となくよめますよねー。

また、うつ病の薬「SSRI」は、カフェインと一緒に摂ると、カフェインの理療作用や中枢神経興奮作用が強く働き、神経過敏になったり不眠に陥ったりするそうですよー。

コーヒーや、お茶にはカフェインだけでなく、「タンニン」も含まれています。

タンニンは、鉄の吸収を阻害してしまうので貧血や疲れやすいといった症状を引き起こすこともー。

カフェイン入りの飲み物には、要注意ですねー。

牛乳

牛乳には、カルシウムが含まれています。

カルシウムは、薬の成分と結びついて薬の吸収を弱めることがあるのだそう★

また、腸で溶けるように作られた薬の場合、腸で溶けるためのコーティングが牛乳の成分により胃の中で溶けてしまい、吸収に影響を及ぼしてしまうことがあるのだとかー。

牛乳は苦味など緩和させそうですが、やっぱり避けた方が無難ですねー。

炭酸飲料

のどごしが良い炭酸飲料

シュワーっと薬も流し込んじゃえーなんて。

しかし、炭酸飲料は消炎鎮痛剤などにおいては、胃腸障害が出やすくなると言われているんです。

また、制酸剤を含む胃薬などは、薬が炭酸に反応し効果が弱まってしまうのだとかー。

やっぱり薬によっては、注意が必要ですね。

グレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースなどと一緒には飲まないで下さい」なんて言われたことありませんか?

免疫抑制剤高脂血症治療剤降圧剤など、一部の医薬品において、薬の効果が強く出たり副作用が出やすくなったりするのがグレープフルーツジュース★

グレープフルーツジュースには、腸での代謝酵素の働きを抑える物質が含まれています

そのため腸で代謝される割合が減り、その結果体内に吸収される量が通常より増えてしまうのだとかー。

同じ柑橘系なのに、オレンジやみかんなどは大丈夫なんですって★

まとめ(イラスト)

いかがでしたか?

薬の効用とか難しいことは、わからないけど、普段お世話になる薬の飲み方などは、正しく知識として入れておきたいものですね。

市販や薬を飲む時などは、ついつい用量といつ飲むかくらいしか見ないという人も多いのでは?

なかなか注意事項まできちんと目を通す余裕無いかもですが、見落として用法守ってないなんてこともえるかもですー。

せっかくなので、効果に期待してお薬ちょうだいしたいですよねー。

是非、これを機会に用法や注意事項に目を向けて見てください★

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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